11月27日(土)、第1169回  「できない理由」

11月27日(土)、第1169回 「できない理由」

ひとというものは、 しばしば、 結果を求めすぎることがある。 「できた、できない」 「うまくいった、 うまくいかない」 何でもかんでも、 できるのだと思っているから、 できないことにイライラする。 「できなくて当然」 それぐらいの気持ちで、 何事にも、挑戦してみる、 ということ。 「不甲斐ないが、 わたくしには、できない」 そういう心の素直さが、 なかなかできない理由が何か を、 必ずや教えてくださるのです。 感謝、合掌 慈永

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「人間失格」太宰治
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「人間失格」太宰治

 何故、この題なのか。  どこが「人間失格」なのか。  この小説は、この国で最も多くの人に読まれている。それなのにこのことは意外と語られていない。  モルヒネを打ちすぎたことか。「脳病院」に入れられたからか。  確かにあの場面で、この言葉は使われた。 「もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。」と。  そのためにこのタイトルの所以は解決していると思われているのかもしれない。考える必要はないという結論なのかもしれない。  しかし私には、違うように思えてならない。そして

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11月26日(金)、第1168回  「努力」

11月26日(金)、第1168回 「努力」

一生懸命に何かをやることも、 努力のひとつだけれども、 踏ん反り返って、 何もしないことも、 また、 努力のひとつですからね。 ひとというものは、 自分が何かしたことについて は、 変化を求めるけれども、 自分が何もやっていないこと は、 変化がないと思い込んでいる。 でもね、 よくよく考えてみてください。 実は、 変わらないのは、 わたくしだけで、 わたくしの周りは、 どんどん変わっていくのです。 わたくしが、 一生懸命やろうが、 踏

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11月25日(木)、第1167回  「問題」

11月25日(木)、第1167回 「問題」

あのね、 「問題」が発生すると、 心配したり、 イライラしたり、 するでしょ? でもね、 「問題」というのはね、 永遠に、 なくなることはないのです。 ひとつの問題を 解決したとしても、 また、 次の、 新たな問題が生まれる。 それはね、 この世そのものが、 諸行無常なわけですから、 問題が解決されっぱなし、 そして、また、 問題が放置されっぱなし、 ということはないわけです。 心の中心に、 諸行無常を据える。 心の中心を、 普

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11月24日(水)、第1166回  「感情の手前」

11月24日(水)、第1166回 「感情の手前」

感情の手前に、 何があるのか、 考えたことはありますか? 感情は、 いきなり、湧き上がってくる ように思っていますが、 その手前には、 何かの物事に対して反応する、 という、心の段階がある。 例えば、 誰かが、自分の方へ、 近づいて来たとします。 自分が嫌いなひとであるなら、 「あっ、また何か、文句を 言われる」 いやだなぁー、と思う。 自分が好きなひとであるなら、 「おっ、食事のお誘いかな?」 うれしいなぁー、と思う。 つまり、 現実に

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読書の秋2021「のび太」という生き方 を読んで 〜太宰治『人間失格』の主人公にはないもの

読書の秋2021「のび太」という生き方 を読んで 〜太宰治『人間失格』の主人公にはないもの

のび太の武器は 「共感性」と「成功体験」  何をやってもダメなのび太が、何でもできる出木杉に勝てるところ。それは、「心の知能指数」。つまり、「相手の感情を読み取り、配慮できる思いやりや優しさ」、共感性と、この本の作者、横山泰行氏は分析しています。 そして、のび太はドラえもんとひみつ道具のおかげで多くの「成功体験」を重ねた結果、「自分自身を客観的かつ総合的にみる力が得意で、自分の能力をかなり正確に把握し、自分の長所や欠点を、ドラえもんだけでなく、周りの友だちにまでかなり正直に

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11月23日(火)、第1165回  「違い」

11月23日(火)、第1165回 「違い」

自分がされたら嫌なことを、 他のひとにしない、 それが、 「恕」 の心です。 でもね、 自分としては構わないけれど も、 他のひとは嫌がることだって、 いくらでも、あるでしょ? ですから、 本当の意味で、 相手を思い遣るということ、 それが、 「仁」 の心です。 相手を思い遣るには、 まず、 しっかりと、 相手のことを、 知らなければなりません。 それには、 ひとの話をちゃんと聴く、 ということ、 それこそが、 「仁」 の始ま

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今日は何も思いつかんのでnoteサーフィンをしてました。そもそも自分の書いてる物が、『小説』とか『エッセイ』になってるのか?とか思いながら、スキしてました😐関係ないけど、私、中学校の卒業文集に詩を載せました。タイトル『愛のローリングソバット』。恥の多い生涯を送ってきました…😑

今日は何も思いつかんのでnoteサーフィンをしてました。そもそも自分の書いてる物が、『小説』とか『エッセイ』になってるのか?とか思いながら、スキしてました😐関係ないけど、私、中学校の卒業文集に詩を載せました。タイトル『愛のローリングソバット』。恥の多い生涯を送ってきました…😑

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太宰治、文学の糞から生れたような男

太宰治、文学の糞から生れたような男

 太宰治には書くことを巡る自己戯画化のような作品が複数ある。例えば『猿面冠者』はこう始まる。  どんな小説を読ませても、はじめの二三行をはしり読みしたばかりで、もうその小説の楽屋裏を見抜いてしまったかのように、鼻で笑って巻を閉じる傲岸不遜の男がいた。ここに露西亜の詩人の言葉がある。「そもさん何者。されば、わずかにまねごと師。気にするがものもない幽霊か。ハロルドのマント羽織った莫斯科ッ子。他人の癖の飜案か。はやり言葉の辞書なのか。いやさて、もじり言葉の詩とでもいったところじゃ

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