本の朗読/物語を耳で楽しむ

本の朗読/物語を耳で楽しむ

朗読にハマってます。40代後半、日に日に読書体力が衰えてきたと自覚しています。長い文章を読むのがツライ。ドライアイだし、脳もお疲れのようです。それでも私は物語に触れていたくて、オーディオブックやYouTubeの朗読チャンネルを聴いています。 たいてい料理中や就寝前に聴いています。 目を閉じれば、活字とはまた違った色鮮やかな世界が広がります。温かな呼気を感じ、リアリティが増します。朗読される方がとても豊かな声をしていて、すっかり魅了されてしまいました。 私のオススメは西村俊

スキ
2
自分が乙女だと思うものは太宰治を読んだほうがいい。
+1

自分が乙女だと思うものは太宰治を読んだほうがいい。

太宰治は可哀想すぎる。 「女生徒」、「斜陽」、「ヴィヨンの妻」、「皮膚と心」…こんなにも素敵な少女の文を書くのに、教科書に載るのは「走れメロス」、代表作はと言われると「人間失格」が上がる。そのため太宰治と聞くとなんだか暗い文章を書く人のイメージが濃ゆくなってしまっている。 かくいう私もその一人だったがあることをきっかけに太宰の本に触れて、その考えは変わった。 実は、アニメから、だった。 今はもう見ていないが、当時、仲良くなりたかった友達が「文豪ストレイドッグス」という

スキ
3
好きな本~『人間失格』

好きな本~『人間失格』

ふと思うことがある。 何故わたしは人として生まれたのだろうかと。 わたしは人として生まれた・・・ 愛犬は犬として生まれた・・・ わたしは愛犬に、 「お前の魂は犬の体に入るのが一番適しているとなって、お前は犬として生まれたのかもな」 とぽつんと呟いた。 「ではわたしは人体に入るのが一番適した魂だったのかもな」 とまた呟いた。 真相はわからぬ。 運命だとか偶然だとか、もしくは運命も偶然も無いのかもしれん。 我々が気づいていないだけで、この世(宇宙)は、宇宙より更にも

スキ
9
笈を負い、故郷に錦を(2)

笈を負い、故郷に錦を(2)

 全集を読破するほどの愛読者だったから、太宰治のことは詳しく知っている。実をいうと、高校を卒業した春、津軽にある太宰の生家が「斜陽館」といって旅館となっているときに泊まりに行ったことさえあるのだ。後に本当に斜陽になって潰れてしまったらしいが。  長兄が国会議員を務めた程の素封家である実家の仕送りで、都会で勉強もせずに堕落した生活を送っていたが、尋常ではない文才の持ち主だから、そのだらしのない日々を面白おかしく脚色すれば作品は次々と仕上がる。『善蔵を思う』に何度も出てくる衣錦

スキ
4
続・本の散歩 37/69@三鷹市 三鷹跨線橋

続・本の散歩 37/69@三鷹市 三鷹跨線橋

笈を負い、故郷に錦を(1)

笈を負い、故郷に錦を(1)

 ちょうど多感な高校生のときに、ちくま文庫で太宰治の全集が毎月一巻ずつ出版されて、それを読むのが楽しみになった。10巻もある全集を読破した元々のきっかけは、当時、ギター少年がロックレジェンドに心酔するような仕方で傾倒していた三島由紀夫で、たしか『小説家の休暇』という日記の体裁を借りた批評集の中に、有名な(?)太宰批判があったからである。  手元にないから、何十年も昔の記憶で書くが、『斜陽』を俎上に上げ、敬語の使い方から始まって、貴族の描写がいかにデタラメか具体例を挙げ、今で

スキ
3
海

題:海 著:太宰 治 参考:青空文庫

【雑感】太宰、落ちてゆくヨーグルト、五情・五欲、積んである本、等

【雑感】太宰、落ちてゆくヨーグルト、五情・五欲、積んである本、等

はじまりました月曜日。最高気温30℃といっても外に出ると秋の暑さである。早いぞーここから年末までは瞬く間に終わるぞーという時期が来た。年末にかけてはコンクールの他、仕事の各種イベント、知人の慶事あたりが大きな出来事だろうか。自身については「ただ、いっさいは過ぎていきます。」(太宰治:人間失格)になるかもしれないし、ならないようにがんばるかもしれない。まずは仕事と、積んである本やエンタメの摂取だ。 太宰の話太宰治の話をもう少し続ける。人間失格は確か高校時代に読んだ記憶がある。

スキ
1
読書感想 #16 『文豪ストレイドッグス 太宰、中也、十五歳』(再読)
+1

読書感想 #16 『文豪ストレイドッグス 太宰、中也、十五歳』(再読)

あらすじ(Amazon様より引用) 7年前――ポートマフィアの新首領に森鴎外が立ち、その交代劇の共犯者となった太宰治は、《羊の王》と呼ばれる重力遣い・中原中也と最悪の出会いを果たす。 しかしヨコハマに広がり始めた奇妙な噂、《荒覇吐》の真相に迫るため、仕方なく共闘することに!?  のちに「双黒」と恐れられるふたりの少年。その邂逅がもたらすのは希望か、それとも――。 2018年公開の劇場版第2週目入場特典・同名の小冊子に加筆修正した完全版! はじめに 昨日に続き中原中也の

スキ
3
私はもう『人間失格』を読みたくない

私はもう『人間失格』を読みたくない

日本の文学作品を挙げよと言われたら、トップ5には必ず入るであろうこの『人間失格』が私は大の苦手 理由は一つ 「ワザ。ワザ」に耐えられない!!!!! 読んだことがない方や、もう内容覚えてないよという方 のために簡単に書くね 太宰治は幼少期、自分の本性とは対照的なお茶目な子どもを演じていた。理由は色々だけれど、最終的には彼の“諦め”の結果だったのかな、って私は捉えてます 大人達や世間に対する諦めが、彼に道化を演じさせる引き金になったんじゃないかなぁと。 (短くまとめるのが難

スキ
3