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【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第122話

夢の中


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<第122話>

■病室にて
俺が目覚めたことに沙都子は気付かなかった。
詩音に気付くと、すぐさま、そばに行きたいような顔を見せるが、沙都子の目つきは真剣そのもので。

そんな視線を受けた詩音もまた真面目な表情を見せたので、俺はふたりに気づかれないよう、少し距離を置いて沙都子を待った。

そしてようやく、沙都子がこちらに気付いたのだが。その時既に、詩音は姿を消してしまっていた。……何か話したかったんだろうな、……悪いことをしてしまったな。……ま、いいや。

詩音のことが話題に出たのをきっかけに、今日起こったことを全部思い出す。

あの、恐ろしいまでの悪意に満ちたトラップのことも。その全てを食い止めようとした勇敢なる戦士達も。……そして……その全てに決着がついたことも。……あの時……みんなが駆け付けて来てくれなければ。……多分、今ここにいることもなかっただろう。

だからみんなのお陰だと思った。……みんなが駆け付けてくれたから、今こうやって生きている。そして……。こうして今も、みんなの無事を祈って。ただひたすら祈り続けているのは、……沙都子だった。……俺も同じだぜ、と。

言葉が出ない。……なんて声をかければいいのか、わからない。……でも。…………沙都子に何も言ってやらないより、まだいいんじゃないか?……それに言葉が出なくたって……伝わるものはあるんじゃないのか?……例えば、……今の、俺の心とか……。

俺は手を伸ばしてみた。……その指先に触れたものを。…………ぎゅっと握りしめるだけで精一杯だったけどな。……それだけでも、……充分過ぎるくらいに伝わったはずだと信じたい……。
 
…………詩音に何を吹き込まれたんだかわかんねぇ。……でもそれで、詩音が消えてしまったことだけはわかるよ。……あいつのことだし、ひょっこり現れるかもしれないよな。……な、そうだろ?……そうであって欲しいという願いもこめて。心でそう語りかけると。

不意に、握っていた手が握り返されるのを感じた。
そしてそのまま強く握りしめられると。

耳元から聞こえてきた小さな囁き声。
そのささやきに、俺は何も答えられなかった。
だって……、……あまりに小さく、あまりに弱々しく。……そしてあまりにも……哀しげに……震えていたから。

 
■廊下にて
私が病室の扉を開けると。……そこにいた圭一くんが振り向いて笑顔を見せてくれるのがわかった。……圭ちゃんて、……やっぱり素敵な人だと思うんです。こんな私にさえ……優しくしてくれるんですもの……。……でも。そんな気持ちもすぐに霧散してしまうのです。

圭ちゃんが私の方を見たのはほんの数秒の間。……すぐに目を伏せてしまいます。……あぁ……。……圭ちゃんに嫌われていると実感すると……。すごく寂しい……。悲しい……。どうしてなのかわからないけど。
 
圭ちゃんが私を嫌っているというのは事実なのです……。
……私は圭ちゃんに嫌われるよう努力してきたわけですから……。……それは圭ちゃんにとって当たり前なのですが。
だから……圭ちゃんに好かれたいと思う自分がいて。……圭ちゃんに喜んで貰えるような自分で在りたいと望む自分がいます。
 
でも……それがとても難しいことだとわかりますと……。ますます圭ちゃんが好きになる一方で、嫌いになってしまう自分が……どんどん膨らんでいってしまうんです。……私は。圭ちゃんのことを嫌いになろうとしてみました。でも……無理でした。だって……。どんなに圭ちゃんに冷たくされて。無視されたりしても。それでもやっぱり好きだと思ってしまうんです。そんな私が大っ嫌いになりました。

だから圭ちゃんが私の方を見ている間に、私はさっと顔を伏せてしまうのです。……私は圭ちゃんの視線に耐えられない。こんな気持ちにさせるあなたが悪いのですよ……。圭ちゃんはずるい……。
 
……私は圭ちゃんと話ができると嬉しくなってきちゃう癖があるみたいなんですね。そんな自分を責めるようにして戒めていますので、自然とそんな態度をとってしまってしまいます。私は自分のそういうところを、卑怯だと感じずにはいられません。
 
でも……。……圭ちゃんの優しい目を見てるうちに、また気持ちが揺らいでしまいそうになるのを感じます……。……それは圭ちゃんも感じていることみたいです。
 
だから私達の間には、いつもちょっとだけ、妙な雰囲気が流れるんですね。……その雰囲気に飲み込まれないようにするには、私は圭ちゃんの前から姿を消せばいいんだと悟っていました。

私は逃げ出そうとしました。……そして振り返ったら圭ちゃんがいなくなっていたのがわかりました。

それは本当に突然のことだったからびっくりしてしまいます。……圭ちゃんは一体どこへ行ったんでしょう?……もう戻って来ないのかしら……。

…………そ、そんなこと言ったって、仕方がないじゃないですか!!
……私なんかと一緒にいてもつまらないだろうと思っただけです!
だからひとりで先に病室に戻ったんですよ!!
 
