マガジンのカバー画像

論文・書籍

18
これまで読んできた論文・書籍の感想やまとめ、考察についてのnoteです。
運営しているクリエイター

記事一覧

【論文】中小企業従業員における組織コミットメントの規定要因-組織コミットメントを…

組織コミットメント、という言葉を聞いたことはありますか? ざっくり説明すると、組織と従業…

原田優香
2日前
4

【本】社会科学の考え方-研究の「方法論」を理解する重要性を考える-

私は現在、立教大学大学院のリーダーシップ開発コースに在籍している修士2年生です。今年、修…

原田優香
5日前
26

【本】悲しみの秘儀-悲しみを通じてしか見えてこないものが、 この世には存在する。

随筆家の、若松英輔さんが好きです。 初めて若松さんの言葉に触れた時、自分の身体の体温が少…

原田優香
6日前
6

【論文】営業実習の週報から見る新入社員の学び方の学びと指導員によるその支援-指導…

新入社員へ指導されている方で、こんなことを思ったことはないでしょうか。 今回紹介する研究…

原田優香
8日前
8

【本】チームダイナミックスの行動科学-チーム・モチベーション-

チームワーク、と聞いてどんなことを想像しますか?私はチームワーク、と聞いてワクワクするタ…

原田優香
11日前
8

【本】チーム・ダイナミックスの行動科学-チーム・コミュニケーションの重要性-

私は「チームワーク」が好きです。1人で淡々とタスクやプロジェクトを進めることよりも、誰か…

原田優香
2週間前
15

【論文】職業性ストレスとワーク・エンゲイジメント-個人のワーク・エンゲイジメントは他者に伝染する!?-

ワーク・エンゲイジメント、という言葉は組織開発の勉強をしていると必ず目にするワードです。 従業員のワーク・エンゲイジメントを高めよう!とか 従業員のワーク・エンゲイジメントを高めるには?などなど。 よく従業員満足度(ES)との違いはなにか、と言われていますが、両者の大きな違いは、従業員との関わりが想定されている「対象」です。 ワークエンゲージメントが「仕事の内容」との関わりについての概念であるのに対して、ESが対象としているのは仕事内容、報酬、職場環境などを含めた「企業

【論文】日本における女性起業家のキャリア形成-女性起業家の4つのタイプとは-

東京商工リサーチが発表した「全国女性社長調査」結果によると、2023年の全国の女性社長は61万…

原田優香
3週間前
24

【論文】ストレスの軽減のコツは、労働者のストレスにまつわる知識!?

仕事をしていると、誰もがなんらかのストレスを感じたことがあると思います。 ストレスの定義…

原田優香
3週間前
13

【本】組織と個人の期待値調整の理解に必要な「心理的契約」について。

私は現在、立教大学大学院リーダーシップ開発コースに通学しています。 「日本社会にある全て…

原田優香
1か月前
30

【本】ネガティブケイパビリティ-答えの出ない事態に耐える力は身につけられるのか?-

ネガティブ・ケイパビリティ、という言葉を聞いたことはありますか? ネガティブ・ケイパビリ…

原田優香
1か月前
19

【論文】リーダーが持つ「仕事の信念」の形成プロセスに関する研究-組織文化が信念形…

リーダーシップにまつわる研究は沢山ありますが、今日はリーダーの仕事の信念の形成についての…

原田優香
1か月前
10

【本】サーベイ・フィードバック入門-データが見える化されることがゴールじゃない!-

私は現在、立教大学リーダーシップ開発コースという大学院で組織開発・人材開発の研究をしてい…

原田優香
1か月前
8

【本】セルフ・アウェアネス-誤った内省は、自己認識の妨げになる!?-

セルフ・アウェアネス、という言葉は聞いたことありますか? 心理学者であり、感情知性(Emotional Intelligence:EQ)に関する研究で知られているダニエル・ゴールマン氏の定義では、「自分の感情、長所、短所、欲求、衝動を深く理解すること」とされています。 セルフ・アウェアネスが高い人は、より自信があり、より創造的であり、より適切な判断を下し、より強い人間関係を築くともいわれている。 セルフ・アウェアネスについて、下記の本を元に紹介していきたいと思います。