恵仁

臨済宗妙心寺派の禅僧です。大学で禅学や人間論なども教えています。

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記事一覧

『子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本』

多くの親子関係の悩みに向きあい続けてきた英国の心理療法士が、さまざまな親子の実例をもとに、子どもが幸せになるための心がけを丁寧にまとめた話題の書です。

恵仁
2か月前
1

『メンタル脳』

メンタルの問題を多く抱える現代人。 特に若い世代の心の問題は深刻です。 アメリカ政府は心の問題を「国家的危機」として警鐘を鳴らし、日本でも高校生の30%、中学生の2…

恵仁
2か月前
1

『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略マップ』 ロバート・スティーヴン・ カプラン

自分は何がしたいのか、本当にわかっているでしょうか。 自分にとって「成功」とは何か、成功をどうやって引き寄せるか、なかなかわかりません。そのためには、まずは自分…

恵仁
1年前

『最強の教養 不確実性超入門』 田渕 直也

エリートですら不確実な出来事を正確に理解して対処することはできません本書では、不確実性が起きる原因を明らかにし、「日々の選択」から「資産運用」、「組織の戦略立案…

恵仁
1年前

『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』 八木仁平

この本は、自分の才能を見つけて、生涯自信が持てる本当の自分を見つける方法が書かれています。 私たちは自分の短所ばかりについ目が行ってしまい、短所を克服すること必…

恵仁
1年前
3

『むかしむかし あるところにウェルビーイングがありました 日本文化から読み解く幸せのカタチ』  石川 善樹 , 吉田 尚記

ウェルビーイングを第一線で研究する予防医学研究者・石川善樹が3年間没頭し続けたのが、「昔話」のアニメでした。 昔話のアニメには「ウェルビーイング」がたくさん語ら…

恵仁
1年前
3

『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』  堀田 秀吾

本書は、 「私たちに必要なのはタイムマネジメントでも、効率化でもない」 「最高の人生は、今日この瞬間の先にある」 と言い切ります。 「最高の24時間を過ごす方法」、…

恵仁
1年前

『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』  村松 大輔

人にはそれぞれ「周波数帯」があります。 物事や人間関係がうまくいっていないなら、あなたの周波数を変えると、 あなたの前に現れる「人・物・事」が変わります。 素粒子…

恵仁
1年前

『勝者の思考回路 成功率100%のブランドプロデューサーの秘密』 柴田陽子

著者は、多くの企業から指名されるブランドプロデューサーです。彼女の業績は大きく評価され『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)でも話題になりました。 著者は「仕事…

恵仁
1年前
1

『Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法 』 イーサン・…

この本は、全米ベストセラーで世界40ヵ国以上で刊行された超人気本で、各界著名人や各紙が絶賛しています。 「なぜ昨日はあんなことを言ってしまったのか」 「明日のプレ…

恵仁
1年前

『運動脳』 アンデシュ・ハンセン

人口約1000万人のスウェーデンで驚異の67万部超を達成した本書は、ありとあらゆるパフォーマンスを確実に高める方法が余すことなく明かされています。 例えば、こん…

恵仁
1年前
3

『脳の外で考える――最新科学でわかった思考力を研ぎ澄ます技法』 アニー・マーフィー・ポール

ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ワシントン・ポスト、絶賛の本『脳の外で考える――最新科学でわかった思考力を研ぎ澄ます技法』は、努力ゼロ…

恵仁
1年前
3

『疲れない体を脳からつくる ボディハック』  鈴木孝佳

身体が理由もなく疲れていませんか。 例えば、 ・1日中だるい ・集中できない ・寝ても疲れがとれない などの身体の不調は、1日10分のトレーニングで脳をアップデートす…

恵仁
1年前

『ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け 』 平松洋子

食と暮らしエッセイの第一人者である著者が、「身体」の謎を解き明かすことにチャレンジした一冊です。 本書では、「体が資本」のプロフェッショナルたちを取材してわかっ…

恵仁
1年前
1

『アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち』 鈴木 忠平

日本ハムファイターズの新球場、エスコンフィールドが2023年4月についに開場しました。 構想から13年、計画から建設地決定まで紆余曲折しながらも、総工費600億円を投じて…

恵仁
1年前

『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』 和田秀樹

『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』では、うまくいっている人の21の方法を解説しています。 本書では、「今よりよくなりたいという気持ちが運を引き寄せる」と…

