むささび|本と美術と旅

本と美術と旅と、好きなこと色々。読みたい本、行きたい場所が、きっと見つかるnote。毎…

むささび|本と美術と旅

本と美術と旅と、好きなこと色々。読みたい本、行きたい場所が、きっと見つかるnote。毎週日曜更新。最近は暮らしとインテリアに夢中。Podcast「読書ラジオ|本の海を泳ぐ」もやっています!Amazon.co.jpアソシエイトを利用しています。

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記事一覧

奈良旅。 |人の手で灯される奇跡、《なら燈花会》を歩く夜

《なら燈花会》とは、1999年に始まった奈良の夏の行事。 世界遺産の古都・奈良で、夏の間のわずか10日間、無数のろうそくに灯りが灯されます。 「燈花」とは、灯心の先に…

あおいなつさんの「#0【村上春樹の本の世界へ】長編全作読んでみる」というnoteで、村上春樹さんの長編小説を全て読む企画が始まりました!
https://note.com/aoinatsu25/n/n2859d5223fb5

私も村上作品が好きなので、更新がとても楽しみです!

#6 Tokyo Minimal Life. |多灯照明、はじめました。

自分好みの豊かな生活を実現することを目指して、日々の暮らしやインテリアをアップデートしていく、「Tokyo Minimal Life.」。 第6回となる今回は、お部屋の印象を決める…

『成瀬は天下を取りにいく』面白かったです!

どこまでも真っ直ぐで、律儀で、なんでもできてしまうけど不器用な、成瀬あかりの青春時代。

西武百貨店に捧げる夏休み、M-1グランプリ出場、坊主頭の大実験……彼女を取り巻くすべてが楽しく、そしてきらきらと輝いて見えました。

【陶芸体験】世界にひとつだけの器をつくる 〜釉掛け編〜

人生で一度はやってみたいことをリストアップした、バケットリスト。 今回、バケットリストの中でも最上位に位置していた、「陶芸体験」をしてきました。 前回、無心で粘…

草津旅。 |温泉とおいしいもの、それだけあればいい。

温泉と、おいしいもの。 人生、それだけあればいい。 7月半ばの土日、1泊2日で草津を訪れました。 草津は湯畑周辺に見所が集まっており、のんびり散歩をしながら、おい…

「青春18×2 君へと続く道」がとにかく刺さる映画でした!
台湾を舞台にしたふたりの恋愛は胸キュンの連続。そして今すぐ旅に出たい衝動に駆られます。

“変わるだけが旅じゃない。生きてきた道を確かめる旅もある”

感動の余韻に浸る中、ミスチルの主題歌「記憶の旅人」が染み渡ります…!

#1 火の鳥全部読む |気まぐれ火の鳥の超パワーをまとめてみた

手塚治虫の『火の鳥』を、全部読みました。 『火の鳥』は疑いようもない傑作で、人間とは何者か、生と死、罪と罰、現世への執着と輪廻転生について、どこまでも深く問いか…

#5 Tokyo Minimal Life. |我が家に本棚が来た日

自分好みの豊かな生活を実現することを目指して、日々の暮らしやインテリアをアップデートしていく、「Tokyo Minimal Life.」。 第5回目の今回は、今のお家に引っ越しして…

Bucket List 〜趣味編〜

Bucket Listとは、人生を終えるまでにやりたいことを書き連ねたリストのこと。 人生は有限。やりたいことをなんとなく後回しにしていると、結局達成できないまま一生を終…

Bucket List 〜生活・仕事編〜

Bucket Listとは、人生を終えるまでにやりたいことを書き連ねたリストのこと。 人生は有限。やりたいことをなんとなく後回しにしていると、結局達成できないまま一生を終…

Bucket List 〜旅編〜

Bucket Listとは、人生を終えるまでにやりたいことを書き連ねたリストのこと。 人生は有限。やりたいことをなんとなく後回しにしていると、結局達成できないまま一生を終…

最近、短歌が面白い。

最近私の中で、短歌がアツい。 特に『あなたのための短歌集』を読んでから木下龍也さんのファンで、木下さんの歌集を中心に、短歌の世界を少しずつ楽しんでいます。 とい…

草津にある片岡鶴太郎美術館へ足を運びました。制作に打ち込む姿勢に感銘を受け、どの作品もこちらに語りかけてくるようでした。
毎日23時に起床するという鶴太郎さん。この世界は、私が寝るのと同時に鶴太郎さんが起きる世界だったのですね。

#4 Tokyo Minimal Life. |いつものお部屋をリラックス空間に変える

自分好みの豊かな生活を実現することを目指して、日々の暮らしやインテリアをアップデートしていく、「Tokyo Minimal Life.」。 第4回目の今回は、いつものお部屋をリラッ…

