女の読書クラブ

読書好きな20代アラサーと30代アラフォーが、お互いの好きな本をあーでもない、こーでも…

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読書好きな20代アラサーと30代アラフォーが、お互いの好きな本をあーでもない、こーでもない言うブログ。 本から得た学びを皆さんとシェアしたいです🙆‍♀️インスタ更新中👇 https://www.instagram.com/onna_dokusho_club/

最近の記事

優先しているようで後回しにしている自分について

自分のことを、後回しにしない人って どれくらいいるんだろうか。 うっかり自分を後回しにしていた時の私は、 自分を優先しているようで、 後回しにしていた。 誰かを優先することで、自分を認めてもらい、 そこで自分を肯定してもらおうとしていた。 優先していると思っていたのに、 後回しにしていた。 っていうことを、私は知らなかった。 そんな原点を教えてくれる中村天風先生の本。 自分が自分でいいんだ。 私は私のままで素晴らしいってことを教えてくれる52の教え。 毎日が過ぎていくと、

    • さとったらみんないっしょなのかもしれない

      そもそも哲学に西洋とか東洋があること自体知らなかった。 これが私の最初思ったこと。笑 読書クラブを始めて、 あかりさんにおすすめしてもらう本は、どれも私の知らないものばかり。 そのひとつが、哲学。 最初、池田晶子さんの本が私が出会った哲学の最初。 これは、私になんだかけっこうなインパクトを与えた。 わかってないことをわかっているのか。 それすらもわかってないのか。 あーなるほど。 昔からなぜ私は生まれてきたのか。 私がここにいる価値とは、なんなのかを考えてきた。 その世界観が

      • 自分ってないの???

        東洋哲学の面白さに気付いたのはいつだったか。 私自身、哲学といえば西洋!と決め込んで西洋哲学の本ばかり漁っていた時がある。 だけど、神様のことばっかり考えている西洋哲学に飽きが来た時、東洋哲学に出会った。 何だこれ、おもしろい!とすぐなった。 西洋哲学が緻密に、歴史の流れに従って“積み上げ方式”で展開されているのに対し、東洋哲学は何というかある一人のビビビッとした“直感”で展開される。 この本に出てくる哲学者は、自分はない!と言う。 私はこの考えが好きだ。 自分

        • サクセク街道を信仰できない私たち

          私のこれまでの人生の歩みを面白くさせてきたのは、私が本当に小さい頃から抱いていた一つの疑問だ。 それは、お金があり、社会的地位があり、成功していれば“幸せ”だと言えるのか? という、みんなが一回は考えたことがあるオーソドックスな疑問だ。 私はこの疑問を小学生の頃には持っていたと思う。 ありがたいことに?私の周りにはめちゃくちゃお金持ちで、めちゃめちゃ頭がよく、早慶なんかを出て、結婚もして家庭も持っていて、そしてなお、めちゃめちゃ不幸そうな人たちを間近で見てきた。 だ

        優先しているようで後回しにしている自分について

          永遠に求める幸せの定義

          転職して、わずか3か月で会社が倒産し、失業。 フリーランスになし崩し的になり25年。 いろんな人に取材する中で、 人生がうまくいくこと、 その本質はなんたるかに気が付いていく。 そんな著者の幸せになるために技術が盛り込まれた一冊だ。 みんながみんな社会的成功者になれるわけではない。 だが、別に社会的成功者が幸せになる条件なのかといわれると 違う。 幸せの基準は自分が決めないといけないのだ。 だから、まず自分に向き合い、 自分の中の答えを見つけないと 幸せにはなれないのだ。

          永遠に求める幸せの定義

          お金がすべてじゃないってあるから言える言葉だと思うのは、わたしだけだろうか

          今回の本はなんだか読むのが、正直しんどかった。 分厚いとかではなく、考えさせられる本だった。 家庭環境に恵まれなかった花。 他の家庭とは違うことを大きくなるにつれて、 理解するもそこに対して、なにか思うわけでもなく、 母親となんとなく生活をしていた。 そして、ある日黄美子に出会う。 そこから花の人生が大きく変化することになる。 自分が家を出ることで、なんだか母親を置き去りにするような、 自分だけがあの暮らしから逃げ出そうとしているんじゃないかとか、 そんな罪悪感めいた思いに

          お金がすべてじゃないってあるから言える言葉だと思うのは、わたしだけだろうか

          食べるために生きるのか、生きるために食べるのか

          怖い小説だった。 金金金金金金金金金。 金が足りない。 稼がないと生きていけない。 全体を通して貧困にスポットライトが当たっている。 お金の話はシンプルだ。 お金がないと、私たちは生きていけない。 このシンプルさが、人を壊し、貶め、狂気に誘う。 生きることも、どの親に生まれてくるのかも、全く選べない。 このなんの選択も持てない不利なゲームで、登場人物はやっぱり不利な状況にいた。 人生って自分がコントールできるものじゃない。 桃子も琴美さんも蘭も、怖いくらい簡

          食べるために生きるのか、生きるために食べるのか

          分かった気でいる動詞NO.1 「愛する」

          現代社会においてもっとも大きな影響力を持っているのは、ロマンティック・ラブと呼ばれる考え方だ。 ロマンティック・ラブ、これは恋愛を結婚へ至る過程として理解する恋愛観らしい。 そして私たちが今当たり前としているこの愛、ロマンティック・ラブは人類の歴史を振り返ってみるとめちゃくちゃ新しい考え方だという。 日本では高度成長期に浸透したものだから、日本史の中でもめちゃくちゃ最近ということである。 なるほど、私たちが愛や恋、そして結婚についてパニックを起こしているのも、長い歴史

