ニンパイ

夫でパパでデザイナー。元ブロガー。日々ネットに言葉を書き続けています。家では料理担当。…

ニンパイ

夫でパパでデザイナー。元ブロガー。日々ネットに言葉を書き続けています。家では料理担当。読書は週に1〜2冊。映画好き。最近は日々走りながら体調整え中。 Twitter: @shinobuk Threads&Instagram: @shinobu_kaki

マガジン

  • ツイートまとめシリーズ

    Twitterの連投ツイートを厳選し、まとめたものです。

  • スペースアーカイブ

    Twitterスペースの聴き直し用アーカイブです。

  • Podcast出演

    出演したPodcastについての記事です。

  • ブログセレクション

    ブログ「KHAKI DAYS」から選んだエントリを載せています。加筆・修正あり。

  • コメントはこちらに。

    擬似タイムライン。コメントいただく際はこちらに。必ずリアクションします。

最近の記事

漫画『美味しんぼ』についての連続ツイートまとめ

    • 繊細さについてのツイートまとめ

      相変わらず「X」ではなく「Twitter」と呼んでいるので、「ポスト」ではなく「ツイート」です。繊細さについて書いたツイートのまとめ。

      • いなくなるということ

        昨日、故障した家電を交換した。 家電というのは生活に完全に組み込まれており、故障したり不具合があったりすると生活自体が変わってしまう。 まず修理の予約を入れていたのだが、耐用年数を考えるとそろそろ寿命かもしれないというのと、ここまでの数年間での修理回数(けっこう多かった)を考え、ちょうど週末だったこともあって新しいものを買うことにしたのだった。 家電は実にあっさりと交換された。 搬入してくれた業者に古き機種をそのまま無料で引き取ってもらうと、もとあった場所にはほとんど同サイズ

        • 思い出し怒りと思い込み怒り

          人間の基本機能として「ここにないものを想像する」というものがある。 イマジネーティブでクリエイティブなそれは間違いなく素晴らしいものなのだが、感情に作用することで厄介なものにもなり得る。 例えば、思い出し怒りというものがある。 過去にあったことを思い出して怒りの感情が沸いてくるというものだ。すでに過ぎ去ったことなのに、成仏しきれなかった感情が記憶とともに蘇る。私もこの状態に陥ることがあるのでよくわかる。 怒りというのは基本的には反応であり、主に「自分自身を大事にされなかった

        漫画『美味しんぼ』についての連続ツイートまとめ

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • ツイートまとめシリーズ
          ニンパイ
        • スペースアーカイブ
          ニンパイ
        • Podcast出演
          ニンパイ
        • ブログセレクション
          ニンパイ
        • コメントはこちらに。
          ニンパイ
        • フォトギャラリー
          ニンパイ

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          コミュ障という生き方

          これはNetflixの番組「LIGHTHOUSE」の中の星野源の一言である。 ツイートでも書いているが、暗くてとてもいい。暗いというのは内省的であることと、オープンにしづらい複雑な感情が言語化されているということだ。コミュ障っぽい。 自分もコミュ障だと思う。コミュ障の定義とは?という話になりそうだが、おそらくそれは人によってさまざまな論がありそうだ。自分としては以下のようなものが思い浮かぶ。 ・人と関わることがどちらかというと億劫 ・他人と会話しているとき、会話以外の思い

          コミュ障という生き方

          勤労感謝の日に思う

          祝日だった。勤労感謝の日だ。 「勤労感謝」なんて言われると「はあ」という感じだが、その由来は農作物の収穫を祝う「新嘗祭」である。個人的には勤労感謝の日よりも新嘗祭の方が好きな響きだ。 近年、労働環境はずいぶんと改善された。昔の働き方はもっとブラックだった気がする。ブラックという言葉自体は使いやすくて便利だが、要するに過酷だった。寿命を削るような働き方が普通に行われていた。 労働環境がホワイト化した分水嶺はどこだっただろう?私は広告業界にいるのだが、電通のパワハラ自殺事件

          勤労感謝の日に思う

          人生が多い

          人生が多い、という言い方は間違っている。 日本語として間違っているのになぜタイトルにしたかというと、実感そのものに近い言葉だからである。 日々が忙しい。考えることが多い。いっぱいいっぱいだ。疲れた。 どれもちょっとずつ違う。 人生が多い、これだ。 仕事をしているからだろうか?まず仕事というだけで要素がやたらに多くなる。 ミーティング、内容理解、社内調整、作業、雑事… そうだ年末調整もある。 家族のこと、家のこと、毎日の食事作りにちょっとした掃除、買い出しなどのハウスキーピン

          人生が多い

          その人らしさ

          ひとりひとり違う「その人らしさ」が認められていること。 幸せみたいなものの定義があるとすれば、 シンプルにここに尽きる気がする。 「その人らしさ」が受容される。 周りにだけでなく、自分自身でもそれを受容できる。 いや、順番としては自己認識が先だろう。 まず自分で自分を受容する。次に他人だ。 「その人らしさ」は世の中の常識と同じとは限らない。 むしろ多少は逸脱するものかもしれない。 常識、というのは人や社会が規定するものなのでどうしても狭く、 それに「その人らしさ」が当ては

