ℕ.𝕆.𝕋.𝔼

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職業:自分 趣味:自分 note:自分 一見さん大歓迎!どうかみなさん読んでらっしゃい。見てらっしゃい。

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  • 大切にしたい話

    大切な人の大切な話

  • 【企画記事まとめ】あなたの好きな街(公園)と定番の散歩コース

  • 【企画記事まとめ】寝た子似顔絵大会

    珠玉の名作たち。 まさにダイバーシティ!

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魔法を信じ続けるかい?

うちはこれまで毎年、クリスマスには必ずサンタクロースが来てくれて、息子の欲しいプレゼントを届けてくれていた。 ちなみに、直近の戦績(?)は以下の通りである。 2020年(7歳): 釣り竿セット 2021年(8歳): 任天堂Switch 2022年(9歳): 緑色の自転車 しかし、今年、彼から欲しいものを聞かされたとき、これはさすがのサンタでも無理かもしれない、と正直、思ってしまった。 だって、 「魔法の杖が欲しい!」 とか言い出すんだもん。 ちなみに、それは決し

    • 自分にやさしく

      「ああ、今、自分、何だかすんごい雑に扱われているなあ」 そういうことが続くと、やはり自信は徐々に失われていくよね。 たとえその相手が僕のことをよく知らない人たちだったとしても。 でも、そんな風に自信を失っているときに限って、知人、友人から、まるで小さな花束のような、うれしいお知らせや励ましの言葉が届くんだよなあ。 その人たちは、僕が今、自信を失って、なんだか泣きそうな気持ちになっているなんて全く知るはずもないのにさ。 そして、そのたびに、僕は、 人間という生き物の

      • 昨日、はじめて人に缶コーヒーをおごった

        「それは結局、そちらではよく分からないから、自分で解決するしかないということなんですね」 「はい、分かりました。失礼します。」 ガチャ 「クソッ!」 電話を切った直後、小さくつぶやいたこの一言で、彼の苛立ちややるせなさが嫌というほど伝わってきた。 そりゃそうだろう。 社内の専門部署に助けを求めて、1週間放置された挙句、よく分からない、なんてつれない回答をされたわけだから。 まあ、優秀で、何より真面目な人だから、すぐに冷静で温厚な普段の彼に戻っていたし、きっと何と

        • やっと見つけたんだよな

          3年前のある夏の日のこと 人影もまばらな夜の街を 8歳になる息子を後ろに乗せて 僕は自転車(ママチャリ)を漕いでいた。 確かカブトムシを捕りにちょっと遠くにある公園を目指していたんだっけ。 でも、どうしてだろう。 あのときのことを今だにこんなにも鮮明に思い出せるのは・・・。 そう、あのとき息子は、僕の背中に向かって不意にこんなことをつぶやいたのだった。 「どうして人は、自分がされて嫌なことは人にしないっていう、そんな当たり前のことすらできないんだろう・・・。」

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        記事

          父と子のインサイド・ヘッド

          土曜日 久しぶりに息子と2人で映画を観に行った。 映画館には、バスと電車を乗り継いで、40分くらいかかるのだけど、僕が意識しすぎなのか、それとも息子がもう11歳になるせいなのか、その間、なんだか会話がギャクシャクしているような気がしたのだ。 いや、実際には、バスの中では、息子は彼が今、ハマっているフォートナイトの話をひたすら嬉しそうに話してくれたのだけど、乗り換えた電車の中で、彼だけひとり座らせて、その前に僕が手すりを持って立つというポジショニングになった途端、急に息子

          父と子のインサイド・ヘッド

          僕らの幸せは言葉にできることと言葉にできないことでできている

          金曜日 19時過ぎ  じっとりとした暑さのせいもあり、ヘトヘトになって家に帰る。 けど、晩ごはんがハンバーグだったおかげで割とすぐに元気を取り戻した僕(っておまえはわんぱくか)は、さぁてこれから何をしようか、と思案した。 しかし、テレビは相変わらず壊滅的につまらなかったから、僕はまだご飯を食べ終えていない息子に向って、いつもの感じでこう話しかけた。 「〇〇、スマブラやろうぜ!」 それに対して、息子は、 「お父さん、磯野、野球しようぜ!みたいな言い方になってるで」

          僕らの幸せは言葉にできることと言葉にできないことでできている

          少し早めの夏期講習(親子で受けるヤツ)

          三連休の最終日 早朝、昨晩みんなで仕掛けた昆虫トラップを確認しに3人で宿を出た。 同じ道のりなのに昨日に比べると息子の足取りが明らかに軽いのが分かる。 「やはり期待と興奮は、人を前進させる大きな推進力になるのだなあ」 なんて感慨に浸っているうちに、あっという間に目的地の山に到着した。 なんてことはない。 彼だけじゃなく、僕や妻の足取りも軽くなっていたのだ。 そして、僕たちは朝露でどことなくキラキラして見える山道を急いだ。 しかし、一個目、二個目のトラップには彼

          少し早めの夏期講習(親子で受けるヤツ)

          ありがとう、こちらこそ

          霧雨降る山道を3人で歩く。 ブルーシートで出来たIKEAの大きなバッグを抱えながら。 僕と妻の2人は、とにかくリーダーの彼についていくだけだ。 そして、 「この木は良さそうだね」 と彼が立ち止まったら、その袋から彼がこの日のために作ったスペシャル昆虫トラップを取り出して、それを木にセットするのを手伝うのだ。 この初めての3人の共同作業は思いの外、息がぴったりではかどったから、持ってきた4つのトラップもあっという間に取り付け終わった。 「ミッションコンプリート!」

          ありがとう、こちらこそ

          ラジオ番組風配信「N.O.T.Eのジェットスクリーム」Vol.2

          前回に引き続き、皆さまお待ちかね?の2回目の収録をお届けします。 なおプライバシー保護の観点で今回も有料設定にしていますが、聴いていただいた方には記事にサポートさせていただくかたちでキャッシュバックさせていただきます。 それでは、早速、四の五の言わずに リッスントゥーザレイディオ!

