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日記

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日々の学びや気づき、起こったことを綴ります。
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#活動日記

【日記】『勢いとノリの弾丸スケジュール』~2023町田遠征~

【日記】『勢いとノリの弾丸スケジュール』~2023町田遠征~

過密スケジュールには、リスクが潜んでいる。ノリと勢いには危険性が含まれている。それをちゃんと実感した町田遠征となった。

5月6日、19時。岡山駅を高速バスで出発し、まずは大阪を目指す。11時から15時までバイトして、慌ただしく準備してから岡山駅に向かったのだが、いきなりアクシデントが発生する。乗車場所を間違えた。最近は夜行バスに乗って東に行くことが増えていたから、いつもと同じようにNHK岡山放送

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【日記】『アットホームな空気』~10年以上ぶりのなでしこリーグ観戦にて~

【日記】『アットホームな空気』~10年以上ぶりのなでしこリーグ観戦にて~

4月1日、2023年度が始まった日。新生活への期待と不安が混じった気持ちを抱えながら真っ新なスーツを着た新社会人が入社式に参加する中、僕は高梁市を目指して車を走らせた。

目的はなでしこリーグ2部の開幕戦。吉備国際大学Charme岡山高梁(以下:シャルム)VS湯郷Belle(以下:ベル)の岡山ダービーだ。

女子サッカーを観ることはすごく久しぶりだった。美作ラグビーサッカー場でベルの試合を観に行っ

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【日記】『2023年も夢を追う』

2023年も夢を追う。

2022年は3月からファジアーノ岡山の練習取材を、6月5日の第20節・ホーム金沢戦から試合取材をさせていただきました。エルゴラッソでサンフレッチェ広島とファジアーノ岡山を担当し、山陽新聞デジタルが運営するファジゲート(昨年はファジラボ)で取材・執筆をされている寺田弘幸さんの仕事をお手伝いしながら、勉強させていただく形です。大学生ながらプロサッカーチームの、ましてや地元にあ

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【活動日記】『目の当たりにしたコーチングの効果』~赤嶺スクールお手伝いにて~

【活動日記】『目の当たりにしたコーチングの効果』~赤嶺スクールお手伝いにて~

「コーチングってすごい!」

お手伝いに行かせていただいているAKAMINE FOOTBALL SCHOOLでコーチングが持つ大きな効果を目の当たりにした。

19時30分からスタートする5、6年生のクラスでは最後に5対5のゲーム形式の練習に取り組んでいる。その日の練習でやってきたパスやドリブル、シュートを試す場になっているゲーム形式の練習は、コーチの赤嶺真吾さんの「コートを広く使おう、判断を早く

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【活動日記】『インタビューを難しくしていたもの』~栃木戦の試合取材を受けて~

「インタビューってなんでこんなに難しいんだろう」

栃木戦はこれまで1番多くの質問をすることができたけど、インタビュー自体はダメダメだった。

髙萩選手へのインタビューではノートを見ながら、「えーっと」って言いながら質問をしてしまい、デューク選手へのインタビューでは1問目が終わってからすぐに2問目を聞くことができずに間を開けてしまった。

以前の反省を生かして質問を考えながら試合を見て、ノートにま

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【活動日記】『細部にこだわる』~大宮戦後に直面した新たな課題~

【活動日記】『細部にこだわる』~大宮戦後に直面した新たな課題~

僕は細部にこだわるという新たな課題に直面した。

7月6日。『ファジラボ』に掲載される監督と選手のコメントを完成させて大宮戦の業務が終了した。

「お疲れさまでした」

24時を回ってひと段落し、寺田さんと1日を振り返る。自分が感じた選手インタビューでの課題や改善点を伝えた後、僕が文字にしたコメントを確認して寺田さんからアドバイスをいただいた。

「監督コメントでカットしている部分があるけど、どう

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【活動日記】『自分をコントロールすること』~自己管理~

【活動日記】『自分をコントロールすること』~自己管理~

寺田さんからあることを提案された。

「自分の生活をもっときちんと管理してみたら?」

生活を管理する。僕は言葉の意味を理解できず、聞き返した。

「管理するっていうのはどういうことですか?」

寺田さんは丁寧に説明してくれた。

「例えば8時間の睡眠時間を確保できるように寝る時間と起きる時間を決める。そうすると一日は残り14時間になるじゃない? そこからご飯とか風呂とか削れない部分を取り除いた時

