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#エッセイ
辞書を全部読むと文章力は上がる?←オジサンが美味しかった
オジサン(私)が、オジサンを食べる。
辞書を全部読んだら”オジサン”を食べることになったのだ。
と思った人も大丈夫。
最後まで読めばわかるから。
さぁ、過去に戻り、経緯を記そう。
この記事は、エッセイであり、調査報告書であり、未来への提言である。
1.きっかけ
そう思っていたとき、自宅の本棚で見つけた。
『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』だ。
読んだことはあったが、
と
【発想の転換で物語は紡がれる】今日からできる創作の「アイデア」を生み出す方法(2017年10月号特集)
小説や童話の場合は、実体験ではない話でも、現実にはありえない話でも、なんでも自由に想像できる。その発想法を解説します。
既存の発想法は役に立たない。創作系は言葉から発想する 世の中に発想法はいろいろあるが、小説・童話は言葉から連想していったほうがいい。
たったひとつのことばが物語を生むことも
落語に三大噺がある。お客にお題を三つもらい、その3つを入れ込んだ話を即興で作るというもの。
【感動を生むのは技術力ではない】エッセイを深めるために必要な自分との対話とは(2014年8月号特集)
※本記事は2014年8月号に掲載した山田ズーニー先生のインタビューを再掲載したものです。
「経験で書く」ことの大切さ――会社を辞め、38歳から書き始めてプロになられた山田先生が、エッセイを書くときに一番大事にしていることは何ですか。
文章表現インストラクターとして、下は10代から上は90代まで、何千人もの人たちの文章を見てきました。その経験から思うのは、たとえ初めて書く人でも、自分の経験に
【経験はそれだけで価値がある!】あなたの体験を価値ある作品に昇華する方法(2017年10月号特集)
ここでは1つの体験から、川柳、エッセイ、小説にする方法を考えていく。
そんなことあったな…という記憶がよみがえる例えば…
「似顔絵」というテーマを与えられて、そこから連想される出来事をあれこれ考えていたら、遠い昔、子どもが幼稚園で似顔絵を描かされ、そのとき、妻の似顔絵に角をはやしてしまったことを思い出した。
川柳にするなら…
川柳にする場合は、まず出来事のどこに焦点を当てるかを考える。川
【やみくもに入れても意味がない!】「ここぞ!」というときに効果的な文章を入れる技術(2018年4月号特集)
よくぞこんな表現をしたものだ、どうしてこんな構成ができたのか。そんな名人芸と言われるような表現、構成を紹介しよう。
ここぞというときに比喩を使え!村上春樹が変えた表現の常識
作家の駒田信二著『駒田信二の小説教室』にこうある。
以前はこれが常識だった。今も過剰な比喩はよしとされない。文章は平明、簡素がよく、小手先のテクニックに頼らず、まずはしつかり情景描写すべし。
全くそのとおりなのだが
【全体があってこそ、名文は輝く】その一文を読み手に正しく伝える方法
刺さる一行だけでは成り立りません。
文章全体がしっかり書けていて、初めて成り立つものです。
刺さる一行を書く前に、どうしたら正確に伝えられるか、まずはこうした基本のテクニックを身につけておきましょう。
剌さる一行と文章全体は花と木のような関係 刺さる一行と文章全体は、花と木のような関係です。木がなければ花は咲きませんし、花だけあっても、花以外の部分がなければ美しさは半減します。
文章も
【アイデアが良いのに落選する原因とは?】入選の精度を上げる11のポイント①(2017年10月号特集)
ここまで「最初の思いつきの発想やひねっていない作品では予選落ち」と説明してきたが、実はアイデア自体はよくても、予選であっさり落ちてしまう理由はほかにもある。
ここでは「入選するにはもう少し精度を上げておきたい」という11のポイントについて説明する。
1.趣旨とあっていない応募要項には書いてなくても、求められる趣旨を踏まえないと入選しにくいことも!
公募と主催団体の趣旨からすると、「こん
【実例でわかりやすく解説】「書き出し」と「終り方」の妙とは?(2016年11月号特集)
エッセイには入り口と出口が必要です。そこでプロの物書きはどのように書いているのか、実例を通して解説します。
プロはどう書き出しているか、実例を見て参考にしよう! ここでは、手元にあったエッセイの中から、先が気になるような書き出しをしているものを紹介します。
書き出しは凝らなくていい。「?」があればなおいい 書き出しは重要です。できれば、先が読みたくなるようなことを書きたい。
しかし、実際
【何をしたら盗作になる?】歴史と実例から見る小説盗作・盗用問題(2018年2月号特集)
盗作の理由、方法は時代によって違う 小説の盗作騒動は明治期にはあまりない。小説自体が海外文学の翻訳、翻案時代だったからだ。大正期になると流通の発展などにより流行作家が生まれるが、盗作騒動が起きるのは多くは戦後。
なぜ盗作するのか(なぜ盗作になってしまったか)には3つの理由がある。
1つは、有名になりたかったから。それには自作の小説が必要だが、書けなかったので借用(盗作)したというわけだ。
【物語に必要な要素とは】基本要素を押さえて物語として成立させる(2012年4月号特集)
物語の基本構造 プロップは31の機能を挙げましたが、これらはすべて使われるわけではなく、「留守/禁止/違反/欠如/出発/手段の獲得/競争/勝利/欠如の解消/帰還」でも物語は成り立ちます。
これをさらにつづめ、絶対的に必要というものだけを挙げれば、「出発/帰還」が残ります。これが物語の基本構造です。
つまり、物語というのは、「どこかに行って帰ってくる」という構造を必ず持っていることになります
【入選することだけが目標ではない!】創作を楽しく続けていくためのコツ(2018年11月号特集)
やる気がなければ壁は破れない! たとえば、映画を観て、「私も映画を作りたい」と思う人もいれば、「脚本を書きたい」「原作の小説を書きたい」と思う人もいる。
もちろん、「自分で作ろうとは思わない」という人もいる。
その差は可能性の有無。自分にもできそうだと(思い込みでも)思えた人はやる気になる。
このとき、やる気にさせた最初のきっかけは、「感動を伝えたい」「お金持ちになれる」「有名になれる」な
【「私」にしか書けないものが必ずある】簡単なコツをつかめば文章にも「個性」が生まれる(2018年4月号特集)
全く書けないわけではないが、どうもありきたりな文章だと思う、読む人に伝わらないと思ってしまう。そんなお悩みを解決しよう。
解決策①:一点突破で、ある面をとぎすます「私」は世界に一人、「私」を書こう!
ありきたりとは、珍しくない、ありふれている、平凡という意味。
そうなってしまうひとつの原因は、正しいことを書こうとしすぎること。客観的な正論もいいが、報道の文章ではないので、それをそのまま