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【夢の中】AIが書いた小説(2022.03.05スタート) 第67話

夢の中


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<第67話>

***……圭ちゃん。今日も沙都子の様子を見に来たのかしら。あは、別に怒らないよ。でもね。……本当に、もうこれ以上無理しなくても大丈夫だと思うよ。詩音ちゃんを疑うつもりなんてこれっぽっちもないけれどさ、……もしも誘拐が本当で……、本当に沙都子が詩音ちゃんだとしたら……。…………その時、私たちじゃあ……もう……どうにもならないと思うんだよね。

何だかんだいってね……。詩音と沙都子には何かあったと思うんだ……。
例えばだけど、前原家に養子に行ったのが沙都子だって話はどう思うかな?……もしそうだったとしたら。……沙都子は圭一の従妹じゃないかもしれないよ……! それに、仮にそうだったとしてもおかしくはないわけだし。

だって……だってさ、考えてもみてごらんよ! 園崎家は圭一のことなんて、……まったく興味がないんだもん!……詩音や沙都子だって、もしかしたら親戚でも何でもないかもしれないし……。
 
……くそっ!!!!! 私は……一体誰なんだ?……私の正体はどこにあるんだろうなぁ? 私の存在はどこにもなかったことになるんだよ。……どうしてなんだろうねぇ~!? 圭一、教えておくれよぅ!!! 私が生きてるって証拠が欲しいよ……。誰かに私の生存を認めてほしい……。そしてそれを確かなものにしてほしい……。
 
……そういえば、前にもこういうことがあって、すごく不安になったことが……あれ?……あれれ?……いつのことだっけ……?……私の存在そのものが……否定されちゃうって言う、……嫌な感じ……、……あれは何時のことだったの? あのときもそう。……私と梨花ちゃまが出会ったときの話だよ。
 
圭一、覚えてる?……あの頃さぁ~……私があんまり学校へ行かなかったからって理由でね、クラスから爪弾きにされたの!……だから、ひとりぼっちで教室に居たときに、私、聞いたことがあるんだよ。私の存在を誰が肯定してくれるのかわからなくて……。でも、その時の私にはそんな言葉しか見つからなかった。それがどんな意味を持つ言葉なのかもよくわかっていなかったけれど、……とにかく口に出してみただけだった。

――私、ここにいていいですか。……ここへ来てもいいんですか?

すると、……梨花様は、私をまっすぐに見つめると、はっきりとした口調でこう言ってくれた。……ここにいたければ、ずーっといればいいのです。あなたがいることでみんな楽しいのですよ、と。
 
……その言葉を胸に刻んだ私はそれ以来学校に毎日顔を出すようになった。……それからしばらくしてだったな。私のクラスの担任だった先生が失踪した。

それはもう、あっけないほどの唐突な消え方だった。……ある日、朝早くに家を出て行ったまま帰らなかったんだ。

当然のことながら捜索隊が出たけど……見つかるはずもない。……その人は私の担任教師でこそなかったが、私にとって大切な恩人のような人だった。

その人のことを思い浮かべる度に私は心が引き裂かれるような悲しみを覚えた。……あの人がいないということはつまり、私は存在してはいけなかったということだった。

あの人がいなかったら私が生きる理由がなかった。……その人がいなくなったことは私の人生において決定的な出来事となったのだった。……そして。その人はいなくなっただけでなく、……その存在自体を消してしまったのだ。……その日から。私の生活は完全に一変したの。私はまるで世界そのものから弾かれてしまったように孤立感に苛まれていた。

私からすべての輝きを奪い去った元凶であるその人……、私は絶対に忘れはしない。……その人を。……園崎家を。……そして何より……園崎詩音を!!! ***



<編集後記>

登場人物による独白によって、だんだん関係性が明らかになってきました。

複雑に絡まった糸が徐々に解きほぐされてきました。まだ、ほんの少しのことですが、全体像を把握するための手がかりになりそうです。

ただ、どちらの方向へ進行しているのか、方向音痴(?)な私には今ひとつはっきりしません。

あなたは、このストーリーが今後どのように展開していくか推測できますか?



使用したAI

AIのべりすと



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