石田明子|ライター・編集・デザイナー

大阪在住・2児の母|地方および大手出版社で、編集、執筆、誌面デザインなど、雑誌・書籍作…

石田明子|ライター・編集・デザイナー

大阪在住・2児の母|地方および大手出版社で、編集、執筆、誌面デザインなど、雑誌・書籍作り全般の経験を積む|結婚・出産後は子育て一筋。生活も仕事も楽しむ生き方を模索中|生活クラブの活動、学校の園芸サポートもライフワーク|ご連絡は→accoise@gmail.com

最近の記事

【やっぱり紙が好き】市販のノートが使いづらい人に。「まほらノート」には、「あったらいいな」がつまっている

スマホやタブレットを使う機会が増えたとはいえ、「やっぱり勉強にはノートだよね」「予定は紙のスケジュール帳で管理している」という人は多いですよね。 私自身もそうですし、私の周囲でも、紙製品の愛用者は多いです。 普段なにげに使っているノートですが、実は「市販のノートは使いづらい」と感じている人がいます。 その理由はさまざま。 ・真っ白な紙のノートは、反射がまぶしくて使いづらい… ・罫線の幅が狭くて、書きにくい… ・罫線が見づらくて、何行目を書いているか分からなくなる… ・日付

    • 図書館に行って本を返してきた。私が通う図書館の貸出期間は三週間。なのにあっという間に返却日を迎えるのだから不思議だ。まもなく子どもたちは夏休みに入る。憂鬱。そうか、夏休み初日に本を借りればいい。あっという間の三週間を2回繰り返せば夏休みが終わる、と気が付いたら少し心が軽くなった。

      • 【子育て】ただギューってして欲しいだけ

        早朝のこと。 隣で寝ていた小2の息子が、「ちょっと気持ちが悪い」と言う。 エアコンで冷えたかな? 昨晩、何か悪いもの食べたかな?と考えつつ、「まだ眠っていて大丈夫だよ」と声をかけた。 うちの息子はなかなかの早起きで、「もっと寝とけ」と言っても6時前には布団から出て制服に着替え、NHKニュースを見たり(朝のチャンネル権は父母にある)、漫画を読んだり、ソファでボケーーーとしたり(そしてそのまま二度寝)して過ごす。 なので、「今日はギリギリまで寝といていいよ」と伝えたが、「気持

        • 【49歳のつぶやき】 ああ、私はスカートに憧れていたのね

          こう蒸し暑くなってくると、スカートが最高だ。 私は外ではパンツ派だけれども、家ではもっぱらスカートをはくようになった。 しかも、娘のお下がりのフレアスカートだ。 娘がはかなくなったフレアスカート。このままユニクロのリサイクルコーナーへ持っていくのはなんだか口惜しいなと思って、足を通してみた。 快適。 直立姿勢を保つとき、例えばキッチンで野菜を切っているときなどは、足に直接触れるものがないので爽快だ。 動くたびにスカートのひだが揺れる感じは、私にも乙女心があったのだと気

        【やっぱり紙が好き】市販のノートが使いづらい人に。「まほらノート」には、「あったらいいな」がつまっている

          【49歳のつぶやき】プラスチックと所作

          四半世紀くらい前だっただろうか、友人に勧められて小津安二郎監督の「東京物語」を観た。 とても、とても、良い映画だった。 中でも、まだ若かった私が衝撃を受けたのは、出演している女性たちの所作がとても美しいことだった。 立ち上がる、畳に正座する。 お茶を茶の間に運ぶ、お茶を口にふくむ。 歩く、戸を開ける。 なんてことない、日常の生活をこなすだけの動きなのに、 妙に美しいのだ。 背中がまっすぐで姿勢が良いのはもちろん、流れるような動きの中に、静と動のメリハリがある。 「うわあ

          【49歳のつぶやき】プラスチックと所作

          京都で開催中の「松尾大社(まつのおたいしゃ)展」に行ってきました。お目当ては、日本史に燦然と名を刻む武将たちーー源頼朝、織田信長、豊臣秀吉、徳川歴代将軍らーーが残した直筆の書状。直筆ですよ?めちゃくちゃ興奮しませんか?明後日23日まで〜。祇園祭の展示もありました。

