女の読書クラブ

読書好きな20代アラサーと30代アラフォーが、お互いの好きな本をあーでもない、こーでも…

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読書好きな20代アラサーと30代アラフォーが、お互いの好きな本をあーでもない、こーでもない言うブログ。 本から得た学びを皆さんとシェアしたいです🙆‍♀️インスタ更新中👇 https://www.instagram.com/onna_dokusho_club/

記事一覧

「緊急度は低いけど、重要なこと」に向き合ってますか?

20代の初めから、自分の人生やキャリアについて真剣に考えるようになった。 できれば、自分の長所や得意なことと、自分がやりたいことの重なる部分で社会や周りに貢献し…

幸せとは他者を一切介在させないこと

本書では、私たちが平等に与えられている、誰にも脅かされない唯一無二の財産、時間、そしてその使い方について様々なアドバイスをくれる。 私たちは、自分の幸福とか人生…

誰にでも平等に与えられる財産

どんな人にも平等に存在する1日24時間という財産。 前借りも後払いもできない時間をどう活用するか。 いや、時間を使って、自分の人生をどう充実させていくのか。 毎日当…

お金ってなんだろう

きみのお金は誰のため  著 田内学 お金は大切だ。 お金がなければ、生活ができない。 これは、お金がない人からしたら切実な問題だ。 でも、お金が問題を解決してくれ…

6

あなたはお金のために働くの?

この本でお金について教えてくれるある人は、お金についてこう言う。 働く=お金を稼ぐこと という考えを大人が言っているのを聞いて育った。 働かなきゃ生きていけない…

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誰にも届かない声をあなたは聞けますか?

今回はあかりさんセレクト 52ヘルツのクジラ 著 町田そのこ 映画化もされた話題作です。 自分の人生を家族に搾取されて生きた女性、貴瑚と、 母に虐待され「ムシ」と呼…

6

たったひとりの魂の番

大丈夫だよ。 蟻地獄に落ちるということわざを知ったとき、これはまさしく今の私にぴったりの表現だと思った時がある。 気がついたらポッカリ空いた落とし穴の中にいた。…

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理解されない幸せを握りしめて

凪良ゆうさんが描く人たちは、いつも常に狭間にいる気がする。 この社会に生きている“私”と、ひとりの人生を生きる“私”。 幸せの形がいつも微妙に世間や大衆、マジョ…

3

どんな形でもいい。ただあなたと幸せになりたい物語

今回は私のおすすめする本 「神さまのビオトープ」 著 凪良ゆう この物語は主人公うる波の旦那さん、鹿野くんが死んでしまうところから 物語が始まる。 しかし、うる波…

3

悦るってなんだかわかりますか?

今回はあかりセレクトの 自分をよろこばせる習慣  著 田中克成 この本は、幸せを手に入れるシンプルで 究極の習慣「悦び」を得るための 77個の習慣を紹介している。 …

2

あなたは本当は何がやりたいのですか?

幸せになるにはどうしたらいいんだろう? 誰もが考え、きっと長い間胸に抱えているこの疑問に、本書はシンプルなアンサーを提示してくれます。 悦る???? 聞きなれな…

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Rule 12 大切にしてくれない相手とは別れる

The Rules of Love 上手な愛し方 昔から私はこの手の本をみると鼻で笑っていた。 こういう本、誰が読むの?と。 でも手にとって、なるほど人間関係におけるルールを見直…

3

愛にルールは必要だ

今回私が紹介する本は、 「上手な愛し方」  著リチャード・テンプラー          訳桜田直美・亀田佐和子 愛は人間の本能だが、それだけでは不十分だ。 愛は溢…

3

名言がありすぎる

この本は有名な岡本太郎さんの本である。 「自分の中に毒を持て」 この本は自分に挑み続ける岡本太郎さんの想いが ちりばめられている。 ここで出会った素敵な言葉を紹介 …

4

「幸福」などでは満たされない私たち

これを読んでくれている人の中で、どれくらいの人が人生の“師”と呼べる人を持っているだろうか。 大人になって気づいたことの一つは、自分のことを本当に思って叱ってく…

2

四月を過ぎても僕たちは、、、

私は小さい頃からかなりの本読みだったからか、時折読書家を気取る人の「本を読めばためになる」系の発言に、気味の悪さを感じていた。 私は本が好きだ。 だけど、“ため…

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「緊急度は低いけど、重要なこと」に向き合ってますか?

