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さとったらみんないっしょなのかもしれない

残念なくらい、すべてはつながっている

自分とかないから。  しんめいP

そもそも哲学に西洋とか東洋があること自体知らなかった。
これが私の最初思ったこと。笑
読書クラブを始めて、
あかりさんにおすすめしてもらう本は、どれも私の知らないものばかり。
そのひとつが、哲学
最初、池田晶子さんの本が私が出会った哲学の最初。
これは、私になんだかけっこうなインパクトを与えた。
わかってないことをわかっているのか。
それすらもわかってないのか。
あーなるほど。
昔からなぜ私は生まれてきたのか。
私がここにいる価値とは、なんなのかを考えてきた。
その世界観が哲学なのだと知ったのは、ここ最近だ。
価値を見いださないと、その時の私は存在できないような気がしていた。
でも、結局その死ぬほど考えていた時には、見いだせなかった。笑

「自分とかないから。」
なんだか題名で、私の好きな本の部類な気がしたが、
読んでみて、やっぱり好きだった。
この軽いノリで、説明している感じが
私が人に説明している時のようだった。

そして、ブッタは「無我」の哲学から、人生の最大の苦しみの原因は、
「自分」だとしている。

すべてが変わっていくこの世界で、
変わらない「自分」をつくろうとする。

自分とかないから。   しんめいp

これを聞くと、あぁ、納得ってなったの私だけなんだろうか。
確固たる自分を、確立しないといけないような気がしている自分が、
苦しみの最大を原因なんて!!
でも、そりゃそう。
逆に、それ変わらない自分作ったからって何になるのといわれれば、
それまでだ。
この本は、哲学ってなんだか難しそうって思ってる人に、
ぜひ読んでほしい。
わかりやすく、そして面白く東洋哲学の世界を紹介している。
そして、これを読んだ後、思ったのは、
なんだか難しく考えず、自分とかないからって思った方が、
何事もうまくいくし、心軽くね?ってこと。
もちろん、仕事とかプライベートとか責任ないとかじゃなくて、
あるし、考えるんだけど、
病んだりとか自分を追い詰めてまで、なにかをやるほど
自分っていう存在に固執しなくていいんじゃね?って。
笑顔で楽しくしてたら、それで毎日周りも楽しくなったら、
それだけでいいんじゃね。
その私の考えを加速させてくれた1冊。笑

みんなにぜひ読んでほしい。
哲学って面白いよ。
ってか、人間って面白い。

Written by  なおこ
アラフォー女


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