恵仁
1年前
4
『子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本』

『子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本』

多くの親子関係の悩みに向きあい続けてきた英国の心理療法士が、さまざまな親子の実例をもとに、子どもが幸せになるための心がけを丁寧にまとめた話題の書です。

『メンタル脳』

『メンタル脳』

メンタルの問題を多く抱える現代人。
特に若い世代の心の問題は深刻です。

アメリカ政府は心の問題を「国家的危機」として警鐘を鳴らし、日本でも高校生の30%、中学生の24%、小学4~6年生の15%が中等度以上のうつ症状を訴えているといった調査結果もあります。

脳科学からメンタルの問題を解説した世界的ベストセラー『ストレス脳』をあらゆる世代向けに、わかりやすくコンパクトにした〈心の取説(トリセツ)〉

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『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略マップ』 ロバート・スティーヴン・ カプラン

『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略マップ』 ロバート・スティーヴン・ カプラン

自分は何がしたいのか、本当にわかっているでしょうか。
自分にとって「成功」とは何か、成功をどうやって引き寄せるか、なかなかわかりません。そのためには、まずは自分を知ることが大切です。

本書では、自分を見える化するための具体的な方法が解説されています。自分を知るということは、客観的に自分を見直すきっかけになります。

他人に左右されない人生、他人の目を気にして生きる人生、そんな人生に嫌気がさしてい

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『最強の教養 不確実性超入門』 田渕 直也

『最強の教養 不確実性超入門』 田渕 直也

エリートですら不確実な出来事を正確に理解して対処することはできません本書では、不確実性が起きる原因を明らかにし、「日々の選択」から「資産運用」、「組織の戦略立案」まで、すべての意思決定の精度を上げる思考法を解説した本です。

本書では、「不確実性とは何か」に加え、「不確実性に対して人はどのように反応するのか」「どう対処すべきなのか」など、難しい数字や専門用語を極力排して解説されています。

本当の

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『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』 八木仁平

『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』 八木仁平

この本は、自分の才能を見つけて、生涯自信が持てる本当の自分を見つける方法が書かれています。

私たちは自分の短所ばかりについ目が行ってしまい、短所を克服すること必死になってしまいます。短所の克服は不要です。短所を克服しようとすることこそが、人生がうまくいかなくなる原因です。短所を消すと長所(才能)もなくなってしまいます。

誰にでも才能は必ず備わっています。それを見つけて一生モノの自信を手に入れて

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『むかしむかし あるところにウェルビーイングがありました 日本文化から読み解く幸せのカタチ』  石川 善樹 , 吉田 尚記

『むかしむかし あるところにウェルビーイングがありました 日本文化から読み解く幸せのカタチ』  石川 善樹 , 吉田 尚記

ウェルビーイングを第一線で研究する予防医学研究者・石川善樹が3年間没頭し続けたのが、「昔話」のアニメでした。

昔話のアニメには「ウェルビーイング」がたくさん語られています。「ウェルビーイング」とは、心身ともに健康で満たされている状態のことです。
その本質に迫るカギは、昔話をはじめとした古事記、アイドル、和歌などの日本文化に隠されていたことに、著者は気がつきました。

著者は、人気ポッドキャスト番

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『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』  堀田 秀吾

『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』  堀田 秀吾

本書は、
「私たちに必要なのはタイムマネジメントでも、効率化でもない」
「最高の人生は、今日この瞬間の先にある」
と言い切ります。

「最高の24時間を過ごす方法」、「24時間をもっとも有効に使う方法」は、すでに明らかになっています。
答えは、「今、目の前のことにただ集中すること」です。これこそがもっとも充実した24時間を送る方法であり、幸せに生きる方法でもあります。

とは言っても、私たちは「目

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『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』  村松 大輔

『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』  村松 大輔

人にはそれぞれ「周波数帯」があります。
物事や人間関係がうまくいっていないなら、あなたの周波数を変えると、
あなたの前に現れる「人・物・事」が変わります。

素粒子の性質に目を向けると、これまで説明できなかった多くの現象を解き明かせるそうです。私たちが日ごろ目にしている物体が、じつはいかに実体のないものであるかにも気づくことができると言います。

この量子力学の考え方を応用して実生活に活かせば、お

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『勝者の思考回路 成功率100%のブランドプロデューサーの秘密』 柴田陽子

