友達のハッピーとバースデー

友達が誕生日.
過去にも自分も祝ってもらった.嬉しかった.

プレゼントは用意してあって、あとは渡すだけ.
この歳になると日付が変わった瞬間にLINE送るのは恥ずかしいからさっき送った.
こういう関係があるのは幸せ.

誕生日は相変わらず、不思議な気分になる.
私の好きな作家さんである川上未映子さんは幼少期に「死が近付いてるのにどうして祝うの?」なんて言ったらしい.

人生に期限があるから、祝うの

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ありがとうございます.
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川上未映子『乳と卵』を読んで

中学生のころ、性について触れる小説は、気持ち悪く、怖くなってしまって読めなかったことを思い出します。

芥川賞を受賞した本作も、実はタイトルだけで毛嫌いしていました。きっと生々しいに違いない、と。

母となったいま満を辞して読んでみても、やはり、読むだけでなんだかお股が痛いような、お腹が痛いような。

それでも、男性女性問わず、ぜひみんなに読んでもらいたいと思える作品でした。

あらすじ

娘の緑

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ありがとうございます🥺
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エキセントリックな少女だった君に贈る『銀色夏生』の事  前置き   〜川上未映子さん〜

銀色夏生について文章を書いてみたい。
銀色夏生について文章を書いてみたい、と思ったのは、今までの人生で今回が2度目だ

今回のキッカケは、作家の川上未映子さんだ。

近年、川上さんは(僕が目にしただけでも)様々なメディアでの中で、銀色夏生の事を語られている。
そしてそのどれもが、銀色夏生へのとても熱いリスペクトで満ち溢れているのだ。

https://www.mieko.jp/blog/2016/

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【木曜radio】 vol.2 自己紹介-好きな本-編

6月もあっという間に4週目となりました。こんばんは、毎週木曜日にお届けする「文字ラジオ」vol.2です。ここでは「お喋りするように書く」ことを試みつつ、いろんなお話をしていきます。

vol.1では最近気に入って聴いている藤井風、オールタイムfavoriteの宇多田ヒカル&椎名林檎について書いたので、今回は好きな本編へまいりたいと思います!

■本がたくさん並んでいる場所が好き

 みなさんはお気

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ありがとうございます!
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【小説】川上未映子『夏物語』を紹介します!

今、川上未映子『夏物語』を読んでいます。まだ半分くらいですが、とてもおもしろいので、ネタバレしない程度に、読んだところまでの感想を書こうと思ってます。

『夏物語』は、芥川賞を受賞した川上未映子『乳と卵』の続編。

『夏物語』は2部構成になっていて、第1部では、『乳と卵』で語られた痛々しく切ない物語が再び語られます。

『乳と卵』を超簡単に要約すると、大阪に住む「巻子」という39歳のシングルマザー

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いつか「生んでくれてありがとう」と私は言えるの 「きみは赤ちゃん」を読んで

小さい頃に「パパのことは他人やと思っとる、あんたらが無事ならそれでいいわ」と言われて、私は何て答えたんやろ。

特別不遇な人生とかとてつもない大事件がある家庭でなくても、小さいなりに堪えがたいことはあるわけで、それはその人だけの痛みとなって残っている。

あの時、私は悲しかったんだろうか、それとも、単純に遺伝子とか家系図レベルの話で考えたんだろうか。

母親が母親になってからのことしか知らなくて、

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よろしければ、また来てください
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小説は電子書籍で読む?それとも紙の本で読む?それとも文庫本のカバーを外す?

僕は大学を卒業後、古本屋でアルバイトをしていました。大学ではドイツ文学を専攻し、不条理文学のゼミで名ばかりの研究をしていました。

とはいえ、この経歴だけ見たら、本の虫、文学青年の匂いがプンプンする、ロン毛で根暗の男子ですが、その想像の通り、僕はロン毛で根暗の男子でした。バンドマンでもありましたが。

何故就職しなかったのかは追い追い書くとして、それで何故古本屋アルバイトを始めたのかと言えば、本が

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THANK YOU SO MUCHI!
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『夏物語』川上未映子 著:生殖、出産、子育てを独身女性の視点から語る小説

30代の駆け出しの作家である未婚女性が、子どもを出産しようとする物語。

第一部では主人公が30歳くらいのとき、東京に訪ねてきた姉と姪との夏の数日間を描く。第二部では、その約8年後、作家デビューした主人公とその周囲の人々の1年間ほどが描かれる。

主人公が結局この男性の子を出産する、という展開になったら、この本あほやん(主人公とその家族の大阪弁がうつった)、と思いながら読んでいたら、割とそのとおり

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読んでくださってありがとうございます!
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学級通信とインドの話

小さい頃、教師という存在は自分とは全く違う種類の存在だと思っていた。

高校生になってしばらくしてやっと、教師は存在ではなく職業で、先生としてではなく私たちと同じ個人としての一面を持っていることがわかり始めた。

教師という職業につく人間にも2種類いる。個人としての一面を積極的に生徒に見せる教師と、見せない教師である。

高校2年生と3年生のときの担任の先生は圧倒的に前者であった。

当時彼は30

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さようなら赤ちゃんー1年間の育児を振り返る

昨年の今頃、小さな赤ちゃんを産んだ。
2160グラムのちいさな体は壊れそうで、こわごわ抱くと、確かに温かかった。
それからつねに、この赤ちゃんと一緒の生活が始まった。

産まれてからが大変だよ、とよく言われるけど、わたしは我慢強い方だと思うし、わりにタフだし、家事嫌いじゃないし、きっと自分は大丈夫だろうなんて思っていたけど、
ぜんぜん、そうじゃなかった。

この1年は、自分の中の闇と光を見るような

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とても嬉しいです。
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