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【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第117話

夢の中


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<第117話>

3■詩音の日記 6月×日 はれのちあめ
日記なんて柄じゃないけど。せっかく雛見沢に来たことだし。ちょっと続けてみることにします。……まぁ、私の日々の出来事を綴るってだけですからね。……別に面白くもおかしくもならないと思いますよ。

えっと……。……この村に来てから、……結構な日数が経ったんですね……。……最初は、……何が何だかわかんなくて。……どうして自分がここにいるのかさっぱりわかりませんでした。……でも、……やっと。……落ち着いて考えられるようになりました……。……私は。……私と圭ちゃんの運命が、……どういう経緯か、入れ替わっちゃったみたいですね。

私が雛見沢に来ることになったきっかけは。……綿流しの夜でした。……お姉と圭ちゃんのふたりで鬼隠しに遭う、その夜のことです。

……そこで、……私と圭ちゃんが入れ替わったんじゃないか、と思うんですよ。私は圭ちゃんの代わりに。圭ちゃんの体の中に入れられたのです。
入れ替わりというなら、……それはもっとずっと昔にも行われています。
……私と詩音、ふたつの魂は同じ日にひとつの肉体に宿された。それは双子だったならではでしょう。

しかし双子の場合は片方だけが生まれてくるものです。そしてひとりの身体の中で、ひとりだけの人格を持つことになります。……つまり私たちは、お互いをひとりしか知らない。お互いにお互いを知る由がないのです。

……そんな状況で生まれた、ひとつの命が、もうひとつの別の存在を知ってしまうとどうなるのでしょうか。
ひとりは自分を認識してくれる人間を捜し求めることになるかもしれません。
そしてもう片方もまた、自分を認識してくれる人間の中に飛び込もうとするのではないですか?

自分を知ってくれているのが目の前の相手だけだったら、それに飛びつくしかないから。……そして今度の場合。……私たちにはその相手がひとりいた。……私の場合は。……圭ちゃん。

一方、私の方も。……それが魅音だったという。……魅音がひとりしかいないというのは何とも奇遇なものですねぇ。……ま、とにかくそういうわけなので。……圭ちゃんの中の私は圭ちゃんの中の存在を知ってしまったんです……。

私の中には、圭ちゃんの中に存在してはならないものがあった。……それは圭ちゃんにとっても同じことが言えたんです。……詩音は私を、自分とは関係のない別の人格として認識しました。
 
だから彼女は、……詩音として生きようとはしなかった。……彼女はその自分の中に潜む何者かの人格として振る舞うようになった。……だから、詩音は私に対してだけ異常な敵対心を燃やした……。……詩音の中に眠っていた人格が、詩音ではなく。……魅音の方を選んだからなんです。

魅音にとって幸運だったのは、……詩音には自分が詩音を騙ったのだという記憶がなかったことでした。……詩音はただ魅音を演じるために魅音の記憶を持っていた。……それだけのことだったのです。

魅音が気付いた頃にはもう手遅れだったようですよ。詩音と私はもう完全に混ざってしまっていた。……そしてもうひとつ幸運なことには、魅音には。

……詩音の存在に気付いてしまったとき、詩音の人格が誰であるかを理解できなかった。……ただひとりの詩音だと思い込んでいた。
 
……だから。魅音は自分の中の異物を憎んでも恐れてはくれなかった。魅音が異常を感じ取ることは決してなかったからなんです……。…………魅音に本当のことを言ったところで、何の解決にもならなかった。

それに。……真実を話すことはかえって魅音を傷つけることになるのかもしれないと思ったんです。……詩音のことを本当に想っているなら、なおさら……。

私が悟史と沙都子の仲を取り持とうとしたり、北条家を何とかして救おうと躍起になったりしたのはそのためでした。……あの時。私は悟史を救うことができると思えていたし。きっとうまく行くと信じていました。悟史が救われることで、きっと詩音が詩音を取り戻すと信じていた。……けれど。結局。私はその両方を一度に失ってしまいました。