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【活動日記】『準備の大切さ』~Cスタの記者席2試合目~

Cスタの記者席の2試合目は前回と違って焦る気持ちでいっぱいいっぱいだった。

「1人で取材に来たように取り組んで」

寺田さんからそう言われて、J2第22節ファジアーノ岡山‐FC琉球の取材に行った。

1人で取材、ということは監督、選手に取材をすることも意味する。

試合が終わると琉球の広報さんに「中野克哉選手に話を聞かせてください」とお願いをして、聞くことを整理する。でも、質問はまとまらなかった

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【活動日記】『楽むことが成長につながる』~赤嶺スクールお手伝い~

【活動日記】『楽むことが成長につながる』~赤嶺スクールお手伝い~

僕の目の前にはプロサッカー選手ではなく、小さい体を一生懸命に使ってボールを蹴る子どもたちがいた。そして僕はグラウンドではなく、少年たちの笑い声が響き渡る体育館にいた。

ファジアーノ岡山でも活躍された赤嶺真吾さんが開校したサッカースクールで5月下旬からお手伝いさせていただいている。きっかけは今季からファジラボでスタートした赤嶺さんと寺田弘幸さんの対談企画にアシスタントとして同席したとき。「時間があ

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【活動日記】『現在地が明確になった初めてのCスタの記者席』~Cスタ記者席デビュー戦~

気持ちを高ぶらせて臨んだCスタの記者席デビュー戦を終えて、自分の現在地は明確になった。

「今の実力では厳しい」と言われた3か月前。

サッカーライターへの扉が閉ざされ、平らに舗装されていた扉までの道は一気に岨道(そばみち)になった。

扉を開けるためには険しい道のりを突き進んでいかなければならない。しかし、どのようにして進んでいけばいいのか。そもそもこの道はサッカーライターの入り口までつながって

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【活動日記】『分かりやすい文章=読者にやさしい文章』~原稿の添削を受けて~

【活動日記】『分かりやすい文章=読者にやさしい文章』~原稿の添削を受けて~

分かりやすい文章を書く。

ライターを目指す僕が絶対に身に付けないといけない力。

でも、一体何なのか。テストのように模範解答は無いだろうし、手を挙げて『これです!』とも言えない。

だから、今まで文章術について書かれた本を読んできた。いろんなテクニックを学べたと思うけど、分かりやすい文章について明確な定義を作ることはできていなかった。だけど、書かないと、絶対に書けるようにならないから、記事を書い

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【活動日記】『声を届ける仕事がしたいと強く感じた初めての政田1人取材』~野々村チェアマン来岡~

【活動日記】『声を届ける仕事がしたいと強く感じた初めての政田1人取材』~野々村チェアマン来岡~

4月6日。9時半。スマホが鳴った。寺田さんからの電話だった。

「山形戦が再試合になった経緯の説明をするために野々村チェアマンが政田に来るから、取材に応じる野々村チェアマンと北川社長のコメントを取って、写真も撮ってきてほしい」

そういう内容だった。

寺田さんはサンフレッチェ広島の取材のため岡山にはいない。だから、僕は1人で行くことになる。いきなり訪れた状況に驚いたけど、任せてもらえることがうれ

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【活動日記】『成長するための新スケジュール』~noteリニューアル会議~

【活動日記】『成長するための新スケジュール』~noteリニューアル会議~

4月1日、寺田さんからLINEがあった。

『ちょっと会って話せない?』

僕は一気に不安な気持ちになった。なぜなら、寺田さんは大事なことを直接会って話す人だから。8カ月前に大学卒業後に一緒に仕事をしようと誘っていただいたときも、先日にこのままではエルゴラッソで番記者を担当するのは難しいって言われたときも、そうだった。

『やばい』

『どうしよう』

一気に心臓の鼓動が早くなる。まだ何を言われる

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【活動日記】『読者を想像して書き分ける』~第3節栃木戦~

【活動日記】『読者を想像して書き分ける』~第3節栃木戦~

ファジアーノが今シーズン初のアウェイ戦を戦っているとき、僕はランチを食べる人で賑わうファミレスにいた。ジューシーなハンバーグが鉄板で焼かれている音、スパイシーなカレーの匂い、食器と食器がぶつかる音、楽しい食事の時間を過ごす人が包み込むテーブルとは違って、僕は寺田さんと一緒にタブレットを見つめていた。

今シーズンはファジラボで速報マッチレポ―トをアップすることになっている。寺田さんがめっちゃ頑張っ

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