今日も、読書。 |”旅”と”旅行”の違いについて

旅について書かれたエッセイが好きだ。 若菜晃子さんの『途上の旅』や、星野道夫さんの『旅をする木』など、心に残っている作品はいくつもある。 自分の部屋で寝転びなが…

奈良旅。 |人の手で灯される奇跡、《なら燈花会》を歩く夜

《なら燈花会》とは、1999年に始まった奈良の夏の行事。 世界遺産の古都・奈良で、夏の間のわずか10日間、無数のろうそくに灯りが灯されます。 「燈花」とは、灯心の先にできる花の形をした蝋のかたまりのこと。 仏教で縁起が良いとされる燈花に「会える」場所、それが《なら燈花会》です。 奈良公園に赴くと、そこにはろうそくの花畑が一面に広がっていました。 訪れた人に幸せが訪れるよう願いを込めて、ひとつひとつ人の手で灯されるという、《なら燈花会》のろうそくの灯り。 1万を超え

あおいなつさんの「#0【村上春樹の本の世界へ】長編全作読んでみる」というnoteで、村上春樹さんの長編小説を全て読む企画が始まりました! https://note.com/aoinatsu25/n/n2859d5223fb5 私も村上作品が好きなので、更新がとても楽しみです!

#6 Tokyo Minimal Life. |多灯照明、はじめました。

自分好みの豊かな生活を実現することを目指して、日々の暮らしやインテリアをアップデートしていく、「Tokyo Minimal Life.」。 第6回となる今回は、お部屋の印象を決める最も重要な要素のひとつ、「照明」について。 シーリングライト1灯でも機能的には問題ないかもしれませんが、お部屋がのっぺりとした印象になり、なんだか味気ないもの。 お部屋の明暗にメリハリをつけ、同時に温かな印象をもたらしてくれるのが間接照明です。 間接照明は、1灯のみだと明るさが足りない場合が

『成瀬は天下を取りにいく』面白かったです! どこまでも真っ直ぐで、律儀で、なんでもできてしまうけど不器用な、成瀬あかりの青春時代。 西武百貨店に捧げる夏休み、M-1グランプリ出場、坊主頭の大実験……彼女を取り巻くすべてが楽しく、そしてきらきらと輝いて見えました。

【陶芸体験】世界にひとつだけの器をつくる 〜釉掛け編〜

人生で一度はやってみたいことをリストアップした、バケットリスト。 今回、バケットリストの中でも最上位に位置していた、「陶芸体験」をしてきました。 前回、無心で粘土を削ってお茶碗の成形をしてから、気づけば2ヶ月以上が経過。 すっかり忘れた頃、素焼きが完了しましたと先生から連絡があり、再び日月工房さんにお邪魔してきました。 今回は、「釉掛け」という色つけの工程。果たしてどのような器が完成するのでしょうか。乞うご期待! 陶芸体験 〜釉掛け編〜 磨き〜色決め 前回の成形

草津旅。 |温泉とおいしいもの、それだけあればいい。

温泉と、おいしいもの。 人生、それだけあればいい。 7月半ばの土日、1泊2日で草津を訪れました。 草津は湯畑周辺に見所が集まっており、のんびり散歩をしながら、おいしいものを食べたり足湯に入ったりできる素敵な場所でした。 ほんのりと硫黄の香りが漂い、昔ながらの家屋が立ち並ぶ。そんな温泉街の雰囲気が好きです。 浴衣を着て街歩きをしている人も多く、みんな穏やかな表情をしていました。草津を流れる時間は、どこかゆったりしているように感じました。 温泉たまご、温泉まんじゅう、

「青春18×2 君へと続く道」がとにかく刺さる映画でした! 台湾を舞台にしたふたりの恋愛は胸キュンの連続。そして今すぐ旅に出たい衝動に駆られます。 “変わるだけが旅じゃない。生きてきた道を確かめる旅もある” 感動の余韻に浸る中、ミスチルの主題歌「記憶の旅人」が染み渡ります…!