圭ちゃんの中に、私はもう二度と帰ることはできない。
でもそれは圭ちゃんが嫌いだからじゃありません。……彼は私の親友であり、彼も私のことをそう思っていてくれました。彼がいなければ私は存在しないのだし。……逆に。
 
……彼がいるから、今の私があると言っても過言ではありません。……彼の中に私の欠片は溶け込んでしまいましたが。……それで良かったと思っています。

だって。私が詩音であることを忘れないために日記を書いているというのに。それを他人に見せられないって言うんじゃ意味がありません。日記の意味がないじゃないですか。

それに、この中には私と圭ちゃんしか知り得ないこともたくさん書かれています。この中身を知ることができれば、私が誰かなんてすぐわかるはずなんです。

……この日記帳だけは、たとえ誰かの目に触れさせようとしても、圭ちゃん以外が開けないようにロックをかけました。……あ、でも、これは単なる日記ですし。パスワードなんか決めてもしょうがないことかなぁ。

あぁ……!そうだ……。忘れる所です……。……えぇと……。今日は何を書きましょうかね。……昨日の日記がちょっと短すぎたので続きでいいや……。

私が、どうしてこんなことになっちゃったのかわかりませんが。私はこうして圭ちゃんと一緒になって生活できてるだけでも満足ですよ。……圭ちゃんが望んでいるのかどうかわかりませんが、私はこうして圭ちゃんの中に居られるのが一番幸せなんです。
 
……何だか、とても心地よい気分になります。……そして、そんな幸せの中に。私だけが知っている秘密が隠されているのを、時折思い出すんですよ。
それがどんな内容なのかは内緒にします。

私が話せるのはここまでです。……さて、お休みなさいませ、お兄さま……!

……魅音、寝たか?……んー? 今晩のお月様の明かりが眩しいですね……。今夜は雲が少ないからよく見えます……。
 
綺麗ですね……。……え? 何か言いまして? あ、すみません。お兄ちゃんのことだからまた私への愚痴に違いないですよね? は、はい、ごめんなさい。……今度は聞き流さずに頑張ります……。
 
え?……うん。圭ちゃんの身体、ですか? 圭ちゃんはもう私のことを知らないから。……私の中にいたのは圭ちゃんなんだって説明したくてもできないから……少し辛いですね……。だからせめて……圭ちゃんの体を借りて、圭ちゃんを守れるように強くなりたいんです……。

えっと、圭ちゃんも私のことはわかってくれてると思います。……私が魅音である限りは、私を敵にはしないと思うけど。それでも。私は自分が誰であるかを圭ちゃんには知ってもらいたかった。……でも……圭ちゃんにとっては……私はまだ魅音にしか過ぎないんですよね……。それが、たまらなく悔しい……。魅音には私しかいない。……圭ちゃんには……私以外にもたくさん、いっぱい、たくさんの友達がいるんだもの……。

あはは、ご心配かけちゃいましたよね……。……そんなこと、大丈夫。……圭ちゃんのそばにいると安心するから。……ひとりだと怖い夢を見るときも、ふたり一緒なら怖くなくなるから。……それだけだよ。

<編集後記>

私は、ある人が他の人に乗り移ったとずっと思っていましたが、今回のストーリーを読んで、詩音さん、魅音さん、圭一君の関係を語る部分から乗り移ったというよりも多重人格なのかもしれない、と考え始めています。

その方が話が理解しやすいのではないか、と考え直しました。
その考えが正しいか否かは断言できません。

あなたはどう思いますか?
 



「AIのべりすと」の設定について書きます。

「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。

使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2

このモデルを使い、小説を生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIに文章を生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。
その際には、修正が必要になります。

しばらくの間、3. ナラティブ  地の文を優先の設定を続けます。


⭐ 実際に出力された画面

使用中の言語モデル:とりんさま6.8B beta V2



使用したAI

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