むささび|本と美術と旅

本と美術と旅と、好きなこと色々。神奈川県在住の社会人3年目。TwitterとPodcast「読書ラジオ|本の海を泳ぐ」もやっています!

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    「むささび|本と美術と旅」の道案内

    note「むささび|本と美術と旅」をお読みいただき、いつも本当にありがとうございます。 初めは本のことだけ書いていたnoteでしたが、時間が経つにつれて様々なジャンルへと興味が広がり、シリーズものの記事も増えてきました。 というわけで、今回は「むささび|本と美術と旅」の道案内といたしまして、当noteの簡単なご案内をさせていただきます。 ※2023年5月5日最終更新 まずはこちら 〜おすすめの記事〜 ■自己紹介 むささびのことを知りたいという、酔狂な方はこちら。

      • 今日も、読書。 |現実とファンタジーを、”装丁”が結ぶ

        本の世界に入って冒険したいと、願っていたあの頃。 幼い頃に本書を読んでいたら、自分の人生の核となる、最も大切な作品になっていただろう。 もちろん、大人になった今読んでも、心を震わす物語だ。 幼い頃に『エルマーのぼうけん』が好きだったあなた。 本の世界を旅するような読書体験をしてみたいあなた。 ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』を、ぜひ読んでみていただきたい。 ミヒャエル・エンデ|はてしない物語 勉強も運動も苦手で、周囲の人々に認めてもられない自分に嫌気がさす

        • #10 太宰治全部読む |大戦が生み落とした名文

          私は、太宰治の作品を全部読むことにした。 太宰治を全部読むと、人はどのような感情を抱くのか。身をもって確かめることにした。 前回は難敵『二十世紀旗手』に挑戦し、敢えなく敗退を喫した。太宰史上最も錯乱した作品たちは、何度読んでも、解読不能だった。 今回は、記念すべき第10回目となる。第二次世界大戦期に執筆された2編を収めた、『惜別』を取り上げる。 太宰治|惜別 新潮文庫『惜別』には、戦争中に書かれた中編が2つ収められている。 戦争が泥沼化していき、周囲の作家が次々と

          • 「ひみつスタジオ」がリリースされましたね。

            皆さん、スピッツのNew Album「ひみつスタジオ」、もうお聴きになりましたか? 私は朝一番に、全曲通して聴きました。おじさんロックバンドのカッコ良さというか、ロックに対する本気を見せつけられたような気持ちです……! 個人的には、「オバケのロックバンド」の衝撃が大きかったです。 これはぜひともライブで聴きたいなあ……絶対に盛り上がりますよね。私もスピッツの4人と一緒に唄いたい。 アルバムリリース前から発表されていた楽曲も含めると、やはり「美しい鰭」の輝きが群を抜いて

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            新潟旅。 |美味しいお米を食べにいこう

            2023年、ゴールデンウィーク。 私はあるひとつのテーマ、もとい目標を掲げていた。 「新潟で、美味しいお米を食べる」である。 新潟県は、日本有数の米どころとして有名だ。 昼夜の寒暖差のある気候や、上流から豊富な雪解け水と肥沃な土壌を運んでくる大きな河川。 様々な生育条件が重なり、平野部で美味しいお米がつくられている。 私はこのゴールデンウィークに、新潟県南魚沼市の大沢地区にある宿泊施設、「里山十帖」に泊まることにした(里山十帖の宿泊レポは、別のnoteで書く予定だ

            広島旅。 |人生初の聖地巡礼は、厳島神社

            先日投稿した、雨の岡山旅。 このとき、せっかく中国地方まで足を伸ばしたのだからと、新幹線に乗って、広島県を訪れていた。 実は広島にも、大学時代の友人が暮らしていた。岡山住みの友人と3人で、日帰り弾丸旅行を決行。 広島の友人は、大学時代に、イタリアのオリーヴ農家にホームステイしていた経歴を持つ。 その経験を活かし、日清オイリオに就職するかと思いきや全くそんなことはなかったのだが、私たちの中で「あいつは日清オイリオで働いている」と冗談を言うのが慣例になっている。 そんな

            岡山旅。 |”晴れの国”で、土砂降りの後楽園

            2023年1月、大学時代の友人に会いに、岡山県を訪れた。 その友人は大学時代、同時期にイタリアに留学していて、トリノやシチリアなどを一緒に旅した仲だった。卒業後、彼が中国地方に配属され、なかなか会えなくなっていた。 2年ほど「岡山行く行く詐欺」を続けていたのだが、そろそろ怒られそうな気配を感じたので、遠路はるばる岡山県へ。 ”晴れの国”と聞いていたのですが。 友人は、変わらず元気そうだった。なんだかんだ数年間会っていなかったけれど、空白の期間を全く感じないほど、あの頃