別に、圭ちゃんをひとりぼっちにして可哀想だったとかじゃありません!! そそ、それに圭ちゃんなら、きっとみんなと一緒にいますよね!!
あの沙都子でさえそう思うくらいなんですから。
 
……だから。……だから……圭ちゃんとふたりっきりになれたのは。今日が最後かもなんて思ってしまって、ちょっぴり名残惜しく思ったのも事実なんです……。だって。……こんな風にふたりで過ごせる時間は、……もう二度と来ないかも知れなかったから。
 
……あ、あうぅ~、あううぅ~、だだだだから……つまり、これはその、えぇと……。……あ、あああ、あれは違いますよ!! 違うって言いたいわけでもないんですけど!!……だだだだからその……わ、私の頭では上手く言えないって言うか……、とにかく……私、混乱しちゃって、何が何だかわかんなくなって……。……何言ってんだかわかんないですね。……私……最低な女なのです…………。……でも、……でもね。

私は、この日を忘れない。……一生忘れたりしないだろうと思います。
……圭ちゃんは覚えてるかなぁ?……私が圭ちゃんをどう思っているのか……。

……でもね、圭ちゃんが教えてくれた言葉の数々は、今もなお、私を強く支えてくれているんだよ?……そう、……まるで呪いのようでもあるけれど、それすら愛おしいくらいに大切なのでございます。……圭ちゃんに言われたからこそ、強くなれたことも沢山あるからです。

だって、そのひとつに、……魅音のことだってありますもの。そう言えば、あの時はありがとうでしたよ!(にぱー☆)

圭ちゃんのお陰で、こうして笑っていられるのだと心底思います。……それにしても不思議な縁ですね。……レナさんや沙都子とは親戚筋になるんだろうし、……大石さんの話では梨花も北条家の血筋なんだそうです。
 
……ということは、ひょっとして私にもその可能性があって、実はどこか遠い血縁の人に圭ちゃんがいるんじゃないかと妄想しますと。…………くすっ。何だかとっても愉快になりますね。

ひょっとして私も祟り殺してやった親族かもしれないと思うと、……何となく圭ちゃんのことを身近に感じるのです。……もちろん圭ちゃんには絶対に言っちゃダメですよ?……言った瞬間に嫌われてしまいます。

だって。圭ちゃんが私に対してどういう感情を抱いているかを想像するだけでも……こんなに胸が張り裂けそうになるんですもの。圭ちゃんにそんな気持ちを抱いてしまった自分を責めながら、何度も死にたくなるほど嫌になるのがわかるんです。圭ちゃんに知られて、これ以上冷たい態度を取られたりしたら。

その時こそ本当に。……圭ちゃんに殺されたって構わないと思ってしまいそうなの……。……だから言わない。……絶対に絶対。……だから、お願い圭ちゃん……。…………嫌いにだけは、ならないで…………。……あぅあぅあぅあぅあぅ!!!!!……き、ききき、嫌いにならないでくださいですよですですよッ!!
 
……うぎゃうぐ!! きっき、聞かれてもいないことをべらべらしゃべるな!!……という怒声が今まさに耳元できこえた気がしました……。……あううう~~~!!!……うにゅううう~!! どぉじでわかってくれないのですかです~!! あぅ、わわ、わかりましたよ!!……私だってバカじゃありませんから!……自分で自分の口を抑えて喋らないようにしてるんですよ!!!!
 
ほら、見ての通り指は5本全部揃っているじゃないですか! さ、察して欲しいものです!! はぁはぁはぁ……。……え、えっと……だから……。
だから。…………圭ちゃん、大好き。


<編集後記>

今回の台詞も日記の中のことなのか、独白なのかはっきりしません。

ただ言えることは、それぞれの登場人物が率直な気持ちを吐露しているということです。事実関係を明らかにするというよりも、気持ちを優先させていると感じました。

はっきりしないことは、圭一君の死後の世界を描いているのか、それとも圭一君が生きていた当時を描写したものなのかということです。




「AIのべりすと」の設定について書きます。

「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。

使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2

このモデルを使い、小説を生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIに文章を生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。
その際には、修正が必要になります。

しばらくの間、3. ナラティブ  地の文を優先の設定を続けます。


⭐ 実際に出力された画面

使用中の言語モデル:とりんさま6.8B beta V2



使用したAI

AIのべりすと

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