          ラジオ番組風配信「N.O.T.Eのジェットスクリーム」Vol.2

          昔の自分と喋っていた

          先週末、とある事情があって、双子の弟が両親と一緒に上京してきた。 ちなみに弟は気づいたらすぐにひとりでどこかにいなくなるタイプだったから、勝手知ったる地元ならともかく、まったく土地勘がない場所だとやはり心配だから、僕はなるべくそんな彼に付き添うようにしていた。 そして、その週末はめちゃくちゃ暑かったのに加えて、彼は僕以上にめちゃくちゃ歩く人だから、一緒に歩いた僕は本当にシャツがずぶ濡れになるくらい汗をかいてしまった。 けれど、歩きながら、久しぶりに弟とたくさん話せたのは

          昔の自分と喋っていた

          たったひとり、いや、たった一言だけでよいのかもしれない

          いい人 が出てくる映画が苦手だ。 その理由は単純明快で、要するに 僕自身がちっともいい人ではないからだ。 だから、あの国民的アニメが映画化されて、 「◯◯を燃やせ!」 というあの有名なセリフが出てきたときも、劇場にいるほとんどの人は感動して泣いていたけれど、僕はまったく泣けなかった。 むしろ突然、自分の周りに現れたたくさんのいい人たちの姿に怖気付いてしまっていたかもしれない。 でも、そんな僕でも安心して観られて、かつ、毎回、観るたびに必ず号泣できる映画がひとつ

          たったひとり、いや、たった一言だけでよいのかもしれない

          昆虫大好きキッズが語る、地球に人間が存在している理由

          週末いろいろ忙しくて、息子とずっと話せずにいた。 そのせいだろうか、月曜日、会社から帰ったら、息子はいきなり馬乗りになって、いや前のめりになって僕に話しかけてきた。 話題は、彼が大好きな昆虫の話だったけど、この二日間で彼の頭の中できっと熟成してきたであろうその話がとにかくめちゃくちゃ興味深い内容だったのだ。 というわけで、その彼の話のエッセンスを抽出して、みなさんにもご紹介したい。 「昆虫の体が小さいのはね、一個体あたりの酸素やエネルギー消費量を減らすことで、環境への

          昆虫大好きキッズが語る、地球に人間が存在している理由

          ああ、僕が好きな人が美しい人で本当によかった、という話

          別れ際、感極まって泣いていた その華奢な彼女の姿がずっと頭から離れずにいる。 そりゃあ、突然の事故で一家の大黒柱 いや、 彼女にとって最愛の人が あんなことになってしまったのだから、もっと泣き喚いたっていいくらいの話だろうけど。 そして、僕は不謹慎な話だけど、そのさめざめと涙を流す彼女の姿を見て、思わず 美しい と思ってしまった。 ちなみに今回の一件では、自分勝手な人たちによる自己保身のためだけの美しくない、ある意味ではとても人間らしい言動が、追い討ちをかけ

          ああ、僕が好きな人が美しい人で本当によかった、という話

          しぽ子・その愛

          彼女との2回目の京都デートはつつがなく終り、予定では今頃は東京行きの新幹線の中でひとり爆睡しているはずだった。 しかし、なぜか僕はまだelephant coffee factoryという名の河原町の雑居ビルの2階にある小さなカフヱのテーブルで彼女とふたり向かい合ってブラックコーヒーを啜っていた。 まあ、なぜかも何も、単に僕が彼女と別れるのがさみしかっただけ、の話だけど。 あと、何となくここでお別れしたら、もう二度と彼女には会えないという予感もしていたしね(後で聞いたら彼

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          おばあちゃん ごめんね ありがとう 愛してる

          僕の名前は、カズヤ。 僕は、生まれてまもなく、母の実家に預けられたおかげで、無類のおばあちゃん子に成長した。 ちなみに、僕が実家に預けられた理由は、双子の兄貴のタツヤの夜泣きがとにかくひどくて、母が二人同時に育てるのが困難だと判断したからだった。 そんな僕は、ずっとおばあちゃんのことを実の母親だと思い込んで、そして、彼女の愛情を目一杯受けて4歳まですくすくと下関という地方の港町で育ったのだった。 だから、突然、お母さんだと名乗る若い女の人がやって来て、僕とおばあちゃん

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          N.O.T.E的幸福論

          みなさんには、目覚めたら、とにかくめちゃくちゃかなしい気持ちになっていて、しかも、その理由が何かも明確に分かっている、 そんな朝 を迎えた経験はあるだろうか? ちなみに僕にはある。 というか今朝がそうだった(笑) そして、こーゆーときにいちばんやってはいけないのは、かなしみの理由にずっととらわれてしまうことだと僕は思っている。 それをしちゃうと、自分を慰めた挙句、被害者意識の権化みたいになり、大抵ろくなことにはならないからだ。 だから、僕はその代わりに最近、自分

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