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創作に役立ちそうな記事

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小説やエッセイを書く上で役立ちそうな記事を集めてみました。自分にも、他の皆様にも役に立てれば良いと思っています。
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#エッセイ

【電子出版なら1時間でできる?!】自分の作品をほぼノーリスクで販売する方法(2017年7月号特集)

【電子出版なら1時間でできる?!】自分の作品をほぼノーリスクで販売する方法(2017年7月号特集)


市場規模は小さいが電子出版は増加傾向 2016年の出版の市場規模は1兆6618億円で、うち、紙の出版市場は1兆4709億円、電子出版市場は1909億円。
 市場規模ではまだまだ紙のほうが優位だが、出版全体の市場規模が0.6%減だったのに対して、紙の市場規模は3.4%減で、電子出版が出版市場の減少を食い止める結果となった。

 この電子出版は、電子書籍、電子雑誌、電子コミックに分けられ、このうちの

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【万人ではなく特定少数の共感を】心を揺るがす文章を生み出す方法

【万人ではなく特定少数の共感を】心を揺るがす文章を生み出す方法


「剌さる」が人を選ぶのはなぜ?心の中の負の部分が「剌さる」を発見する

 なぜ、ある人には刺さり、ある人には刺さらないという現象が起きるのでしょう。それは、ある人に目につくものは、その人の内面そのものだからです。

 風景は誰にでも見えるものではなく、目の前で葉が風に揺れても、花が咲いていても、見えない人には見えません。
 風景は、内面が発見するものだからです。

 だから、抱えている問題が違え

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【エッセイの文章はどうあるべきか?】完成度が高まる3つの観点(2016年11月号特集)

【エッセイの文章はどうあるべきか?】完成度が高まる3つの観点(2016年11月号特集)


1.わかるエッセイの文章の条件1は、意味が通じること、わかること。

わかっているのは本人だけ

 小夜さんって誰? 朝食を食べたのに夜? 誰が会社に行った? 会社にベッド? 何がくさかった?
 こうなってしまう原因は客観的な目がないこと。自作を第三者的に見て、「果たしてこれで通じるか」と常にチェックする姿勢が必要です。

構文が複雑すぎる

 引用文をさらに引用したものです。「文は短く」と言い

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創作に役立つバックナンバー、実は「Koubo」というWEBサイトでたくさん読めちゃうんです…!

創作に役立つバックナンバー、実は「Koubo」というWEBサイトでたくさん読めちゃうんです…!

皆さんこんにちは。
公募ガイド社公式noteです。

 いつも弊社の投稿に目を通していただきありがとうございます!
 最初の更新からはや2ヶ月、皆さんの創作活動のお役に立てるかと思った記事を中心に更新してきましたがいかがでしょうか??

 ご存じの方も多いかとは思いますが、弊社で更新しているnote記事の多くは、過去の「公募ガイド」バックナンバーの特集記事を再掲載したものになっています。
 ただ、

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【GWにこそ小説を書きたい!】事前にプロットを練り上げて休暇中の創作に挑もう!!(2013年8月号特集)

【GWにこそ小説を書きたい!】事前にプロットを練り上げて休暇中の創作に挑もう!!(2013年8月号特集)


プロットとは? プロットは、物語の構想、枠組みといった意味の言葉です。ストーリーと同義と言ってもいいですが、少し違います。
 ストーリーは「何が、どうして、どうなった」という大まかな筋で、話は時系列で書かれています。

 対してプロットは、全体の設計図に近いものです。ですので、現在の話を発端として、本編では過去に戻るといった話の運びも完成品と同じです。伏線をどこで張るかなども書かれていたりします

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【エッセイ?日記?随筆?コラム?】あなたのエッセイを本物の「エッセイ」にする方法(2016年11月号特集)

【エッセイ?日記?随筆?コラム?】あなたのエッセイを本物の「エッセイ」にする方法(2016年11月号特集)


