見出し画像

【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第7話

夢の中


<第1話> <第2話> <第3話> <第4話> <第5話>
第6話

<第7話>

 突然、魅音が俺の胸元に飛び込んできた。
そして、……まるで押し倒したように俺を馬乗りにして覆いかぶさり……。

 ……その顔は笑っていた! それはいつも俺が知っているような笑いではなく。……どこか歪んでいて不吉な、何か得体の知れないものを感じさせるような笑いだ。……魅音は…………こんな風に笑うヤツだっただろうか?

 そんな疑問すらも、もう浮かんで来ることはなかった……。……だって、……俺の頭の中で何か大切な部分がぷつりぷつり……切れていたんだ。あぁ……俺は誰だ……。

 「……ふへ、は、……ひはははははは!! 悟史くんの答えが聞きたいな。私と結婚しますよね?」
 「私とだよねぇ~☆ 沙都子よりずっと楽しい毎日をお約束しちゃいますから!」
 「……お兄ちゃんの答えが聞きたいかな……。沙都子のことも大好きだけど、私とも結婚してほしぃなって思うんですけど……」
 「……私を選んでくれたら。……私、一生お嫁さんにしてもらえて、……幸せになれるんですよ?」……もう、何が何だかわからなくなっていた。俺は沙都子と圭一たちの間で迷っていたんだ……。

 ……だから、どちらか選べなんて言われても、決められるわけがないじゃないか。……あぁ……頭の中でぶつん……と鈍い音がしたような気がした……。あ、あれ? なんだか視界が暗くなっていく。……何だろうこれ。

 ……貧血? 俺は倒れて気を失ってしまう直前なのかもしれない。
 そう思った瞬間だった! 俺の上にまたがる少女の顔つきが変わったことに気付かされた。……先ほどまで俺を惑わす悪魔のようだった表情が。……今や……鬼女そのものだった。……沙都子は泣いていなかったのだ。……沙都子が泣きながら言った台詞が脳裏に蘇った。「……私の味方は誰もいないんだもの」……それはどういう意味なのか理解できないまま、その言葉を耳に残したまま、俺はついに気を失った。

 沙都子が倒れた悟史を見て、「キャアアッ!!……死んじゃやだぁッ!!」と叫んだ。
 そして駆け寄り抱き起こす。その瞬間にようやく魅音にも気付く。
沙都子を泣かせた憎むべき相手ではあったが。魅音のあまりに豹変ぶりに言葉を失う。

 魅音は自分の妹に何をするつもりだったのだろうか。
「……おい。お前……悟史くんを殺すところだったのかよ!!」……レナの言葉の意味がわからない。殺すとはどういうことか。悟史はまだ生きて、こうして横たわっているではないか。

 それにどうして私が悟史を殺そうとしていたという話になっているのだ。
 魅音に詰め寄ろうと立ち上がってみた時だった。……足下に転がっていたナイフを踏んでしまい、滑ってしまった。……私は転倒しそうになったところを詩音に支えられて事なきを得る……。……転ぶのは嫌いだったはずなのに……不思議だ。……もう痛みを感じることすらないらしい。……でもまぁ、……転ばずにすんだだけでも儲け物というところかな。……もう疲れ切ってしまい……どうでもいい気分だった。……レナは相変わらず心配そうな顔でこちらを見ている。……そうだ。……もう心配はない。……全てうまく行ったのだ。……だからもう心配はないだろう? レナは……本当に優し過ぎる。

 沙都子にあんなことをしておいて……まだ自分のことを案じていられるなどというのは。……まったく。……心の底から感服させられる話じゃないか。……だから、大丈夫だよ。……ほら、魅音を何とかしてあげないと、ね?……私は力なく笑おうとした。

 「……もう、遅いんだよ」
魅音が静かに言い放ったその一言を耳に入れた途端、世界が真っ白に染まっていく……。…………あれ?…………ここは……一体どこなんだ………… 


<編集後記>

ストーリーが一体どの方向へ進んで行くのは、まだ全く予測できません。登場人物の関係が今ひとつ分かりにくいのが難点ですね。
これだけ登場人物が多くなった理由が判然としないからでしょう。
話はまだまだ続きます。一体いつになった結末が訪れるのでしょうか?
それは誰にも分からないはずです。AIは分かっているはずですが・・・。


使用したAI

AIのべりすと

サポートしていただけると嬉しいです。 サポートしていただいたお金は、投稿のための資料購入代金に充てさせていただきます。