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こころが疲れたときに読んでほしい本


初投稿です。始めまして、こんにちは、こんばんは。
(朝に読まないでしょう)
まず、この記事を開いていただいてありがとうございます。おそらくタイトルの言葉に少なからず心当たりのある方が今読んでくださっていると思います。いつもおつかれ様です。

何処の馬の骨か分からん奴の労いの言葉が、きっと今辛いであろうひとりの人にとって「どれ程の意味をなすのか、なさないのか」将又「俺か、俺以外か」みたいなところではありますのでふざけていないで早速本題に参ります。私は大真面目です




1 そして生活はつづく 星野源

こちらの本は私が不登校時代に出会いました。人生で一番最低な時期でした。きっかけは私を部屋から出そうと父がドライブに誘ってくれ、田舎のショボすぎるショッピングモールなのかでか過ぎるスーパーなのか線引きを迷うラインのスーパーに連れて行かれたことでした(スーパーなんかい)
本当に両親に対して生きてること、生まれてきたことに申し訳なく思いながら毎日を過ごしていた私にとって『そして生活は続く』と言うタイトルが目に入った時、すごくショックだったんです。「何でそんなこと言うの……」って現実を突きつけられた気持ち。とても小さい本屋さんだったんですが、全体をみて周ることもなく何故かこれだけを手にとって父に買ってもらいました。
星野源のファンでもなんでもない私ですが、私の中ではとても大きな存在の本になりました。読書苦手だったのにすぐ読み終わりました。ここまで書いていると、さぞ真面目なエッセイ本かと思われるかも知れませんが笑いながら読めます。元気のない時におすすめしたい一冊です。ファンじゃなくてもよい



2 燃える水滴 若松英輔

こちらは詩集となります。詩、みなさんお好きでしょうか。それとも苦手でしょうか。
私が思うに、心身が疲弊しだすと活字が読めなくなることってありませんかね。私だけですか、はい。
少数派かもしれませんがそういう方にも、勿論そうでない方にもお勧めしたいんです。難しい本沢山読めば偉い、なんて訳ないですからね。
この本は私が救われた詩集です。荒んだ私のこころに一つひとつの言葉が沁み入りました。
身近な人に共有するのは恥ずかしいです。なのでnoteでたまたま見つけてくれた貴方にだけでも共有させてほしい。詩って本当にこころが穏やかになって、こころの代弁をしてくれたり、こころを肯定してくれるような作用があると思います。素敵な本に出会うと熟、「第一言語が日本語でよかった」「この言葉を空気のように、水のように自分の血にできる日本人でよかった」と思います
(いや、シャーロック・ホームズ好きなんですけど)
1で紹介した本が元気の出る本だとすれば、これは読む人に優しく寄り添ってくれる本だと思います。お守りのようです



この2冊となります。「えっ、それだけ」ってお思いでしょうか。大丈夫です、私も思いました。
咄嗟に誰かのためになるものを書かなくては…という衝動から今回の記事を作るに至りました。
本好きならもう知ってるよってなるかもしれませんね。またそれも一興といたしましょうよ

私が選んだ基準といたしましては、
【どんな方にも読みやすい】です。
ユニバーサルブックとでも名付けましょうか。あ、ユニバーサルハートフルブックはどうでしょう
私は大真面目です(2回目)



本当はこの2冊を別に読んでいただけなくても良いんです。あ、ちゃんと渾身の2冊ですよ。後悔はさせません
ただ読んでいただいているひとりの人にとって、束の間の息抜きにこの記事がなったのなら有り難く思います。

辛いこと、大変なこと、尽きませんよね
気を遣って、無神経な人に刺され、常に何かに追われて。どんな境遇によってしんどく感じてこれを読んでいるのかを私の想像力で補うことができませんが、好きなものを食べて好きな音楽を流し本に助けを求めるなんて過ごし方も悪くないですよ。
寝付きが悪い、不眠に頭を悩ませる方もいらっしゃいそうですね。



たぶん、世界一好きなピアニストです。たぶん
どうぞご拝聴頂けたら幸いです。睡眠時にでも
最後まで読んでいただいてありがとうございます。顔も名前も知らない者ですが(小川は本名)、あなたの幸せをささやかながら祈っています。


皆さまどうぞご自愛くださいませ。


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