          その人らしさ

          すべては流れていってしまう

          人は時間の流れの中で頼りなく生きている。 その時に感じたビビッドな痛みも、気持ちの引っかかりも、 火のような憤りも、深く染み入るような喜びも、 時間とともにいつか流れていってしまう。 だからひとつひとつの事象については大したことはないとも言えるし、 ひとつひとつの事象を大事にすべきとも言える。 ものごとの捉え方は常に両面、というか複数の面があって いくらでも理屈をつけられてしまう。 理屈。ロジック。 ロジックというのは道具。 使い方ひとつで矛盾する場面の両方に適用される

          すべては流れていってしまう

          水に似た感情

          ウケ狙いというやつは、ウケなければゼロで悲しいし、ウケても「ウケたネタは自分自身とは関係ない」という事実によって結局は虚しさから逃れられない。 悲しい・虚しいと書いたが、感情についてこんな話を聞いた。 怒りは「大切なものが脅かされることに注意が向いている状態」。 悲しみは「無いものに注意が向いている状態」。 不安は「わからないものに注意が向いている状態」。 恐怖は「手に負えないものに注意が向いている状態」。 喜びは「獲得したことに注意が向いている状態」。 安らぎは「満たさ

          水に似た感情

          道路とロード、みたいな言葉について

          時々気になる、日本語と英語の類似。 音も似てれば意味も似ている。 偶然か、否か。 道路/ロード(road) 名前/ネーム(name) 歩く/ウォーク(walk) 刀/カット(cut) ぐっすり/グッドスリープ(good sleep) 狂う/クレージー(crazy) 凍る・氷/コールド(cold)・クール(cool) 設定/セッティング(setting) 食べる/テーブル(table) 吸う/スープ(soup) 透ける/スケルトン(skeleton) 成

          道路とロード、みたいな言葉について

          心に余裕があるとはどういうことか

          自分の周辺に問題と思われることがあったり人がいたりすると、 特に気持ちのリソースがそちらに割り振られてしまう。 周辺、と言葉を選んで書いたのは、 自分自身との距離感がポイントになるからだ。 自分そのものだったら自分次第で変えられる。 究極、消え去ることだってできる。 逆に自分からうんと遠いものや人であれば、気にしなければいいだけの話だ。 どちらでもないからこそ、 自分や自分の大事なものへの脅威として悩みの種となる。 本を読んだり映画を見たり、いわんや音楽をや、 そういった

          心に余裕があるとはどういうことか

          11月はどの季節?

          寒さにレベルがあるとするなら、3レベルくらい一気に寒くなった。 こんな日の朝でも走っていた。 寒いので長袖のシャツを1枚重ね着した。 気温が低いと汗をあまりかかないのがわかる。 身体も少し縮こまる気がする。 思えば10月は暑かった。 ほとんどの日が晴れていて、気持ちよく走ることができた。 体重の遷移はゆるやかになり、 先月末に5キロほど減ったと書いたと思うが、 半月ほど経ってそこからあまり変わっていない。 9月の終わりから始めて11月の半ばまでトータルで5〜6キロのマイ

          11月はどの季節?

          世界史の「顔」を一人だけ選ぶなら?

          数年前になりますが、こんな投げかけをしたことがありました。 何人もの方から色々なリプをいただいて、さまざまな「顔」候補が集まったのですが、 今思い返してもこれって難しいテーマ。 それをまとめたのが以下のtogetterです。 最近あらためて世界史に興味を持って楽しんでいることもあり、もう一度募集をかけたらどんな意見が集まるのか? 気になるところです。 世界史の「顔」、あなたは誰だと思いますか?

          世界史の「顔」を一人だけ選ぶなら?

          期待がなければ失望もない

          期待さえしなければ失望することもない。 よく言われるマインドセット、傷つかないためのメソッドである。 その通りだ。 その通りなのだが、この言葉は100%首肯しがたいところがある。 なぜ首肯しがたいかと言えば、「逃げ」に見えるからだろう。 問題に正面から取り組むことから逃げている。 戦うことを避けている。 「打席に立たなければ打率が落ちることもない」 と例えるとわかりやすい。 いま、大根仁監督の映画『SCOOP!』の二階堂ふみのセリフを思い出した。 「なんでその世代の人って

          期待がなければ失望もない

          貴族的生活

          貴族のような生活とはなんだろうか。 貴族といっても歴史上さまざまで幅広い。時代は?国は?地域は?社会制度は?みたいに細分化していくとキリがないし本筋から外れていくので、ここでは貴族の定義化はしない。まあ「すごいお金持ち」くらいの意味で捉えてほしい。 ほとんど「石油王」みたいな概念である。巷間で「石油王になりたい」と人が言うとき、石油資源の維持管理のようなコスト部分は考慮されないように、ここでも貴族としての義務や責務は考えない。 うなるほどお金があったら何をする? 立派で大

          貴族的生活