            ずっと心に残っている短編たち 〜後編〜

            私の心の中に、ずっと残っている短編がある。 読んだときの感動や衝撃が忘れられなくて、今でも鮮やかに思い出すことのできる短編たち。 前編に引き続き、私がこれまで読んできて、特に心に残っている短編を3つご紹介する。 それぞれどんな短編なのかわかりやすいように、「◯◯を読みたい人へ」というキャッチコピーをつけてみた。気になる短編があった方は、ぜひ収録されている短編集を手に取ってみていただきたい。 米澤穂信|玉野五十鈴の誉れ〜「伏線回収に背筋が凍るホラー作品」を読みたい人へ〜

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            【今日観た動画】200年続く、キャンディー作りの職人技 | WIRED.jp

            こういう、長年培った技術で手際良く製品を作っていく様子を見るのが、結構好きだったりします。 液体と固体の中間みたいな状態のキャンディを、迷いなく成形していく工程がとても気持ちいい。

            ずっと心に残っている短編たち 〜前編〜

            私の心の中に、ずっと残っている短編がある。 読んだときの感動や衝撃が忘れられなくて、今でも鮮やかに思い出すことのできる短編たち。 短編集の中から、ひとつの短編だけをピックアップして紹介する記事はあまり見かけないが、今回から前後編に分けて、私がこれまで読んできて、特に心に残っている短編を6つ取り上げたい。 それぞれどんな短編なのかわかりやすいように、「◯◯を読みたい人へ」というキャッチコピーをつけてみた。気になる短編があった方は、ぜひ収録されている短編集を手に取ってみてい

            『〈あの絵〉のまえで』と、パリタクシー

            今年のゴールデンウィークは、5/7(日)までカレンダー通りに休み、続けて5/8(月)〜5/10(水)まで休みを延長した。 その延長期間で、新潟県の南魚沼を旅した。里山十帖という宿泊施設に泊まるためだ。 里山十帖内のラウンジに、食文化や自然・植物関連の本が色々と置いてあって、宿泊者が自由に読めるようになっていた。 これもせっかくの縁、何か一冊読んでいこうと書架を眺めていると、原田マハさんの『〈あの絵〉のまえで』という短編集を見つけた。 美術がテーマの小説で、この本だけ、

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            【今日観た動画】神秘「動く木のアート」に魅了された男 | Obsessed | WIRED Japan

            「キネティックアート」と呼ばれる、木製の"動く彫刻"を製作するデビッド・ロイさん。 視線が吸い寄せられて、いつまでも眺め続けてしまう。そんな強い引力を持つアートだと思いました。

            サンマリノ旅。 |1700年独立を保ち続けた国

            イタリアの国土には、ふたつの独立国家が存在する。 ヴァチカン市国と、サンマリノ共和国である。 先日は、ヴァチカン市国を旅したときのことを書いた。 続いて今回は、サンマリノ共和国を旅したときのことを書く。 ヴァチカンよりも少しマイナな旅先かもしれないが、サンマリノも、見所が詰まった素敵な場所だ。 サンマリノ共和国を旅する。 世界で5番目に小さい国 サンマリノ共和国は、総面積約61㎢、総人口約3万人、総面積は世界で5番目に小さい国だ。青森県の十和田湖とほぼ同じくらい

            私の価値観を変えた本

            普段はほとんど小説しか読まないのだが、ごく稀に、何かの拍子に、ちょっとした奇跡が重なって、自己啓発本を読むこともある。 大抵は右から左に読み流すだけで、内容が頭に残ることは滅多にない。これはひとえに、私が真面目に読んでいないからである。もう少し真面目に読んでほしい。 それでも、これまたごく稀に、何かの拍子に、奇跡が奇跡を呼び、私の人生における価値観をガラリと変えてしまうような本と出会うことがある。 世に数多ある自己啓発本。 結局どれを読んだらいいの……? と途方に暮れ

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            Eternal Depth |おすすめ作業用BGM③

            「歌や演奏では作業に集中できない」「環境音が好き」という方におすすめなのが、こちらのチャンネル。 SFの世界観をテーマにしており、他の環境音チャンネルとは一風違った感じです。廃墟好きの方にもおすすめ。

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            Blue Turtle |おすすめ作業用BGM②

            ファンタジーの世界観と音楽が融合した、RPG好きに刺さるYouTubeチャンネル。 チャンネル主さんはイラストレーターの方で、動画ごとに素敵なイラストも楽しめます。