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【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第35話

夢の中


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<第35話>

 この世界の俺は妹の手を血で染めさせてたことになる!! 俺は妹の方を見た!!! 妹の顔は真っ青だった。そりゃあ怖かったろうな。自分がやったわけでもない殺しの責任を取らされるような感じで、恐ろしかったに違いないぜ!!

 
詩音が、お姉さんが助けてくれたの? と訊いてきた。……もちろん違うさ。お前の妹のしたことだよ! でも俺は黙っていた。ここでこの子の信頼を失いたくはなかったからだ。だから適当に誤魔化しておいた。この子には罪悪感など持ってほしくはないからなぁ~!!!!


 詩音はそんな話を聞かされると思ってもいなかったようでひどくショックを受けていたようだが。……詩音はこの世界の出来事を、もう知っているはずだよな? この子はもう十分に罰を受けて苦しんできた。この世界での罪は全てあの日に清算したんだよ!……もういい加減、許されるべきだって思わないか?


 だからさ。俺は詩音を抱きしめながら、心の中でそっと囁いてみた……。……ありがとう詩音……。本当にありがとうよ……。

 

 

■アイキャッチ 3日目 -PM06:00

  詩音はすっかり怯えてしまっている様子だったので……。この子が落ち着いたら、……いろいろ説明してやらないと……と思いつつ……。……この4日間に起こったことやら……。……これからのことについて考えることにした……。……まず、俺にとって一番の問題なのは、やはり……。この世界の俺についてのことだった。

 

 俺は一体、どんな人間なのか、知りたい気持ちになったのだ。だからそれを尋ねてみると、俺の疑問にもちゃんと答えてくれて安心できた。そしてこの俺は、俺とは違って明るく快活な性格をしているようで、とても頼れる存在なのだと知る。……俺は、この世界を救いたかったんだ……。俺のいないこの世界でのこの先を、幸せにしてやりたかった……。

 

 ……詩音から聞くところによると、……この世界での俺の死は自殺で。
……妹もそれに関わっているという話だった。詩音は、その時のことを話すことを躊躇していたが。きっとこの詩音も、……この詩音もあの日のことを思い出したに違いない。詩音は自分の罪を告白するように俺に打ち明けてくれた。

 

 ……詩音の話によると、あの日の夕方までは、普通に俺との生活を送っていたようだ。しかしその日の夕刻に事件は起きた。突然、部屋に入って来た妹が……いきなり俺の首を掴み、……俺を引きずるように外へ連れ出そうとしたらしい。……俺は当然暴れて抵抗し、妹に噛みついてまで逃げ出したのだそうだ。


 ……でも、妹が、……俺の顔に手を当てると、俺はすぐに気を失ってしまったのだそうだ……。…………詩音の話には、続きがあった……。……目を覚ますと……そこは病院で。……その病院には警察がいた。……そして俺の両親も。


 ……両親は俺が生きていたことが信じられなかったようだった。それはそうだろう。俺は自分で首をへし折って自殺したことになっていたんだからな。俺はそこで初めて自分が4日後のあの日から3日後には死んでいたという事実を知ったんだ……。つまりこの世界での俺はあの時死んだということだったんだな。


 それを聞いて……俺は、……自分の世界が救われたということを知った!!


<編集後記>

圭一君はどうやら自殺したことになっているようです。
しかし、自分が死んだという事実を自覚していません。
今でも自問自答しています。

独白と言ってもよいでしょう。

矛盾していると感じるのは至極当然のことです。
ですが、これは『夢の中』での話であることを思い出してください。

第32話までと少し話の展開が変わってきていると感じたのは私だけでしょうか?

第33話をご覧ください。
「次回からいよいよ本編スタートですよ!」と出てきました。
それまではプロローグだったということになります。





使用したAI

AIのべりすと




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