見出し画像

【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第10話

夢の中


<第1話> <第2話> <第3話> <第4話> <第5話>
第6話> <第7話> <第8話> <第9話>

<第10話>


 **……………… 目が覚めると見覚えのない白い天井が目に入ってきた。

 私は……一体どうなったのかよく思い出せなかった。……頭がガンガンして気分が悪い……。身体中の感覚がないみたい。

 ここはどこなんだろ?

 「あら。……やっと起きたわね。」

 聞きなれない女性の声。
 私はそちらの方を見るが、まだうまく焦点を合わせることができない……。……誰か知らないおばさんがいた。誰なんだろうか? 私の顔を覗き込むその女性は。……私を見慣れない顔でじっと見ると、口を開く。

 「あぁ、あんたが北条鉄平の孫かあ。」

 「………………えぇっと。」

 「えぇ~と、何て名前だったかなあ?」

 あぁ、なるほど……。それでわかった!

 「詩音ですよ、おばあちゃん。園崎家の家政婦さん!」

 そうだ、確かに見覚えがある人だった!

 ……それにしても……。……この人はいったい、いつからここで私を見てたんだろうか?

 「……う~ん。そうだよ。えぇと、確か……詩音ちゃん。うん。……ごめんねぇ。何があったかわかんなかったよね?
はははは。あぁー。……よかったよぅ、元気になってくれてさ。」……私のこと、ずっと看病してくれてたの? こんなに忙しい中。

 「ありがとうございます……。すみません、私ったら。」

 「まぁまぁ。ほれ。……これ、飲んじゃいな!」

 私は手渡されたコップの中身を飲んでみると……。

 「甘~い!! おいしい!!」……え、……ちょっと、待ってください。まさか、これ……お砂糖水!? 私はびっくりしながら、それを飲む……。

 …………あ。あ、……あったかい……。これは。
 私が飲み終えると、彼女は私の背中をさすってくれた。……とても安心できて。……そして優しい味がした。……そして、ようやく。私は思い出していたのだ……。……私の名前は前原圭一。

 園崎家とは敵対する御三家のひとつであり、鬼ヶ淵村の祟りが本当にあるならその村の出身だという、雛見沢生まれの者だ。……そして。

 私が意識を失う前のあの時間は。紛れもない、現実に起きたことだということを思い出すのだった……。
**


<編集後記>

『夢の中』というタイトルでAIのべりすとによって書かれている小説ですが、どこまでが「夢の中」の出来事で、どこからが現実の世界で起きていることを描いているのか、その境界がはっきりしません。

最初から最後まで「夢の中」で起きたことなのかもしれません。混沌としているのは、レム睡眠によって夢を見ているからという一つの解釈ができますが、こじつけと言われても反論の余地は残されていません。


使用したAI

AIのべりすと

サポートしていただけると嬉しいです。 サポートしていただいたお金は、投稿のための資料購入代金に充てさせていただきます。