『勝者の思考回路 成功率100%のブランドプロデューサーの秘密』 柴田陽子

著者は、多くの企業から指名されるブランドプロデューサーです。彼女の業績は大きく評価され『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)でも話題になりました。

著者は「仕事をとるための営業をしたことがない」にもかかわらず、相手側から仕事の依頼が次々と寄せられます。それを着実にこなして顧客満足度を高めて実績を積み上げてきました。

本書は、なぜ柴田陽子に仕事の依頼が殺到するのか、彼女の人生に迫って成功の

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『Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法 』 イーサン・クロス

『Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法 』 イーサン・クロス

この本は、全米ベストセラーで世界40ヵ国以上で刊行された超人気本で、各界著名人や各紙が絶賛しています。

「なぜ昨日はあんなことを言ってしまったのか」
「明日のプレゼンはうまくいくだろうか」
私たちはつねに頭のなかで、自分自身と話をしています。

このような考えは、過去から学び、将来に生かすためには必要な思考です。

しかし、この「頭の中のひとりごと」は、勝手に暴走して私たちの思考を乗っ取ってしま

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『運動脳』 アンデシュ・ハンセン

『運動脳』 アンデシュ・ハンセン

人口約1000万人のスウェーデンで驚異の67万部超を達成した本書は、ありとあらゆるパフォーマンスを確実に高める方法が余すことなく明かされています。

例えば、こんな人には是非おススメです。

ストレスを効率よく解消したい

集中力を切らさない方法を知りたい

底なしの記憶力を手に入れたい

やる気を科学的に高める方法を知りたい

学力を高める本当のやり方を知りたい

従来、脳は成人後、衰える一方だ

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『脳の外で考える――最新科学でわかった思考力を研ぎ澄ます技法』 アニー・マーフィー・ポール

『脳の外で考える――最新科学でわかった思考力を研ぎ澄ます技法』 アニー・マーフィー・ポール

ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ワシントン・ポスト、絶賛の本『脳の外で考える――最新科学でわかった思考力を研ぎ澄ます技法』は、努力ゼロでも賢くなれる方法を教えてくれます。

本書では、身体を使い、環境を変え、仲間と取り組むだけで、思考力や記憶力、洞察力がアップする、最新科学が教える思考力を研ぎ澄ます方法が紹介されています。

本書を読むと、以下の2つを学ぶことができます。

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『疲れない体を脳からつくる ボディハック』  鈴木孝佳

『疲れない体を脳からつくる ボディハック』  鈴木孝佳

身体が理由もなく疲れていませんか。
例えば、
・1日中だるい
・集中できない
・寝ても疲れがとれない
などの身体の不調は、1日10分のトレーニングで脳をアップデートすると取り除くことができます。

本書には、Twitterで10万RTおよび48万いいねのトレーナーが教える革新的健康理論とその実践法が紹介されています。

多くの人が抱える「病院にかかるほどではない不調」は、「わたしたちの体は20万年

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『ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け 』 平松洋子

『ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け 』 平松洋子

食と暮らしエッセイの第一人者である著者が、「身体」の謎を解き明かすことにチャレンジした一冊です。

本書では、「体が資本」のプロフェッショナルたちを取材してわかったことを惜しみなく公開しています。

世界のアスリートたちが注目する「ちゃんこと和食」の計り知れない威力

「100年に1人の逸材」と言われるプロレスラーの「食」の自己管理術

未だ知られざる筋肉と栄養の世界

サプリメントや腸内フローラ

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『アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち』 鈴木 忠平

『アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち』 鈴木 忠平

日本ハムファイターズの新球場、エスコンフィールドが2023年4月についに開場しました。

構想から13年、計画から建設地決定まで紆余曲折しながらも、総工費600億円を投じて完成に漕ぎ着けました。プロジェクト全体で一番苦労したのが、親会社である日本ハムをどうやって説得するかだったそうです。説得にあたり、膨大な時間と労力をかけて何百、何千ページという資料を作ったのは、その表れでしょう。

資金調達、建

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『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』 和田秀樹

『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』 和田秀樹

『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』では、うまくいっている人の21の方法を解説しています。

本書では、「今よりよくなりたいという気持ちが運を引き寄せる」と言っています。あなたはポジティブに何にでも向き合う「明るい」タイプ、それともネガティブに考えることが多い「暗い」タイプでしょうか。

企業の就職採用担当者によっては「社内の雰囲気を活性化させるために、笑顔が印象的な明るい人を積極的に採用

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