「緊急度は低いけど、重要なこと」に向き合ってますか?

20代の初めから、自分の人生やキャリアについて真剣に考えるようになった。

できれば、自分の長所や得意なことと、自分がやりたいことの重なる部分で社会や周りに貢献していきたいというのが、最近の思いだ。
でも明確な答えがいまだに出ない。

そんな時、ライフコーチというものに出会った。

ライフコーチとは、

らしい。

さらに簡単にいうと、

だと著者はいう。

私が現在アメリカにいて、こういうコーチ

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幸せとは他者を一切介在させないこと

幸せとは他者を一切介在させないこと

本書では、私たちが平等に与えられている、誰にも脅かされない唯一無二の財産、時間、そしてその使い方について様々なアドバイスをくれる。

私たちは、自分の幸福とか人生が与えてくれるもの、これから獲得していきたいもの、そしてそれをいかに理性的に決断して行動しているかについて考えていないという。

幸せとは何だろう、という問いはここ10年くらい私がずっと持っているものだ。

答えは出ないものなのかもしれな

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誰にでも平等に与えられる財産

誰にでも平等に与えられる財産

どんな人にも平等に存在する1日24時間という財産。
前借りも後払いもできない時間をどう活用するか。
いや、時間を使って、自分の人生をどう充実させていくのか。

毎日当たり前に来ると思っている24時間。
でも、それが当たり前に来ない日が来るかもしれない。
人間慣れ、習慣の生き物なので、当たり前に来ることを信じて疑わない。
生きていれば24時間はくる。
でも、24時間を元気に過ごせる日はいつまでなのだ

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お金ってなんだろう

お金ってなんだろう

きみのお金は誰のため  著 田内学

お金は大切だ。
お金がなければ、生活ができない。
これは、お金がない人からしたら切実な問題だ。
でも、お金が問題を解決してくれるわけではないとこの本では
説明されている。
いやいやいや、お金があればだいたいは解決されるし、
今よりも私は幸せになれる。
そう思っていた。
いや、今でも若干は思っている(笑)
でも、お金という概念をこの本は取り払ってくれている。

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あなたはお金のために働くの?

あなたはお金のために働くの?

この本でお金について教えてくれるある人は、お金についてこう言う。

働く=お金を稼ぐこと

という考えを大人が言っているのを聞いて育った。

働かなきゃ生きていけないよ、生きていくにはお金が必要なんだから。

正論だと思う。
ただ働くというのは、お金を稼ぐことだけに価値があるわけじゃない。

この本はちゃんとそこを教えてくれる。

社会について誰かがこんなことを言っていた。

社会は自分が生まれる

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誰にも届かない声をあなたは聞けますか?

誰にも届かない声をあなたは聞けますか?

今回はあかりさんセレクト
52ヘルツのクジラ 著 町田そのこ

映画化もされた話題作です。

自分の人生を家族に搾取されて生きた女性、貴瑚と、
母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。
孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、物語が始まる。(裏表紙、あらすじ)

通常のくじらは10から39ヘルツという高さで仲間に歌う。
そのため52ヘルツで歌うクジラの声はどの種類のくじらにも届かない。
家庭環境

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たったひとりの魂の番

たったひとりの魂の番

大丈夫だよ。

蟻地獄に落ちるということわざを知ったとき、これはまさしく今の私にぴったりの表現だと思った時がある。

気がついたらポッカリ空いた落とし穴の中にいた。

抜け出したくて、一歩上に登ろうとする度に、砂漠みたいにサラサラした砂の中に足元が沈んでいく。

頑張ろう、前を向こうと気持ちを奮い立たせても、身体が思うようにいかない。食欲はないし、夜眠れない。

心と身体が火を追うごとにバラバラに

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理解されない幸せを握りしめて

理解されない幸せを握りしめて

凪良ゆうさんが描く人たちは、いつも常に狭間にいる気がする。

この社会に生きている“私”と、ひとりの人生を生きる“私”。

幸せの形がいつも微妙に世間や大衆、マジョリティから外れてしまうが故に、苦しんだり悩んだりする登場人物に感情移入してしまうのは何でだろう。

うる波ちゃんは大好きな鹿野さんが死んだあとどう生きるのが正解だったんだろう?