          京都で開催中の「松尾大社(まつのおたいしゃ)展」に行ってきました。お目当ては、日本史に燦然と名を刻む武将たちーー源頼朝、織田信長、豊臣秀吉、徳川歴代将軍らーーが残した直筆の書状。直筆ですよ?めちゃくちゃ興奮しませんか?明後日23日まで〜。祇園祭の展示もありました。

          【子育て】蚊を確実にやっつける裏技を、ゲームに夢中で「蚊」と戦わなかった息子が教えてくれた。

          蚊があちこちに出現する、いや〜な季節となりました。 私は昨日、ふとしたことから「蚊を確実に仕留める裏技」を知ったので、公開したいと思います。 * * * 昨日のこと。 小2の息子がゲームをしながら「うわーん、蚊に刺されたー!」と泣き出した。 息子がハマっているのは、「プロセカ」というゲーム。 音楽のリズムに合わせながら、ただひたすら画面の奥から現れる大量の、何だろあれ、なんとお呼びすれば良いのか分かりませんが、それらを一つ残らずタッチするとレベルアップできるらしい。

          【子育て】蚊を確実にやっつける裏技を、ゲームに夢中で「蚊」と戦わなかった息子が教えてくれた。

          【49歳のつぶやき】 素敵な食器ありきの生活を目指そうと、なんとなく思った話

          「虎に翼」が面白い。 寅子の「はて?」は、おばさん同士のおしゃべりの中によく登場するし、 「ジェンダー問題を真っ向から扱っているドラマ」と称賛する先輩、「今回も泣いてしまった」と感想をLINEに綴る友達もいる。 その一方で私は、食事の場面、寅子の家族が使っている食器に目がいってしまう。 特に、お椀。 あの漆がたっぷり使われているようなお椀。上品な艶をまとい、角度によっては輝きさえ放つお椀。「食洗機では絶対に洗っちゃいけない」オーラを発散しているお椀。 うーん、素敵。 だけ

          【49歳のつぶやき】 素敵な食器ありきの生活を目指そうと、なんとなく思った話

          今年2月に仕込んだお味噌が順調に育っているかチェック。蓋を開けた途端、ふわ〜としたお味噌の匂いが鼻の奥をくすぐった。うん!大丈夫そう! 今年も酒粕を敷いたところ、黒カビはゼロ。やっぱり酒粕を敷くのは良いですよ。味噌作り日記→https://note.com/akikoishida/n/n4e7aed8d5678

          今年2月に仕込んだお味噌が順調に育っているかチェック。蓋を開けた途端、ふわ〜としたお味噌の匂いが鼻の奥をくすぐった。うん!大丈夫そう! 今年も酒粕を敷いたところ、黒カビはゼロ。やっぱり酒粕を敷くのは良いですよ。味噌作り日記→https://note.com/akikoishida/n/n4e7aed8d5678

          人の失敗に学べ!〜生き方篇〜 「しくじり見本帖 〜16人の失敗談〜」から

          わたしは「しくじり見本帖 〜16人の失敗談〜」に、「失敗男(しっぱいだん)」と称して、婚活で失敗した話、そのお相手の話を書きましたが、実はそれより先に題材として思い描いていた「大失敗」がありました。 まあ、盛大な失敗です。お金、男がらみです。当時、「だめんずうお〜か〜」というダメ男を題材にした漫画が流行りましたが、ドンピシャすぎて顔が引きつります。家族にも友達にも、心配をかけました。 今となっては笑い話、面白おかしく「平成のだめんず」を世にさらす自信もありましたが、いざ頭

          人の失敗に学べ!〜生き方篇〜 「しくじり見本帖 〜16人の失敗談〜」から

          【わたしの仕事④】「まずは0(ゼロ)を1に!」 京都くらしの編集室・勉強会「小さなビジネスの始め方」に背中を押される

          「オンラインサロン 京都くらしの編集室」では、さまざまな勉強会が開催されます。 主宰の江角悠子さんやゲスト講師の方が、2時間ほどの時間をかけて丁寧に講義をしてくださるという、ありがたーい機会。 私はなるべく時間をつくって、参加するようにしています。オンラインって、つくづく便利ですね。 2024年5月の勉強会は「小さなビジネスの始め方」でした。 「まずは、0(ゼロ)を1に!」 タイトルの「小さな」がいいな〜と思いました。 「ビジネスの始め方」なんて言われたら、「いや、そん

