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私は まだ、夜を乗りこなせそうにないな。

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エモい。 - 文章に思う -

『 言葉 』は、音符に… そして『 文章 』は、楽譜のようだ。 最近よく耳にする、いわゆる『 エモい 』音楽を好む私は、文章にも『 エモさ 』を求める傾向にあるように思う。 私にとって、文字を綴ることは、一瞬の刹那を言語化して留めておくことであり、カメラで、瞬間を焼き付けることに比喩できるであろう。 どんな言葉で、どんな表現を用いるかによって、楽譜の仕上がりは格段に違いがでる。 言葉に命を吹き込まれた それは、互いが助長しながら重なり合い、まるで、交響曲のような美し

    • アナザーワールド。

      「 アナザーワールドって知ってる? 」 隣同士のブランコに腰掛けて ぐんと大きく漕ぎながら、彼女は、突拍子もないボールを投げてきた。 「 アナザーワールド? 」 「 そう。現実の世界から離れた、もう一つの世界。 例えばさ… 今 いるこの世界と全く同じ世界があって、その世界にも自分がいたとしたら… 」 「 そんな、夢みたいな話… 」 さっきより高くなった 彼女の背中を見ながら、私は思わず苦笑いをした。 非現実的ではあるが、相変わらず個性的でユニークな発想をする。 「 じゃあ

      • なにもない僕に、色をつけてくれたのは みんなだよ。

        物心ついた時から、文字に携わる職業に就くことが夢でした。 あわよくば、物書きになりたいとさえ思っていました。 でも、なにもしないまま 諦めました。 数年後… もう一度、言葉と向き合う きっかけをくれて、背中を押してくれた人がいます。 その人がツイートしていた 言葉。 『 なにもない僕に、 色をつけてくれたのは みんなだよ 』 為人を、全て知っているわけではないけど… らしい、あったかくて素敵な考え方だと思いました。 私が、記事の画像をモノク

        • 『 赤い蝋燭と人魚 』 絵本のすすめ。

          4 月 23 日、子ども読書の日。 幼い頃より、本に囲まれて生活してきた。 多感な時期こそ足は遠のいていたが、図書室や図書館に通い、それなりの本を読み漁ってきたと思う。 そして、私の本好きの原点は 絵本であり、未だ大好きである。 そんな中、好きな一冊を問われたら 小川 未明 著 『 赤い蝋燭と人魚 』 を挙げるだろう。 小川 未明は、小説家・児童文学作家。 「 日本のアンデルセン 」「 日本児童文学の父 」と呼ばれ、浜田広介・坪田譲治と並んで「 児童文学界

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          聞き飽きたラブソングを 僕に歌わせないで。

          羊文学『 くだらない 』の 歌詞の一節。 レーベルに、恋愛ソングを作るよう言われて… それが癪に触り 出来た言葉だそう。 言葉を綴ったり、絵を描いたり、音楽を作ったり… いわゆる 表現者や創作者は、自分だけの世界観があり、それ故の孤独や葛藤、自己を模索する気持ちが強いと思っている。 訳知顔で語るのは烏滸がましいが、例に漏れず私も そう。 これまでも、「 解って欲しい 」と「 どうせ 解らないだろう 」を、まるで平均台の それのように、両手を広げてバランスを取りながら歩

          聞き飽きたラブソングを 僕に歌わせないで。

          カメラと、それに触れた昆虫の話。

          常々… 私にとって、文字を綴ることは、一瞬の刹那を言語化して留めておくことであり、カメラで、瞬間を焼き付けることに比喩できるであろう。 と、考えている。 下手の物好きで、永遠に趣味の範疇を超えることはないのだが… 文章を書くことに加えて、写真を撮ったりして、それ相当数のカメラも所持している。 そして そんな私が好む被写体が、昆虫や食べ物。 特に、昆虫はいい。 目当てのものを見付けた私は、気配を殺し息を殺しながら、差し足で近付く。 だが、彼らは こちらの心情など知る由も

          カメラと、それに触れた昆虫の話。

          『 智恵子抄 』に、思う。

          『 智恵子抄 』( 高村光太郎 著 )に 智恵子は東京には空がないと言ふ という 有名な一節がある。 ほんとうの空がみたいといふ。 私は驚いて空を見る。 桜若葉の間に在るのは、 切っても切れない むかしなじみのきれいな空だ。 と、続くのだが… これは、精神分裂症、今でいうところの統合失調症 を患った、妻・智恵子の狭窄し 閉じられようとする心を示し、それを捉えた 高村光太郎の悲しみを示したものだ。 不安定な智恵子の傍で、献身的に

