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どんな形でもいい。ただあなたと幸せになりたい物語

私がなにに幸せを感じるかは、わたし自身ですら決められない。
もともと幸福にも不幸にも、決まった形などないのだから。

神さまのビオトープ   凪良ゆう

今回は私のおすすめする本
「神さまのビオトープ」 著 凪良ゆう

この物語は主人公うる波の旦那さん、鹿野くんが死んでしまうところから
物語が始まる。
しかし、うる波の元に幽霊として鹿野君が戻ってくる。
そして、物語が展開していくのだ。
大好きな凪良ゆうさんの本から出会った素敵な言葉を紹介

それが美しかろうが、醜かろうが、夢はひとりで見るものだ。

神さまのビオトープ   凪良ゆう

うる波は幽霊の鹿野君と生きることを選択するのだが、
世間の普通や共感を求めてくる。
欲しい言葉や自分が間違っていないという証明を欲しがる。
でも、ずれたら違うと批判するのもちがう。
夢が共感、理解されないものでも、
ひとりで見ればいいのだ。
本当に自分がやりたいことなら理解される必要はない。

苦痛に意味なんかない。
そんなものないほうがずっといい。
なくても幸せに生きていく人は大勢いる。

神さまのビオトープ   凪良ゆう

でも、意味を見いださないと耐えられない。
苦痛にも意味はあって、
だから自分に降りかかっているのだと。
だから、自分は成長して、前よりも幸せになれるのだと
思わずにはいられない。
だって、そうでもないとその苦痛に押しつぶされてしまうから。

展開が面白く、やっぱり大好きな面白い凪良ゆう先生の物語だと
感じました。
あなたもぜひ読んで、出会った素敵な言葉を教えてください。

Written by なおこ
アラフォー女

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