エッセイは日記とは違う!他人に読まれるもの エッセイには「私」を書きます。私が思ったこと、私が感じたこと、私が考えたことを書きます。
 しかし、書かれたものは他人が読みます。これが日記との違いです。日記なら、何をどう書いてもいいし、誰にも理解されなくてもいい。自分にだけわかれば、それで用は足ります。

 一方、エッセイはと言うと、誰かに読まれます。ボツ原稿でも審査員は読みます。応募もせず、誰にも

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【短編を制する者は小説を制す】短編で学ぶ小説講座(2014年6月号特集)

【短編を制する者は小説を制す】短編で学ぶ小説講座(2014年6月号特集)


短編の書き方の特徴 短編小説は、400字詰め原稿用紙で言うと、100枚以内の作品になり、文学賞で100枚以内の枚数のものは短編の賞に分類されます。
 もちろん、はっきりした決まりはありませんので、単行本になった短編集の中には150枚ぐらいのものもありますが、短くて10枚、長くて100枚、多くは60~80枚ぐらいという感じでしょうか。5枚、3枚、もっと少なくて300字といった枚数の短編は掌編と呼ば

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小説は、じわっと文章が浮かんでくるのを待つもの

小説は、じわっと文章が浮かんでくるのを待つもの

また小説を書いている。公開はするが、誰かに読んでもらうのが目的ではない。小説執筆は自分にとっては大事な作業だと再認識した。

自分は誰にも読まれたくない日記と、こうして人に読んでもらうことを前提としたエッセイを日常的に書いている。これに加えて、虚構の力を借りて文章を書く、という習慣も必要なのだと思った。これが自分にとっての第3の文章表現である。

完全に誰にも読ませない日記をずっと書いている。高校

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「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

さくらももこさんのエッセイに魅せられた朝井リョウさん。
…のエッセイに魅せられた、moonです。

お二人の紡ぐ文章を読んでいると、まるで文字が、言葉が踊っているように見えます。
こんなにも、可笑しくて、面白くて、生きていると感じられる文章が
他にあるだろうか、と。
大好きな作家さんたちの小説とは別の顔がのぞけるエッセイが私は大好きです。

三浦しをんさん、吉本ばななさん、能町みね子さん、ジェーン

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心も体もひとりぼっちにならないと、文章は書けない。

心も体もひとりぼっちにならないと、文章は書けない。

文章が書けないとき、頭の中に、どんなことが思い浮かんでいるでしょうか。

これまで、noteに書くネタがない、思っていることを文章にまとめられないというときの対処法は、幾度となく書いてきましたが、今回は、マインドにフォーカスを当てて書いていきたいと思います。

noteに書くネタもあるし、文章にするとこんな感じなんだろうなーと想像することができても、必ずしも文章が書けるとは限りません。

文章を書

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創作ノートの使い分けのお話

創作ノートの使い分けのお話

わたしは文具沼の住民なので、ノートは数え切れないほど所有しています。
そもそも紙は不可算名詞ですからね、なんて。笑。

手帳的な用途のものだけでサイズ違いが四つあります。
しかも、なんとなく、仕事の予定を手帳に残したくないというのがありまして。週間レフト式の手帳にさらに週間スケジュールの付箋を貼って使っているという。ここで手帳を分けるという考えはわたしの場合はないのですね(仕事とプライベートで分け

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個人でエッセイ集をつくる方法

個人でエッセイ集をつくる方法

「個人でエッセイ集をつくるのって、めちゃくちゃ楽しい」

文章を書くのが好きで、それを誰かに受け取ってもらえることが嬉しくて。

このnoteに毎週エッセイを更新しているのですが、やっぱり「紙の本」で一冊にまとめること、そしてそれを誰かの日々の中に迎えてもらって、お部屋の本棚に並べてもらえることは、Webに更新するのとはまた違った喜びを感じます。

「個人でエッセイ集をつくってみたい」と思っている

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