#1 火の鳥全部読む |気まぐれ火の鳥の超パワーをまとめてみた

手塚治虫の『火の鳥』を、全部読みました。 『火の鳥』は疑いようもない傑作で、人間とは何者か、生と死、罪と罰、現世への執着と輪廻転生について、どこまでも深く問いかけてくる作品でした。 「火の鳥全部読む」と題し、全4回に分けて、本作を好き勝手に掘り下げていくnoteを書いていきます。 もしまだ『火の鳥』を未読の方がいらっしゃったら、まずはぜひ読んでみていただきたいです。絶対に読んで後悔しない傑作です。 そのうえで、こちらのnoteに帰ってきていただけるとありがたいです。一

#5 Tokyo Minimal Life. |我が家に本棚が来た日

自分好みの豊かな生活を実現することを目指して、日々の暮らしやインテリアをアップデートしていく、「Tokyo Minimal Life.」。 第5回目の今回は、今のお家に引っ越ししてきて半年以上が経ち、ようやくお迎えした本棚について。 私は読書が大好きで、たくさんの本を読みます。 紙の手触りや質感が好きなので、本はもっぱら紙書籍派。気がつくと、お家にたくさんの本が溜まっていきます。 それなのに半年以上の間、お家に本棚がありませんでした。クローゼットの床に本を積み上げて、

Bucket List 〜趣味編〜

Bucket Listとは、人生を終えるまでにやりたいことを書き連ねたリストのこと。 人生は有限。やりたいことをなんとなく後回しにしていると、結局達成できないまま一生を終えてしまう可能性があります。 私は、自分が本当にやりたいことを見失わないように、「一生に一度はやりたいことリスト」を作り、随時更新しながら計画を立てています。 今回久しぶりに「一生に一度はやりたいことリスト」を見直ししたので、この機会にnoteでも公開してみようと思い立ちました。 このリストは随時変動

Bucket List 〜生活・仕事編〜

Bucket Listとは、人生を終えるまでにやりたいことを書き連ねたリストのこと。 人生は有限。やりたいことをなんとなく後回しにしていると、結局達成できないまま一生を終えてしまう可能性があります。 私は、自分が本当にやりたいことを見失わないように、「一生に一度はやりたいことリスト」を作り、随時更新しながら計画を立てています。 今回久しぶりに「一生に一度はやりたいことリスト」を見直ししたので、この機会にnoteでも公開してみようと思い立ちました。 このリストは随時変動

Bucket List 〜旅編〜

Bucket Listとは、人生を終えるまでにやりたいことを書き連ねたリストのこと。 人生は有限。やりたいことをなんとなく後回しにしていると、結局達成できないまま一生を終えてしまう可能性があります。 私は、自分が本当にやりたいことを見失わないように、「一生に一度はやりたいことリスト」を作り、随時更新しながら計画を立てています。 今回久しぶりに「一生に一度はやりたいことリスト」を見直ししたので、この機会にnoteでも公開してみようと思い立ちました。 このリストは随時変動

最近、短歌が面白い。

最近私の中で、短歌がアツい。 特に『あなたのための短歌集』を読んでから木下龍也さんのファンで、木下さんの歌集を中心に、短歌の世界を少しずつ楽しんでいます。 というわけで今回は、お気に入りの歌集5選をご紹介します。 ここで選んだものはどれも、短歌初心者の方でも楽しめる作品ばかりだと思います。 気になる作品があれば、ぜひ一度手に取ってみてください。 木下龍也、鈴木晴香|荻窪メリーゴーランド 現代短歌界で活躍されている歌人、木下龍也さんと鈴木晴香さんのお二人が、短歌だけ

草津にある片岡鶴太郎美術館へ足を運びました。制作に打ち込む姿勢に感銘を受け、どの作品もこちらに語りかけてくるようでした。 毎日23時に起床するという鶴太郎さん。この世界は、私が寝るのと同時に鶴太郎さんが起きる世界だったのですね。

#4 Tokyo Minimal Life. |いつものお部屋をリラックス空間に変える

自分好みの豊かな生活を実現することを目指して、日々の暮らしやインテリアをアップデートしていく、「Tokyo Minimal Life.」。 第4回目の今回は、いつものお部屋をリラックス空間に変えてくれる、ちょっとしたインテリアグッズについて。 アロマウッドと、アロマオイル“香り”は、お部屋をリラックス空間に変える大切な要素。 自分が好きな香りをお部屋に取り入れると、特別な空間がつくれます。 読書や映画鑑賞など、お部屋でリラックスしながら趣味を楽しみたいとき。 夜寝る

今日も、読書。 |”旅”と”旅行”の違いについて

旅について書かれたエッセイが好きだ。 若菜晃子さんの『途上の旅』や、星野道夫さんの『旅をする木』など、心に残っている作品はいくつもある。 自分の部屋で寝転びながら、遠い異国の地へ飛び立てる。旅のエッセイは、インドア派の私に翼を授けてくれる。 今回ご紹介するのは、私がこれまで読んできた旅に関する本の中でも、とりわけ面白いと感じたもの。 人類のDNAに古来から刻み込まれた、旅への欲求。それは現代を生きる私たちにも受け継がれ、人は皆、何かを求めて旅に出る。 私も旅行好きの