【夢の中】AIが書いた小説（2022.03.05スタート）　第44話

夢の中

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＜第44話＞

　当時はダム建設の反対運動って、そりゃ凄かったもんですよ。……建設予定地は山のふもとだから村全体を取り囲むようにして山が連なっていますでしょ？……そこに反対住民が立て籠って、機動隊ともめたり、時には衝突したりってこともありましたねぇ。……でも結局、住民の勝利で終わったってわけです。その時にちょっと変わったことが起こったんですよ。

＜大石の口がますます吊り上がっていく！＞
 
　……雛見沢に駐在していた警察官3名が、……ある日を境に忽然と姿を消してしまったって事件なんですけどねえ？あ、別に警察内部で何かあったとかそういう話ではないので誤解しないでいただきたいのです。（大石は慌てて補足する）

　この事件が起きた時はマスコミでも大きく報道されたらしいですね。
雛見沢は、あの雛見沢大災害以降しばらく、ダム戦争の最前線みたいな場所でして。……当時、ダム建設に賛成する人たちは当然多かったわけですよ。
それを邪魔しようとした、反対派に対する嫌がらせなんて日常茶飯事でして。（大石はここで声をひそめる。）そんなの、今で言えば児ポ法みたいなものですよ。

　それで、警察は県と結託し、雛見沢にパトロール警官を配置するようになりまして。
それでも、そんな陰湿なイジメに屈するほどやわじゃないので、逆に反撃に転じたりした時期もあったみたいですねぇ。……ところがある時から、なぜか、……パッタリとその事件は起こらなくなってしまった。

＜その時、圭一が言った！＞
 
　えー、そうですそうです！ ちょうど今くらいの時期だったかな！……何せダム戦争最盛期の頃の話なんで正確な日付まではわからないのですが、ある日の朝に突然連絡が取れなくなって、そのまま音信不通になってしまったそうなんですよ！……で、その後から、雛見沢で奇妙な連続怪死事件が発生するようになった。……これは、……雛見沢で誰かが何事かをやってて、そしてそれは表沙汰にならないで済んだってことですよね！

＜圭一は身を乗り出して話に乗る。＞
 
　そう！！まさにその通り！！ 皆さんの目の前にいる前原さんはその当時の刑事なんですよ。（前原父は苦笑して）
　私が刑事になったのはつい最近の話でね。それまではこの村の駐在をしていたんだけど、その頃、私の同僚と友人が姿を消したんだ！ 私は、……それはきっと事件なんだと思ってる。……でもそれは公にはならなかった！ それで私の耳に入ってきたのは、その失踪が未解決だってことだった。

＜大石の言葉に一同ざわめく。……そして、魅音が言った＞
 
それで……それで……？
 
＜富竹が前原父を見る。＞
 
　富竹がこの場に来てくれればよかったのだが……。あいつ、今どこにいるのか全然連絡つかないんだよなぁ。

まぁいい。富竹には悪いことをした。…………だが失踪した警官たちは戻ってきている。それは紛れもない事実なのだ。……だから失踪事件と鬼隠しとは関係ない。

＜富竹の言葉を聞いた富田が反論しようとするが言葉が出ない。魅音も口を開けなかった。＞
 
　…………どうです、興宮署の署長さん。何か思い当たることはないですか？……この村にはまだまだ謎がいっぱいありそうだと思いませんか？
 
＜そう言って前原父の顔をのぞきみる。＞
 
　うむぅ……
 
＜鷹野の顔色は冴えない。どうもさっきまでの余裕が感じられないようだった。＞
 
　あぁ……どうですかね……、確かにこの村は不思議です。
　不思議な出来事はいくつもあるかもしれませんが、失踪というのは考えにくいんじゃないでしょうか。……まぁ鬼隠しの方は調べていないのでわかりかねますけどね。

＜……その時、魅音の携帯が鳴る。……魅音はすぐに出ると耳に当てた！＞
 
　はい！！お電話代わりました。……はい。いえ、違います。……今日、園崎家に集金に行く予定じゃなくて。

＜レナの声に緊迫感があった！＞
 
　はい。えぇっと。……はい。えっ！？本当ですか！！！ありがとうございますッ！！すぐに行きます！！
 
＜電話の向こうはわからなかったが、そのただならぬ様子に皆、息を飲む。そして……レナはこう叫んだのだ！＞
 
　入江診療院から電話なんです！！雛見沢症候群患者が出たんですって！！

＜編集後記＞

連続怪死事件が発生したり、鬼隠しがあったり、謎が謎を呼ぶ設定になってきました。

いずれも今後どうなるのか、解決するのか（解決するでしょう！？）待ち遠しいですね。

新たな問題が発生しました。雛見沢症候群患者が出ました。
雛見沢症候群がどのようなものなのかは次回以降で判明するでしょう。

穿った見方をすれば、次から次へと事件を発生させることによって、話をつなげていく手法を採用していると思っています。

使用したAI

AIのべりすと

藤巻　隆｜note