          【わたしの仕事④】「まずは0(ゼロ)を1に!」 京都くらしの編集室・勉強会「小さなビジネスの始め方」に背中を押される

          【案内したい京都】妙法院門跡 国宝・庫裏の保存修理現場

          とても尊いものを見たーー。 京都・妙法院門跡にある庫裏(くり)の保存修理。その工事現場を見学した際に、湧き上がった感情だ。 京阪七条駅から東へ歩いて20分ほど。左手に京都国立博物館、右手に三十三間堂を眺めながら緩い坂を上がっていくと、妙法院門跡はある。 この日、5月14日は妙法院の「五月会(さつきえ)」という行事が行われる日である。 普段は拝観することが叶わない「殿舎」が特別公開される、一年に一度の機会。特別な法要や催しもあるということで、朝から多くの参拝客で賑わってい

          【案内したい京都】妙法院門跡 国宝・庫裏の保存修理現場

          冷蔵庫の中に「斜め」が出現したら、それは散らかり赤信号

          片付けは得意ではないけれど、部屋はきれいに保ちたい方だと思う。 最近になって、片付けや掃除というのは、「自分で自分の機嫌を取る」ための行為の一つだなあと気が付いた。 玄関先の靴を揃えて並べたり、ダイニングテーブルの上をまっさらにしたり、それだけで気持ちがスッとするから不思議だ。 とはいえ、仕事や出かける機会が増えてくると、片付けをする時間が取れなくなる。帰宅したらすぐさま、夕食の準備に取り掛かるような毎日が続くと、部屋はあっという間に散らかり放題の地獄絵図と化す。 そ

          冷蔵庫の中に「斜め」が出現したら、それは散らかり赤信号

          【わたしの仕事③】チャンス到来のその日のために、苦手な「コツコツ」を続ける

          仲間を見つけるべく参加した「オンラインサロン 京都くらしの編集室」。その「ZINE部」で、サロンメンバーと「オムニバスZINE」を作ろうという話が飛び出した。 私はこのZINE作りに参加することにした。そして、ブックデザインも担当することになったのだ。 その顛末は、こちら ↓ 本当に本当に、ありがたい機会だった。 「自分が成長するチャンスだ」と思ったら、すぐに飛びつくフットワークの軽さは、あって越したことはない。 その時までに「こんなの意味あるのかな」と思いつつ、自分が

          【わたしの仕事③】チャンス到来のその日のために、苦手な「コツコツ」を続ける

          【わたしの仕事②】 仕事よりも、まずは仲間探し! 15年のブランクを埋める方法

          【わたしの仕事①】で、自分自身が望むことを整理した私でありました。 まずは仕事より仲間探し 私が最初に必要だと感じたのは、「仲間づくり」。 なんといってもブランクが15年以上ある。 しかもこの15年間で、「書くこと」「情報発信すること」の環境はガラリと変わった。 特殊な人が職業とする特殊なことではなくなり、ネットにつながる老若男女の日常になったという実感があった。 なので、これまで情報を発信してきた現場も大きく変わったはずだ。 私の経験なんて、高が知れている。浦島太郎状態

          【わたしの仕事②】 仕事よりも、まずは仲間探し! 15年のブランクを埋める方法

          【子育て】〜待ちぼうけ〜小さな理不尽と子ども達

          正午と夕方の間、小2の息子が学校から帰ってきた。 「ママ、今からみんなをうちに呼んでもいい?」 「みんな」というのは、帰り道がほぼ一緒の小2メンバー。幼稚園から一緒で、お互いの家をしょっちゅう行き来している。 「いいよー、だけど、、、、、天気がいいし、外で遊んだら?」 「でもみんなが、うちに来たいって」 「そっか、まあいいや。うちで遊んでいいよ!」 待ち合わせは近所の公園らしい。そこで「ママOK」の報告をして、ゾロゾロ4人で来るという。 少し前までは「子どもとはいえ」と

          【子育て】〜待ちぼうけ〜小さな理不尽と子ども達