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#6 Tokyo Minimal Life. |多灯照明、はじめました。

自分好みの豊かな生活を実現することを目指して、日々の暮らしやインテリアをアップデートしていく、「Tokyo Minimal Life.」

第6回となる今回は、お部屋の印象を決める最も重要な要素のひとつ、「照明」について。


シーリングライト1灯でも機能的には問題ないかもしれませんが、お部屋がのっぺりとした印象になり、なんだか味気ないもの。

お部屋の明暗にメリハリをつけ、同時に温かな印象をもたらしてくれるのが間接照明です。

間接照明は、1灯のみだと明るさが足りない場合が多いので、複数の照明を組み合わせる「多灯照明」がポイントです。




シーリングライト


我が家のメインの照明は、ごくありふれた見た目のシーリングライトです。

入居時にAmazonで購入した「+Style」のシーリングライトで、8~10畳用、調光・調色機能付きのものを使用しています。

スマホアプリで操作することが可能で、Amazon AlexaやGoogle Homeにも対応しています。


我が家は備え付けのダウンライトがかなり暗めだったため、ワンルーム全体を照らせるよう、光量が十分にあるシーリングライトを選びました。

性能は必要十分で、使いやすい照明だと思います。


ポイントは、備え付けのダウンライトや他の間接照明にあわせて、温かみのある色温度に設定していること。

一般的な白っぽい色温度に設定すると、シーリングライトの明かりだけが仲間外れになり、ちぐはぐな印象になってしまいます。

シーリングライトを選ぶ際は、調光機能の有無が鍵になると思います。



フロアライト


間接照明のひとつめは、フロアライトです。

Re:CENO「Delicia(デリシア)」というフロアライトを愛用しています。

シンプルなデザインの中に密かなこだわりが感じられる、白を基調としたお部屋に馴染むようなフロアライトを探し求め、Deliciaに辿り着きました。


Re:CENOのDelicia。
シェードのシルエットが素晴らしいです。


少し大きめのファブリックシェードに、細身で高級感のあるスタンドがとても美しく、「これしかない!」と購入を決めました。

一見すると大ぶりに見えますが、いざお部屋に設置してみるとすっと馴染んでくれる、絶妙な存在感のフロアライトだと思います。

シェードはホワイト、スタンドはブラックを選びました。
マットな質感のブラックが、お部屋に引き締まった印象を加えてくれます。
シェードの上部は開いており、壁や天井を照らしてくれます。
壁や天井に光が反射することで、柔らかな光でありながら十分な明るさを確保できます。


Deliciaのさりげないこだわりポイントが、ゴールドの真鍮風に加工されたスチールパーツ。

このパーツのおかげで、シンプルさの中にどこかクラシカルな雰囲気がプラスされ、Diliciaの魅力を一層引き立てています。

真鍮風スチールに配置されたスイッチは、アンティーク調の見た目が可愛らしい。
パチッという使用感が心地良く、高さも寝ながらオンオフできるよう計算されています。
足元部分にも真鍮風スチールのワンポイントが。
これがあるのとないのとでは、かなり印象が変わると思います。


電球は、スマホアプリ「tapo」で操作可能なスマート電球。

明るさや色温度を細かく調整することができ、利用シーンに応じた設定をアプリに記憶させることも可能です。

tapoの操作画面。
電球の色味は自由自在です。


通常の色味はこのような感じです。
ファブリックシェードからかすかに透ける柔らかな光が、とても良い雰囲気です。


こんな感じの赤い光や、
青い光、
緑の光なんかにも設定できちゃいます。
(いつ使うん)


Deliciaをお迎えしてから、夜にベッドで読書する時間は、こちらの間接照明だけで過ごすようになりました。

温かみのある明かりがリラックス効果をもたらしてくれるとともに、ピンポイントで手元を照らしてくれるので、実用性も高いです。

お部屋を優しく照らしてくれるフロアライト、Delicia。
心からおすすめできるプロダクトです。



テーブルライト


間接照明のふたつめは、テーブルライトです。

フロアライトと同じくRe:CENOの、「SIENI(シエニ)」というテーブルライトを使用しています。


テーブルライトを選ぶうえで私が大切にしていたポイントは、①持ち運びが簡単なポータブルタイプであること②フロアライト(Delicia)と見た目に共通点があることの2点でした。

