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誰にでも平等に与えられる財産

私も他人さまと同様、
毎日決まった仕事以外に何かをやりたくてうずうずしているのです。

自分の時間 著 アーノルド・ベネット 訳・解説 渡部昇一

どんな人にも平等に存在する1日24時間という財産。
前借りも後払いもできない時間をどう活用するか。
いや、時間を使って、自分の人生をどう充実させていくのか。

毎日当たり前に来ると思っている24時間。
でも、それが当たり前に来ない日が来るかもしれない。
人間慣れ、習慣の生き物なので、当たり前に来ることを信じて疑わない。
生きていれば24時間はくる。
でも、24時間を元気に過ごせる日はいつまでなのだろう。
これを私が感じたのは最近である。
毎年の健康診断で、再検査通告を受けたのだ。
今年39歳なので、ありえることなのだが、病気はいつなんどき襲ってくるかもわからない。(そんな入院とかのレベルじゃなかったのだが…。)
そんな当たり前のこともつい自分は大丈夫だと過信する生き物なのだ。

朝目覚める。
すると不思議なことにあなたの財布にはまっさらな24時間が
ぎっしりと詰まっている。
誰もあなたの時間を取り上げることはできないし、
盗むこともできない。

自分の時間 著 アーノルド・ベネット 訳・解説 渡部昇一

時間という不思議な、でも誰にでも与えられている財産。
これを使い、どう自分を楽しく幸せにしていくのか。
誰にも盗まれることのないあなただけの財産。

職業としての仕事以外に何かをやりたい
という欲求は、ある程度、精神的に成熟した人たちに共通する。
何かを始めたいのに始めていない
という焦りの感情が生じ、いつまでたっても心の平安が得られない。

自分の時間 著 アーノルド・ベネット 訳・解説 渡部昇一

まさに今のわたしだ。
2023年はまさに感情コントロールを学んだ歳だった。
そろそろもうこの焦りとさよならしたいと
今年は本気で思う。

充実した一瞬を生きるということ

自分の時間 著 アーノルド・ベネット 訳・解説 渡部昇一

この課題を今年こそは1回でもいいから感じてみようと思う。
1日24時間誰にでもある財産。
どう生きるのか。

大きなことをやろうなんて重い腰をあげる
なんてことじゃなくて、もっとささいなことからやってみよう。
少しの積み重ねが
充実した一瞬を生み、
その一瞬が積み重なれば、とても大きなものになっていく。
さあ、今日からやろう。
今日もあなたの財布にはまっさらな24時間が
ぎっしり詰まっているのだから。

Written by なおこ
アラフォー女


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