見出し画像

【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第34話

夢の中


<第1話> <第2話> <第3話> <第4話> <第5話>
第6話> <第7話> <第8話> <第9話> <第10話>
<第11話> <第12話> <第13話> <第14話> <第15話>
<第16話> <第17話> <第18話> <第19話> <第20話>
<第21話> <第22話> <第23話> <第24話> <第25話>
<第26話> <第27話> <第28話> <第29話> <第30話>
<第31話> <第32話> <第33話>


<第34話>

 詩音の方も、俺の顔を見て戸惑っていた。そして、不安そうな声を出した。


 その時になってやっと、自分の名前を告げていないことに気付いた。慌てて名乗りを上げて挨拶した。すると彼女もまた名乗ってくれて。ようやくお互い自己紹介を終えたわけである。

 
 ……それにしても。彼女の名前を聞いて確信できたが、やはりこの娘は……詩音の親類か親戚だろうなと思う。名前は似ていないし容姿もよく似ていたりはしないのだが。


 詩音によれば彼女は4つ下の中学生らしい。……そういえば詩音には兄弟がいないんだったっけかな。どうなんだろうか?……でもそんなことはもうこの際どうでもいいことだった。それより今は詩音を問い質したい気持ちでいっぱいになっていたのだ。この世界には何が起こっていたのかを。


 詩音によるとこの世界では、……俺はあの後すぐ行方不明になってしまったことになっていたらしい。だから家族は、失踪届けを出してしまい、俺を探そうとしてくれていたのだ。


 しかし警察は、俺たちをあまり相手にしなかったらしく。……そのまま、結局、事件は未解決のままだったらしい。……そしてその後しばらく経つと。……父が死んだ。死因はよくわからなかったけど……、交通事故とか病気で亡くなったのではなく。自殺だったということにされたようだ……。

 
 ……そして母は過労が祟ったようで。入院することもなく。そのまま死んでいったようだった。……それからさらにしばらく経つと。……妹は家出し。俺だけが残ったようだ。……だが……それも俺には実感がわかなかった……。


 この世界でも両親が死んでしまったことを知らされてショックではあったが、……それだけだったからだ。それよりも俺は詩音と話ができてすごくうれしかったんだ。4年前は全然話をすることもできなかったからな……。詩音にはあの日の真相を知りたかった。

 
 ……それを聞けば、何かわかると思った。……詩音の話だと……この世界での俺は……俺が死んだあの日から3日くらいは普通に過ごしていたようだ。ただ何もせずに部屋にこもりっぱなしだったのだという。だがやがて学校へも行かずに部屋で寝転がるようになり。そのうち、夜中に家を出てフラフラ遊び歩くようになったという。……だが不思議なのはその辺りだったろうか?……急に様子が変わり出したのだそうだ。そしてその変化はだんだん大きくなっていったのだった。


 ある日突然……妹は、俺の頭を掴んで部屋の中に引きずり込み。……俺の頭に手を触れて何事かを念じたのだそうだ。
 そうすると、その手に触れた俺の首はねじ曲がってしまい、頭の中から何かが出てきたそうだ。それは黒い蛇のようなものだったが。その時にはすでに俺の記憶は失われてしまっていたようだ……。


圭一君?




 俺に何が起こったかはまったくわからなかったが。……でもそれで……すべてが繋がった!!……そうだ。そうだった!……この世界で俺が3日後に死んだというのは………………、……そういう意味なんだ……。


 ……………………くっくっく!!!!……なんていう……奇跡だッ! この世界の俺が……俺が死んじまったことで!! この俺の知らないうちに! 妹に救われてしまったとは……! しかも!!……詩音にあんなことまでさせちまってたとは!! 俺は思わず大声で笑いだしちまう!……だって!



<編集後記>

どうやら圭一君は死んだことになっているようです。
ですが、これも『夢の中』の話ですので、実際に死んだわけではなさそうです。

それとも霊が回想してしているのか、あるいは自分が死んだと自覚していなくて、その場で考えたことを言葉にしている(?)という設定にAIがしたのでしょう。

断定することはできませんが。

あなたはどう思いますか?




使用したAI

AIのべりすと




サポートしていただけると嬉しいです。 サポートしていただいたお金は、投稿のための資料購入代金に充てさせていただきます。