きっと多くの人は言うと思う。

「悲しんだり、寂しくなっ

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どんな形でもいい。ただあなたと幸せになりたい物語

どんな形でもいい。ただあなたと幸せになりたい物語

今回は私のおすすめする本
「神さまのビオトープ」 著 凪良ゆう

この物語は主人公うる波の旦那さん、鹿野くんが死んでしまうところから
物語が始まる。
しかし、うる波の元に幽霊として鹿野君が戻ってくる。
そして、物語が展開していくのだ。
大好きな凪良ゆうさんの本から出会った素敵な言葉を紹介

うる波は幽霊の鹿野君と生きることを選択するのだが、
世間の普通や共感を求めてくる。
欲しい言葉や自分が間違っ

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悦るってなんだかわかりますか?

悦るってなんだかわかりますか?

今回はあかりセレクトの
自分をよろこばせる習慣  著 田中克成

この本は、幸せを手に入れるシンプルで
究極の習慣「悦び」を得るための
77個の習慣を紹介している。

ここで出会った素敵な言葉を紹介

自分を自分で悦ばせる。
自分の内面的な要因で自分を悦ばせ、
嫌いな自分でいる時間を減らし、
好きな自分でいられる時間を増やす。
これは私がやった中でも、もっとも効果があると実感しています。
もともと

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あなたは本当は何がやりたいのですか?

あなたは本当は何がやりたいのですか?

幸せになるにはどうしたらいいんだろう?

誰もが考え、きっと長い間胸に抱えているこの疑問に、本書はシンプルなアンサーを提示してくれます。

悦る????
聞きなれない言葉だと思います。
悦る。

「悦」は訓読みすると「よろこぶ」と読むそうです。

「よろこぶ」なら「喜ぶ」と何が違うんだろうって思いますよね。

それに比べて、「悦」という漢字は

つまり、「喜」は外からもたらされるもので、「悦」は自

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Rule 12 大切にしてくれない相手とは別れる

Rule 12 大切にしてくれない相手とは別れる

The Rules of Love
上手な愛し方

昔から私はこの手の本をみると鼻で笑っていた。

こういう本、誰が読むの?と。

でも手にとって、なるほど人間関係におけるルールを見直すきっかけになるなと思った。

あなたにもきっとあると思う、人間関係において自分が大切にしているルール。

それを言語化・可視化するのは良いことだと思う。
また、自分が忘れていたり気付かなかった別のルールを学ぶことも

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愛にルールは必要だ

愛にルールは必要だ

今回私が紹介する本は、
「上手な愛し方」  著リチャード・テンプラー 
        訳桜田直美・亀田佐和子

愛は人間の本能だが、それだけでは不十分だ。

愛は溢れているのか、
枯渇しているのか。
愛は必要だが、あいまいでパワーがある。
だからこそ、ルールがいるのだ。
自分の中の愛と向き合えた素敵な言葉を紹介

愛は必要だ。
でも、上手に付き合わないと逃げて行ってしまう。
自分をダメにしてしま

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名言がありすぎる

名言がありすぎる

この本は有名な岡本太郎さんの本である。
「自分の中に毒を持て」

この本は自分に挑み続ける岡本太郎さんの想いが
ちりばめられている。
ここで出会った素敵な言葉を紹介

なにか芯を通してる人は、美しい。
それは常々思っていることだ。
周りがどう思おうとこれだ!と思ってるものを
信じる。
その姿は、美しいものだ。

自分を見つめ続け、信じ続ける。
それは一番難しいことだ。
まずは自分と向き合い、自分を

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「幸福」などでは満たされない私たち

「幸福」などでは満たされない私たち

これを読んでくれている人の中で、どれくらいの人が人生の“師”と呼べる人を持っているだろうか。

大人になって気づいたことの一つは、自分のことを本当に思って叱ってくれる人がいなくなる、ということだった。

だからこそ、私は“師”が欲しかった。

自分で自分を厳しく律せられればいいけれど、私は自分に甘いところがあるので、それを外に求めた。

でも、現実の世界で師に出会うのって難しい!

そんな時、やっ

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四月を過ぎても僕たちは、、、

四月を過ぎても僕たちは、、、

私は小さい頃からかなりの本読みだったからか、時折読書家を気取る人の「本を読めばためになる」系の発言に、気味の悪さを感じていた。

私は本が好きだ。

だけど、“ためになる”から好きなんかじゃないし、小説を読んでいて“ため”になったことなんてない。

だけど、ああこの本に出会えてよかったと思える出会いがある。

この本も、そんな一冊だ。

この本に出てくる人間はみんな愛にがんじがらめだ。

恋に落ち

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