①は、ダイニングテーブルで食事するシーンからデスクで何か書き物をするシーンまで、特定の場面に限らず、幅広く使えるテーブルライトが欲しかったため。

②は、後述の「多灯照明のコツ」にもありますが、先に購入していたフロアライトと見た目を合わせることで、統一感を持たせたかったためです。

上記の条件で色々探していくと、自ずとDeliciaを購入したRe:CENOさんに戻ってくる結果になりました。


Re:CENOのSIENI。
きのこのようなデザインが可愛らしいです。
(「SIENI」はフィンランド語で「きのこ」のことだそう)


丸くてぽてっとした可愛いスタンドは、オーク無垢材を使用。天然木の温かみが優しい雰囲気を演出し、思わず電気機器であることを忘れてしまうほど。

真鍮製のスムースダイヤルを回して灯す照明は、無段階調光が可能。最大200ルーメンまで、利用シーンに応じて好みの明るさに調節することができます。


無垢材と真鍮の質感が素晴らしい。
ダイヤルの操作感も良く、ついつい使いたくなってしまいます。


シェードにはジュートとコットンのミックス素材が使用されており、近くで見るとファブリックのざらざらとした表情が感じられます。

全体的に天然素材の質感を強く感じられるテーブルライトになっており、ナチュラルテイストのお部屋にぴったりのアイテムだと思います。


シェードの質感にも細かなこだわりが感じられます。
シェードは上部にも大きく開いており、暖色の明かりが優しく広がります。
このようにシェードの角度を調節できる設計になっているため、
手元を照らす作業灯としても優秀です。


そしてなんといっても、SIENIは充電式ポータブルライトのため、持ち運びが自由自在!

付属のマイクロUSBコードで充電し、照明の強さにもよりますが6.5~65時間ほど連続使用できるとのこと。


ベッドサイド、作業用デスク、ダイニングテーブル、玄関……場所に縛られず使える便利さから、我が家では八面六臂の大活躍を見せてくれています。

ベッド横のサイドテーブルの上に、


本棚の上に、


作業用デスクの上にと、


色々な場所で大活躍。本当に購入して良かったです。



多灯照明のコツ


①見た目を合わせる

複数の間接照明をお部屋に取り入れる際に気をつけたいのが、見た目の統一感。

特に同じ視界に映る範囲の照明は、デザインやカラーなど、どこかしらに共通点を設けることが重要です。

見た目に統一感がないと、照明がお部屋の各所に無造作に配置されているような、落ち着きのない印象を与えてしまいます。

複数の照明の見た目を合わせることで、お部屋がすっきりとして見え、多灯照明の魅力を引き出すことができると思います。


②色温度を合わせる

見た目の統一感の影に隠れて見逃しがちなのが、色温度の統一感です。

実はこちらもかなり重要で、各照明の色味がバラバラだと、これまた落ち着きのないぐちゃぐちゃな印象になってしまいます。

特に、温かみのある電球色と白っぽい昼白色が同一空間に共存していると、違和感のもとになります。

お部屋の用途や好みによって必要な色温度は異なると思いますが、少なくとも同じお部屋の中では色温度を合わせるようにすると、すっきりとした印象になります。


③照明の役割を考える

ここはベッドの間接照明、ここはデスクの手元の明かり、など

複数の間接照明それぞれの役割をしっかり考えてあげることで、実用的にも本当に必要な照明が見えてきます。

・ベッドサイドでのフロアランプの読書灯としての活用例
作業用デスクの手元灯として。
・ダイニングテーブルでのテーブルランプの活用例、雰囲気作り

ただなんとなく照明を購入すると、「これはどこで使おう……?」と頭を悩ませることになってしまいかねません。

まずは自分のお部屋に足りない用途の照明を把握し、その後に見た目や色味の統一感を加味して間接照明を選ぶことをおすすめします。



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