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記事一覧
【ストーリーの見せ場はどこに持ってくる?】小説に勢いをもたらす『シーン・シークエンス』技法(2017年11月号特集)
長編初心者は構想の完成度が不十分であることが多い。だから、そのまま書き出せば大幅な書き直しになって効率が悪い。個々のシーンを考え、詳細なプロットを作ろう!
物語にはリバーサル、逆転の要素が必要 プロットとは小説の詳細な設計図のようなもの。盛り込む場面を具体的に書く。このプロットを作るうえで留意したいことは、以下の3つ。
まず1つ目はリバーサル(逆転) 。安全だと思ったら襲われる、迷宮入り
【まずは一つのアイデアを場面にしよう】いろんな角度から着想のヒントを考えるための方法論(2018年3月号特集)
ストーリーが思いつかないとき、どうアイデアを見つけ、それをどのようにストーリーにするかについて考えよう。
アイデアを場面にし、前後を考えるストーリーにはアイデアが必要
ストーリーを作るには、その前にアイデアが必要になる。このアイデアは真理の発見に近い。
たとえば、めちゃくちゃおいしかったラーメンを3年後に食べたらそうでもなかった。「食べられないでいると、記憶の中でおいしさが増幅する」。
【電子出版なら1時間でできる?!】自分の作品をほぼノーリスクで販売する方法(2017年7月号特集)
市場規模は小さいが電子出版は増加傾向 2016年の出版の市場規模は1兆6618億円で、うち、紙の出版市場は1兆4709億円、電子出版市場は1909億円。
市場規模ではまだまだ紙のほうが優位だが、出版全体の市場規模が0.6%減だったのに対して、紙の市場規模は3.4%減で、電子出版が出版市場の減少を食い止める結果となった。
この電子出版は、電子書籍、電子雑誌、電子コミックに分けられ、このうちの
【万人ではなく特定少数の共感を】心を揺るがす文章を生み出す方法
「剌さる」が人を選ぶのはなぜ?心の中の負の部分が「剌さる」を発見する
なぜ、ある人には刺さり、ある人には刺さらないという現象が起きるのでしょう。それは、ある人に目につくものは、その人の内面そのものだからです。
風景は誰にでも見えるものではなく、目の前で葉が風に揺れても、花が咲いていても、見えない人には見えません。
風景は、内面が発見するものだからです。
だから、抱えている問題が違え
【「てにをは」推敲は後回し!】まずは「大局」をみて、文章をダイエットさせよう
正しい推敲の手順は、意外と知られていない 推敲するときは、まず文章全体を見て、そのあと、細かな修正をします。大きな部分から直していくのは、目鼻がつかない段階でディテールにこだわってみても意味がないからです。
文章全体を森にたとえると、「森⇒木⇒枝」の順で見ていきます。これが正しい手順。逆は効率が悪いのでだめです。
多めに書いて、あとで減らそう! 推敲と言うと、文章を足したり削ったりすることと
【具体事例からわかりやすく紹介!】誰もが悩む「地の文」テクニックをレクチャーします!
書き始めてすぐにぶち当たる壁。それは地の文をどう書くか。
ここではアマチュアが陥りやすい点を4つ挙げ、こう書いては? という修正案を示します。
Q1:セリフ内の説明台詞があって、その台詞の中に、説明しないと意味が分からないところがあったので説明を書きましたが書き出したら長くなって…。
文章が下手なのは置いておくとして、説明文を入れるタイミングが良くわかりません。
「東京のことはまだわからない
【どこからが盗作か】盗作・盗用の基礎知識を身につけよう(2018年3月号特集)
類似であれば、すべて盗作ではない。データは同じでいいし、アイデアも同じでかまわない。何が盗作なのか、基礎知識を知っておこう。
類似かそうでないか基準を理解しよう 最近の盗作騒動で思い出すのは、佐野研二郎さんが制作した東京オリンピックのエンブレムに対して、ベルギーのリエージュ劇場のロゴを制作したオリビエ・ドビさんが自分の作品に酷似していると訴えた問題だろう。 これが類似かそうでないかは、ここで