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【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第59話

夢の中


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<第59話>

<ああ。そういえば前原先生のところで看護婦してるんでしたよね……。……それでここで働いてるわけですか。……え? あぁ、はいはい、もちろん知ってましたけどぉ。>

 圭一さんのことでしたの?……まぁ……!!……お恥ずかしいですわ、先生。私は、先生が思っているような娘ではございませんのよ?
 
<でもあなた、まだ小学生じゃないの。それにしてはよく勉強していますね、漢字もよく知ってるわ。
 先生は優しくそう言ったが、沙都子の方はバツの悪そうな顔になる。……沙都子にとってはいい思い出ではなかったからだろう。……そしてそれは、魅音も同じはずだった。>

 あははははははははは!!!! はははははははははは!!!!! ひゃははははははははは!!! 先生ったら冗談ばっかり言うんだから。先生はいつも私のこと馬鹿にするから、たまには仕返ししたくなったんだよ。

 でも先生が本当に私を知ってるとはびっくりだね、あはは! でもね沙都子ってね、実はすごく頭が良いの。私の自慢の親友なんですよーだ。あははははは!!……ははははは……。

<……うっ。沙都子……!!! あなたは一体……? >
 
 ……沙都子ちゃん、今の話は本当なんですね? 沙都子はその質問に答えることなく、そのまま席を立ってしまったらしい。……電話の向こうからは何か言い争う気配があったが、しばらくするとそれが収まったようだった。……その後、入江と名乗るその人は、沙都子に何と言ったんだろうか……。

<園崎家はね、雛見沢連続怪死事件に関わった関係者全員について、今もずっと調査しているの。……北条沙都子がなぜ失踪したのか。それを今、ようやく調べ終えたところ。だからわかったんだけどね、園崎家の関係者の中に雛見沢連続怪死事件の生き残りがいることが発覚したの。

 ……その人は園崎家とは全く関係ないところにいて無関係だった。……でもその人に接触を試みたときね、沙都子という名前を出しただけで反応があった。……あの事件は終わったと思っていたわ、関係者はすべて処分されたとばかり思っていたからね。……でも、生きていたんだ。>
 
 ……じゃあ……俺も?……俺があの時出会ったあの女の子のことも知っているかもしれない。
その人の名前は詩音が持っていた資料の中にあった。俺はその名前を覚えているか試すように口にしてみた。

<……入江診療所の診療主任だった医師の名前が鷹野だったはずですね。>
 
<……えぇ、そのとおりよ。……あなたに会えたことはとてもうれしいわ。あなたが、あの時私と出会った人だったんですものね。>
 
 ……この人も知っていたのか! 俺は緊張でゴクリと生唾を飲み込むのを感じた。

<……その人は一体誰ですか?……俺はその子に会いたい。会わせてくれませんか? 俺は焦りを感じ始めていた。早くしないといいなくなってしまうのではないかと。……だが。>

<……ごめんなさいね……。……もう死んでしまったみたいなの。……でもね。……あなたの力を借りることができたなら、もう一度だけ生き返らせることができると思うの。どうかしら? このお仕事引き受けてもらえないかしら? 報酬なら十分に用意するわ。どうせ、あなたもお金が欲しいでしょ? それに私ならね、きっとうまくやってあげられるわ。>
 
 ……彼女は意味ありげなことを口にしたのだ。そして最後に、あなたが協力してくれることを願っていると言い、電話を切った。

 私は受話器を置き、ため息をひとつ吐いた。
そして改めて先ほどの会話を思い返す。……前原圭一。……私が彼の運命を変えてしまったのか。……そう言えば、魅ぃちゃんが言っていたっけ……。



<編集後記>

ミステリー小説では謎が謎を生むという設定は定石です。

そのような設定でミステリー作家は読者に挑戦します。

読者の中には、ある謎が他の謎と繋がり、一つの塊と解釈し、一気に容疑者や動機、殺人方法(whodunit、whydunit、howdunit)を特定する人もいます。

では、『夢の中』はどうでしょうか?
まず、ミステリー小説と言ってよいかどうか分かりません。

具体的に考えてみましょう。
圭一君が殺されたことになっていますが、誰に、どのような動機で、どうやって殺されたのか今もってはっきりしません。

雛見沢連続怪死事件についてしばしば言及されていますが、いまだにこの事件の全貌が明らかにされていません。

関係者らしき人物が時々登場しますが、現れては消える、現れては消えるの繰り返しで進展が見られません。

そのため、事件の真相は藪の中です。
いつかはスッキリ解決するのでしょうが、このままでは名探偵でも解決することはできない、と思っています。



使用したAI

AIのべりすと



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