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【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第4話

夢の中

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<第4話>

 そうだ。こんなガキなんか知らない。俺の知る、北条家のお転婆小娘は、……そんな殊勝なタマじゃない。……なら、……どうして、こんなところに……。……なんなんだよ、……この沙都子は……。……俺はいったい……誰なんだ? 

 俺は俺だ。……なのに俺は誰かが知っている人間じゃなくて、俺も誰かの知ってる人間ではない。……それはつまり。……俺は本当にいるのか? ここは本当はどこだ?……あぁ頭が混乱してきたぞ。

 俺は俺なのか?……それとも。俺は……。俺は本当に存在しているのか? 存在していなかったり、存在していたりするのならば、……この世界の俺は、いったいどういう状態なのだ……? 頭はズキズキするし、気持ちも悪い。体中痛くて苦しいけど……。……でも……今ここで寝ていたらダメだ。きっと俺は目を覚ますだろう。そしたら全てが嘘だと分かるはずだ……。

 ……いや、そうだろうか。本当に全部が全部、夢だという確証はないじゃないか。……いや違う。夢でない証拠なんてどこにもないんだ。だったらこのまま、目が醒めずに夢のまま、ずっと眠ってしまえば。……でももし夢じゃないんだったとしたら、その時俺は一体どうなる?……俺は……俺が消えてなくなるんだ!!

AIが書いた小説「夢の中」


 「け、圭一さん。……お、落ち着きましてぇ?」
詩音が、泣きじゃくる俺を落ち着かせようと声をかけてくれる。……俺には妹も弟もいるし姉もいたらしいけど。……この沙都子という女の子は。どうやらずいぶん年下の妹みたいだった。

 俺は今、この少女の兄であり、……また同時に。……父でもあった。
もちろん沙都子という女の子の親であるという意味ではなく。
沙都子の……家族、あるいは兄貴分というか。そういう意味でのお父さんだ。…………沙都子の父親、とは。……俺のことを何にも知っちゃいないようだ。だからこの人は、……当然のように、沙都子の父親になろうとするのをやめないんだろう。……俺がどんな風に生きてきたとか、……俺が何をして、その結果沙都子がどんな目に合ったかを、俺が説明しても絶対に信じちゃくれないだろう。

 沙都子が言う。
 「ねぇおじさん。私ちょっとトイレに行きたいんですの。……付き合ってくださいません?」……沙都子にとって、……おじさんは俺だけではなかったのだ。……この男にとっても俺だけが父親じゃない。俺以外にも、何人かの父親候補がいるに違いない。「沙都子ちゃんと一緒だったのかぁ。そりゃよかったな!……ま、お漏らししない内に行っといでよ~!」

 

 

<編集後記>

ストーリーが右にいったり、左に行ったりと慌ただしいですが、「夢の中」の出来事と解釈していただければ、理屈通りにいかないことが少しご理解いただけるかもしれません。

 この話は一体いつ終わるのか、結末はどうなるのかさっぱり見えてきません。

実に不思議なAIによる小説と言えるでしょう。新感覚ミステリーのような?😂

 私は第三者の立場から、少し遠目でこの小説の展開を眺めています。不思議な気分です。



使用したAI

AIのべりすと


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