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【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第29話

夢の中


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<第29話>

 何だよみんな、何だかよく分かんないけど元気出せって!ほれ、圭ちゃんが肩をぽんっと叩く。そう言って圭一が背中をポンッ!とすると同時に何か硬いものが当たった。振り返ると床に転がっているのはよく見るとそれはライターだった。どうやらポケットの中で握りっぱなしになっていて落としたらしい。

 拾い上げてみるが何の変哲もないライターだった。でもなぜか妙に気になる、なんだろうこれ……あ、わかった。圭一君、もうすぐ花火の時間だもんね!

 ……え? 圭一さんったら、そんなものをポケットに入れっ放しにしてて危なくて困りますわね~!!!

 

 ■魅音視点

 ……さあ着いた。……ここはダムの底。……そしてここが出口さ。……ほらはぐれないように付いて来いって。……じゃ、またな。
そうして俺たちは再び歩き出す。しばらく進むと急に辺りが明るくなったような気がした。そして次の瞬間、そこは光あふれる場所であった。そこには雛見沢ダムの上を遮るものは何もなく、夕暮れ空と広大な湖が広がっていたのだ。

 俺たちはそこで思い切り息を大きく吸い込む。肺の中いっぱいにまで冷たい空気が流れ込み、その冷気に心まで凍ってしまいそうなほどだった。
だが同時に、その寒さが逆に、先ほどまでの緊張した心を解してくれるのを感じた。

 俺は思わずその場に座り込んでしまい、そして大きく息を吐き出した。
その時である。俺の頭の中に突然映像が浮かび上がった。

 俺を囲んで笑う仲間たちの姿、そしてみんなで遊んだ数々の楽しい思い出の数々。……これは?そうさ、……みんなで、ここでキャンプして遊んだよねぇ!ほら!あの木、わかる?……ああ、わかるぞ!あれが俺のテントだな?!

 そうだよね圭一くん!!……私達のキャンプ場はあそこと決まってたよね!あそこに行こう!!そう言ってみんなの足取りは軽い。……そしてみんなで楽しげに食事の準備をして笑い合う光景が脳裏に浮かんできた。

 圭ちゃんって、本当に美味しい料理を作るよねー!!……くけけっ!!お弁当にしたら絶対においしいに決まっているぜ!ほ、褒めたって何も出ないぞ?!?!

 ……圭一さんって本当、こういうのだけは器用ですわよねぇ。…………むぐー……。……まぁまぁ、いいじゃん!今日はたくさん遊んで、疲れちゃいましたわね。そろそろ休みましょう。


<編集後記>

少し古い本ですが、『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』(小林雅一 講談社現代新書 2015年3月20日第1刷発行 2017年2月9日第12刷発行)によれば、次の記述があります。


 
その(人工知能 藤巻隆)最大の特徴は、人間とコンピュータの強みを
足し合わせたところにあります。私たち人間の脳が持つ最大の強みは「何かを学んで成長する能力」です。脳科学の成果を取り入れた「ディープ・ニューラルネット」のような最新鋭のAIは、この学習能力を備えているのです。これは「機械学習」と呼ばれます。
(中略)
 そこにはプラスとマイナスの両面が考えられます。まずプラス面は、これまで想像もつかなかったような知的製品の登場です。
(中略)
 一方、マイナス面は、予測不能なAIの進化です。「自ら学んで進化するAI」は、それを作りだした人類が意図したのとは全く違う方向へと発達してしまう危険性も秘めています。最近、巷で囁かれる「異常は発達を遂げたAIが暴走して人類を破滅させる」といった懸念は、この点に起因しています。

『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』(小林雅一 講談社現代新書) PP.6-7  


新しい技術や製品は、プラス面とマイナス面という2つの相反する性質を併せ持っています。プラス面とマイナス面を比べ、プラス面が多いと判断されると採用されることになるでしょう。

それでも、マイナス面が完全になくなるということはありません。

1つの問題が解決すると新たな問題が出現するからです。


『夢の中』を生成しているAI(使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2)は、私の意思にお構いなく、次々に新しいストーリーを作り出しています。全く予測不能なストーリー展開です。
一概にマイナス面とは言えませんね。



使用したAI

AIのべりすと




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