          『 智恵子抄 』に、思う。

          桜 散る頃に。

          『 桜 』を連想する曲といえば… なにを思い浮かべるだろうか。 年代に拠り多少の相違はあっても、最も一般的なもので、森山直太朗の桜( 独唱 )というところか。 一方、マイノリティを好み偏屈な私は… クリープハイプの栞と答える。 indigo la End のチューリップも、いい。 ( 思い切り、チューリップといっているけどw ) ちなみに、indigo la End は お気に入りリストを作るくらい好きで… えのぴょん( 川谷絵音 )が好きだが、ここでは割愛しておく。

          桜 散る頃に。

          ど こ か で。

          X が まだ、Twitter だった頃… 偶然目に止まった一つの文章に、私は瞬間で恋をした。 とりわけ、何が というわけではない。 感覚的なもの。 『 檸檬 』という名で綴られた そのツイートは、日常の 何も無い一コマを切り抜いただけなのだが… そこに確かに在る、幸せを見つける手探りのやり方や、人生を豊かにする ' おまけ ' が詰まっていた。 X は、字数制限があるから よいのだ。 140 文字という限られた中で、読み手の頭の中に、言葉で絵を描いて、情景を魅せてくれ

          ど こ か で。

          Letter。

          人に優しい あなたが… これからはどうか、自分にも優しくできますように。

          暫くは。

          付き合わされる人には、申し訳ないと… 二割くらいは思ってます。 ホークスファンになってくれて、うれしいよ。 呼出音まで、完璧。

          暫くは。

          ホークス愛を語るから聞いてて。

          ホークスが好きだ。 「 俄 」と言われようが、「 潜り 」と言われようが… ホークスが 好き。 昨日も 不意に話題に上がった為、これ見よがしに欠伸をされる中、お構いなしに長々と語ってしまった。 難しい野球のルールなんかは、全て把握しきれていないかもしれない。 でも、ユニフォームは三枚持ってるし、メガホンも三つ持ってるし、松田宣浩( 元 )選手のタオル持ってるし、大きく『 鷹 』とプリントされた使い道に困る T シャツを部屋着ローテにしているし、プロスピはするし、『 K

          ホークス愛を語るから聞いてて。

          ばらの花。

          くるりは、「 ばらの花 」で 『 雨降りの朝で今日も会えないや 』 と歌った。 私は、この台詞が好きで… そして 土砂降りの雨に、土砂降りの雨を、 これまでずっと 言い訳にしてきた。 思い返せば、いつも雨降りだったな。 きっと…沢山の躓きをして、沢山 遠回りをしてきたね。 だけど その間も、ポジティブなふりをしている「 君 」( 私 )に対して、「 僕 」( あなた )は いつだって、肯定の相づち( 頷き )をし続けてくれた。 沸き上がる感情を否定せずに、「 僕 」

          ばらの花。

          恋愛観。

          大人になると なぜ、『 遊ぶ 』の選択肢が… ご飯を食べるか、お酒を飲むか、買い物に行くかになるんだろう。 私は、いくつになっても恋愛観が中学生で止まっているので... 家でゴロ寝しながら、コーラとポテチ片手に徹夜でゲーム対戦したり、パン屋さんでパンを買い込んで 大食い対決したり、せっかくの休日に明らかな B 級映画を観て「 クソだな 」って品評会したり、びっくりするくらいダサい T シャツを お互いの為に買って一緒にコンビニ行ったり、毎年の記念日には 必死で修得したマジッ

          恋愛観。

          バグ。

          嫌なことほど 忘れられなくて 楽しいことは 色褪せていくのって 人間の脳のバグでも大きなものだよね。 いっそ… みんな消えてくれたら いいのに…

          人生とは…。

          人生とは?の問に… より 良く( 善く )生きる為に、試行錯誤するもの。 と、答えました。 良くとは… 美しい。 素晴らしい。 恰好である。 満ち足りている。 幸せであるの意。 善くは… 正しい。 道徳にかなっている。 善であるの意。 そして この頃は… 良さに惹かれて、心がそちらに向かう。 好きに、思い描いたように、の意である より好く生きる為に、試行錯誤する生き方。 も また有りだと思う瞬間が、確かに私にもあるのです。

          人生とは…。