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Rule 12 大切にしてくれない相手とは別れる


The Rules of Love
上手な愛し方

昔から私はこの手の本をみると鼻で笑っていた。

こういう本、誰が読むの?と。

でも手にとって、なるほど人間関係におけるルールを見直すきっかけになるなと思った。

あなたにもきっとあると思う、人間関係において自分が大切にしているルール。

それを言語化・可視化するのは良いことだと思う。
また、自分が忘れていたり気付かなかった別のルールを学ぶこともできると思う。

私が人と関わるときに採用しているルールは

Rule 12 大切にしてくれない相手とは別れる
Rule 80 家族にも礼儀を忘れない
Rule 100 友情は変わりゆくものと覚悟する

上手な愛し方 The Rules  of Love リチャード・テンプラー


これらに全て共通することは、自分と他人の間に、ちゃんと必ず境界線を引くということだと思う。

線を引く、というと悪い印象かもしれないが、「こういうことを言ってくる人とは距離を置く」「これだけは許さない」という、自分の自尊心・聖域をちゃんと作って、それを守ること、そしてそれを壊そうとしてくる人と距離を取ることは、本当に大事だと思う。

そしてまた、パートナーや大事な人に「この部分は絶対に侵さないで」という理解を得るのもまた大事なことだと思う。

逆になんでも許しちゃう・受け入れちゃう人を”器が広い”とか”優しい”とかいって評価されがちな世間ですが、私はそういう人を信頼できません。

あなた、自分を大切にする方法を知らないで、どうやって他人を大切にするの?

そういう人は大体恋愛が拗れて別れたり、振られたりした途端、「自分はこんなに愛していたのに」「あんなに受け入れて許してあげたのに」と泣き出します。

うーん。
私は、ただただその人が相手と真剣に向き合うのから逃げて、自分と相手が納得できる境界線を探すことをやめただけでしょうと思ってしまいます。

「愛は許すことだ、受け入れることだ」と言っている人で、本当に相手に向き合っている人に出会えたことはありません。
すみませんが。。。笑

アメリカの恋愛リアリティーショーを見ているとよく出てくるんですが笑、彼らは相手が自分を“disrespect”するのを絶対に許しません。

人間関係において、お互いを尊重しあうことを特に重視していて、とても良い考えだなと思います。

この本に書かれていることは、全て新しくない、シンプルでベーシックな人間関係にまつわるルールです。

あなたが人間関係に躓いていたら、見直す良いきっかけになると思います。

Written By あかり

アラサー女

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