          分かった気でいる動詞NO.1 「愛する」

          恋愛救済の1冊かもしれない

          恋愛を客観的に見るなんて視点、 今まで人生で持ったことはあっただろうか。 人の恋愛はさして興味はない。 ドラマは好きだけど、 こんな恋愛自分ができたらいいなぁと 思ってみている。(私は笑) 恋愛が始まると、とたんに周りの世界が変化する。 眠ってるとき以外は、その人が頭にいるし、 なにもかも放り出してまで、 なにもかもを注ぐ。 そんな恋愛を今までしてきて、 それが恋愛だと思ってきた私。 最近そんな捨て身なことできない自分が、 もう恋愛できないんじゃないかって思ってるとき、

          恋愛救済の1冊かもしれない

          「生きる気力」を削ぐ言葉が溢れた社会で

          なんでだろう。 この詩の一節が、もう何年も私の胸に刺さっている。 あなたは言葉を信じていますか 私は言葉を信じているのだろうか。 未だに答えが見つからない強烈な問いだ。 本書は一貫して言葉について思考する。 著者は言う、言葉が壊されつつあると。 そして本書ではせめて言葉が壊されることを悔しがりたい、と。 確かにツイッターをひらけば驚くほど「生きる」意欲を削ぐような言葉に出会う。 最近だと、私は親ガチャと言う言葉がほんとうに嫌いだ。 ゆるく、柔く、「生きようとする意

          「生きる気力」を削ぐ言葉が溢れた社会で

          誰もが言葉に囲まれて生きているとしたら、どんな言葉に囲まれていきたいか。

          言葉について考えたことはあるだろうか。 普段何気なく使っている言葉。 その言葉について、改めて考えることが今必要なのか。 日々人間は、習慣の生き物だとか思い込みの生き物だと 信じて生きている私は、言葉にも割と気を遣う。 頭のなかでの言葉、自分が使う言葉はいい言葉を使うようにしている。 プラス、ポジティブなもの。 あとは、自分が使っていて嫌にならない言葉。 もし、聞いたとしても自分の中でプラスなものに変化するようにしている。 自分に跳ね返ってくるような気がするから。 みんな

          誰もが言葉に囲まれて生きているとしたら、どんな言葉に囲まれていきたいか。

          自分に起こる出来事は必然?偶然?

          人生に流れとか引き寄せとかあると思いますか? 起こる出来事は必然?それとも偶然? いいことを考えてればいいことが起こって、 悪いことを考えてると悪いことが起こる。 そんなことってないでしょって私も思ってました。 斎藤一人さんの本、私は定期的に読むことにしてるんです。 なんでかって、いい流れやいいことを考えられるようになるから。 少しスピリチュアル的な要素も含まれていますが、 私個人はそこも含めて合う本なんです。 なんかいい人生になるって思える本なんです。 まだ自分の人生を人

          自分に起こる出来事は必然?偶然?

          痛みの中に、価値を見出せるのなら

          私の"人生を変えた本"の一冊に、ヴィクトール・フランクル著の「夜と霧」がある。 第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に入れられた精神科医の話だ。 この本で強烈だったのは、フランクルが語ったある一人の仲間の話だ。 彼は大切な家族を奪われ、収容所で自分も死に直面してなお生きる意味を見出していた。 人間は、動物とは違う。 物事に対して、リアクションする前に、理性をはさむことができる。 例えばどんなに激しく鞭で打たれても、痛い!とそのまま反応する前に理性がある。 どう反応

          痛みの中に、価値を見出せるのなら

          「緊急度は低いけど、重要なこと」に向き合ってますか?

          20代の初めから、自分の人生やキャリアについて真剣に考えるようになった。 できれば、自分の長所や得意なことと、自分がやりたいことの重なる部分で社会や周りに貢献していきたいというのが、最近の思いだ。 でも明確な答えがいまだに出ない。 そんな時、ライフコーチというものに出会った。 ライフコーチとは、 らしい。 さらに簡単にいうと、 だと著者はいう。 私が現在アメリカにいて、こういうコーチングやセラピーなど、“専門家のサポートを受ける”ことが一つの選択肢として持ってい

          「緊急度は低いけど、重要なこと」に向き合ってますか?

          幸せとは他者を一切介在させないこと

          本書では、私たちが平等に与えられている、誰にも脅かされない唯一無二の財産、時間、そしてその使い方について様々なアドバイスをくれる。 私たちは、自分の幸福とか人生が与えてくれるもの、これから獲得していきたいもの、そしてそれをいかに理性的に決断して行動しているかについて考えていないという。 幸せとは何だろう、という問いはここ10年くらい私がずっと持っているものだ。 答えは出ないものなのかもしれないなと思っていたけれど、この前芸能人のマツコさんがこんなことを言っていたのを見た

          幸せとは他者を一切介在させないこと

          誰にでも平等に与えられる財産

          どんな人にも平等に存在する1日24時間という財産。 前借りも後払いもできない時間をどう活用するか。 いや、時間を使って、自分の人生をどう充実させていくのか。 毎日当たり前に来ると思っている24時間。 でも、それが当たり前に来ない日が来るかもしれない。 人間慣れ、習慣の生き物なので、当たり前に来ることを信じて疑わない。 生きていれば24時間はくる。 でも、24時間を元気に過ごせる日はいつまでなのだろう。 これを私が感じたのは最近である。 毎年の健康診断で、再検査通告を受けたの

          誰にでも平等に与えられる財産