ねぎし

23歳の事務職。エッセイしか書かない人です。パック寿司は玉子から食べてエビで終わらせる…

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23歳の事務職。エッセイしか書かない人です。パック寿司は玉子から食べてエビで終わらせることを流儀にして生きてます。Xもフォローお願いします。

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絵描き経験0の社会人が、1年間絵を描くとこうなる

まずは、この写真を見てほしい。 1年前の写真を撮るには中々の勇気が必要だった。しかし、これは紛れもなく自分が当時一生懸命描いた絵なのである。 「みんなおれの家族だぜ……」ワンピースの白ひげが脳裏に浮かんだ。過去の自分をぎゅっと抱きしめてあげたい。 私は、1年前から絵を描くようになった。きっかけはnoteからで、「ああ、こんな記事を書きたいけれど、エッセイ漫画みたいに表現できたら面白いだろうなぁ」という思いからである。 かく言う私は、エッセイ漫画調な作品を読むことが大好

    • 1口で30回噛んで!痩せるから!わかった!?

      よく噛んで食べてます? 10回以下で噛んで飲み込んでません? 食べた後に物足りなくてカップ麺とか食べちゃってません??? よく噛め。1口で30回は噛め。 そこに答えはある。 私はこれを意識し始めてから痩せた。 173cmに対して72キロあった体重が2週間弱で69キロになった(この身長の標準体重は65.8キロ)。 大人気作の『鬼滅の刃』では、主人公である炭治郎の父親がこんな言葉を言っていた。 「炭治郎、咀嚼だ。お腹が空かなくなる咀嚼があるんだ......」 炭治

      • エッセイってめっちゃ良くない??大好きなんだけど。

        エッセイが好きだ。大好きだ。 時計を見たらまだ19時15分だったとき、くらい好きだ。 事実は小説より奇なりとは言うが、まさしくそのとおりだと思っている。 実際に起こる出来事は、いつも波瀾万丈で思うようにいかない。 だから、あなたを1冊の本にしたら、それは面白い本だと思う。 そんな人々のエピソードを文章のプロによって表現されるエッセイは、まさしく珠玉の書物だろう。 noteを始めたきっかけは、向田邦子や浅田次郎のエッセイに感化されたからだ。 向田邦子が書く日常の彩

        • 食べるのが早い女の子が好き

          好きなタイプは? そう聞かれたら「食べるのが早い子」と答える。 一見おとなしそうな女の子が、お皿をパパッと持ち替えてぺろりと完食してしまう様子を見るとグッときてしまう。 中学生の頃、給食は前後左右の5〜6人が班になって向かい合うように食べていた。 ある時の給食で、私の向かいに座っていた女の子が、噛んでいるのか不安になるほどパクパクとご飯を口に運んでいた。 私はそれをチラッと見てはスープを飲み、なんかいいなぁと思っていた。 その女の子は、目がぱっちりしていて笑えば八

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        絵描き経験0の社会人が、1年間絵を描くとこうなる

          心に古畑任三郎を宿してみると強気になれる

          えー、ご無沙汰しております。ねぎしです。 社会を生きていると、理不尽な目によく出会います。パワハラ、セクハラ、えー、それに、マタハラ。 その他にも数えきれない理不尽があります。でも、それを耐えなくてはいけない時があります。 そんな時役に立つのが・・・ ダンダン・ダ・ダダン ダンダン・ダ・ダダ パーパーパパーパーパパーパーパパー 閑話休題。 古畑任三郎、30周年記念の再放送はご覧になりましたか? 私は今回の再放送で初めて古畑任三郎を観ました。名前は知っているけど

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          祖父母が癌になった日

          祖父母が癌になった。祖父は末期の大腸癌、祖母は尿道癌だそうだ。 祖母が先に癌になって、その後を追うように祖父が続いた。 誰かに話さなければ落ち着かなかったのか、母が泣きそうな声で私に電話してきた。それで私は祖父母の容態を知った。 その日、私は彼女と豊洲のホテルにいた。彼女は私に気を遣って部屋からこっそり出ていってくれた。そんな優しさが沁みる。 遠くに見えるスカイツリーをぼーっと眺めながら話を聞き、電話が終わってからもしばらく窓の外を眺めた。 「祖父母が死んだら母はど

          祖父母が癌になった日

          心の小さい男の悩み

          昇進する同期(4個上)とランチに誘われた。 ランチといっても、床がペトペトするような定食屋で男2人だが......ランチはランチ。 お会計は同期が「俺が誘ったんだから払うよ!ボーナスも査定が良かったし」と言っていた。 しかし、「いや!!ここは私にお祝いさせてください!」と可愛らしい年下ぶりをアピールして、600円のトンカツ定食を2つ注文した。 トンカツ6切にキャベツの千切り、ご飯と味噌汁がついた定食。ソースはかけないのが私の流儀だ。 注文したものが呼ばれるまでの間は

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          解き放て、ミニマリスト魂

          感化されるミニマリスト魂。眠れる獅子が目を覚ます。 先日、韓国の方々書いたミニマリストになる本を読んでいたら「物を捨てるのではなく、手放すと捉えましょう」とあった。 それだ!!!その考え方だ!!!と妙にしっくりきたので、早速物を捨て...手放したくなりゴミ袋を手に持つ。 まずは台所を掃除するのがいいらしい。台所には"賞味期限"というわかりやすい指標があるので物を捨てやすいからだそうだ。 2年前の調味料(ゾワッ)、食品、飲みきれなかったティーパックをゴミ袋に放り投げる。

          解き放て、ミニマリスト魂

          根本凪結婚しちゃったじゃーーーーん!!!

          好きだったアイドルが結婚した。 結婚報告のポストを見たときは、このまま走り出して叫びながら町1つくらいは完走できそうに思えた。 実際は失意を誤魔化すようにバスタブを洗うだけだったが、放心状態は止めどころなく続いた。 ガッキーや福山雅治が結婚した時は、なんで周りがショックを受けているのか微塵も共感できなかったが今となっては身に染みてわかる。ワイシャツに寸胴ごとカレーをぶっかけたくらい染みている。 そのアイドルが結婚してなくたって、私の人生には絶対関係ない。たとえ彼女の定

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          大間といえばマグロってそれ、ナンセンスね

          大間といえばマグロだが、それだけじゃない。 量食べられる唐揚げで有名な定食屋があることを同僚に教えてもらった。 どうせ家にいても『あたしンち』を垂れ流しながら、図書館で借りた吉本ばななさんの本を読むだけ(最高じゃん)だ。 土曜日の9時頃、車を走らせた。 市街地を抜けると片方は草木が生い茂り、もう片方には海がずーっと先まで続いている。 大間といえば、年末特番で放送されるマグロ漁。私も埼玉から青森に越すまでは大間という場所を知っていても、そこは当然未知の世界だった。

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          noteを更新し続ける狂気

          私のnoteは序盤に書きたいことを書いて後半一気に失速する。いつもオチの文章に悩んでいる。 正直、読んでる人も少ないんだからここまで書く必要もないでしょと思う。でも800字は最低書いている。 じゃあなんのために書いてんの?って訳だけど、それは寂しくて、自分がちゃんと生きていることを残したいから。 友達がいない訳じゃない、恋人もいる。家族との関係もいい。でも、何でもかんでも人に話せないじゃない。 そんな時に文章を書いて自分を満足させる。書いては消してを繰り返し、そうして

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          いつになっても逆上がりができない

          小学生の頃は家庭訪問があった。 私の記憶に残っているのは小3の頃からで、当時担任だった林先生がとにかく苦手だった。 母子家庭だった私の家には、大人の男性の声が聞こえてこない。だから、学校で聞く生徒を叱りつけたときの声がすごく怖かった。 それと男性なのに「私」の一人称を使う所が、当時は奇妙に思えて薄気味悪かったのだ。 そんな林先生が家庭訪問に来た日の室内に刺す光具合や座っていた場所なんかを鮮明に覚えている。 私はクラスで目立たない生徒だったので、林先生は数分で母親との

          いつになっても逆上がりができない

          SNSに鍵をかけないと......?

          眠れない夜、枕元に置いてあるスマホに手を伸ばす。 時計を見ると布団に入って40分が経っていた。スマホの光に目を細めつつ、手探りで読書灯の明かりをつける。 数年前ならNAVERまとめで殺人鬼まとめをダラダラ読んでいたものだが、今はない。とりあえずXを眺める。 都知事選の投稿やAV女優の炎上。興味もないので適当にスクロールしていると、あることを思いついた。 中高生の頃に友達だった人の名前で検索してみよう。 もう23歳の私達だ。何か成し遂げた人がいるかもしれない。 そう

          SNSに鍵をかけないと......?

          FP3級に落ちた!!!

          合格率80%を超えると言われるFP3級実技試験に落ちた。60点がボーダーラインのところを45点という不甲斐なさ。 ちなみに学科は36点がボーダーのところを40点のスレスレ合格。 FPは学科と実技の2つをクリアして資格取得となるので、私は惜しくも1発合格とならなかったのである。 最悪すぎる。また2時間半かけて試験会場まで行かなければならない(家がド田舎)。 シドニー五輪(00年)の「世紀の誤審」と言われた柔道で、篠原選手は「弱いから負けた。それだけです」と言った。私はそ

          FP3級に落ちた!!!

          一人暮らしで寂しくたって、スーパーカップのブルーベリーヨーグルト味は美味しい

          咳をしても一人。 尾崎放哉の俳句を思い出す休日の昼。 あつ〜、とぼやいても一人。 あははと笑いながら芸人のYouTubeを観ても一人。 うわー!!と昔の恥ずかしいことを思い出して声を出しても一人。 お風呂が沸きました。 これでやっと二人。 一人暮らしをして4年になるが、寂しさにはどうにても慣れない。その証拠にちょっと台所へ立つだけでもイヤホンをつけてラジオを流す。 そのラジオがおかしくって、「ふふっ」と笑ってもその声はどこかに消えてしまう。 時折それがやけに

          一人暮らしで寂しくたって、スーパーカップのブルーベリーヨーグルト味は美味しい

          「今が楽しければいい」と思う生き方ができない。多分一生無理。

          先日、人材育成コンサルタント会社の男性と話す機会があった。 その人は30代で4人の子持ち、営業系の仕事から転職を3回して今の職場に流れ着いたそうで、今の仕事は家族との時間を取れる所に満足感を持っているようだった。 口々から飛び出る「20代の頃にベンチャーで働き詰めになればよかった」「若い頃は女遊びしかしてなくて」と言う言葉に、ひぃ〜〜っとなる。 「いやぁでも、本来の過去があって今家族と幸せならいいじゃないですか」と23歳の私が言ったことは失礼極まりなかったなと反省してい

          「今が楽しければいい」と思う生き方ができない。多分一生無理。