私にとっての「白飯と焼き鮭」

私にとっての「白飯と焼き鮭」

TVゲームはお好きですか? たまに気晴らしで遊びます。令和のご時世にスーパーファミコンを。数年前に発売された「ニンテンドークラシックミニ」じゃないですよ。中学生の頃にお小遣いとお年玉を貯めて買ったオリジナルの方です。 いまだに壊れていません。丈夫ですね。ちなみにいまプレイしているのは「ドラゴンクエスト1・2」の「1」です。 ウチは親が厳しくて初代のファミコンを買ってくれませんでした。友達の家で遊んだ「ドラゴンクエスト」をいつか思い切りプレイするのが夢でした。だから本体も

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読書感想|『こころ』夏目漱石

読書感想|『こころ』夏目漱石

#ネタバレ 〇まえがき読書感想... とっても苦手なので、投稿しようか迷っていました。 そんなとき「#読書の秋2021」とnoteさんが開催してくれていたので、きっかけとして便乗することにしました。 誰もが知っている でもちゃんと読んだことのない大作家。 夏目漱石先生。 果たして、読んで私にその良さが分かるのか? と不安を抱きつつも今年読んでみました。 『こころ』 なぜ『こころ』にしたかというと 好きな漫画『花よりも花の如く』(成田美名子)で葉月とケントの会話に出て

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「秋立つや千早ぶる世の杉ありて」

夏目漱石先生が、チハヤを俳句に読み込んでくださっている!
神に対する枕詞、千早ふるからチハヤを取ったので当たり前なのですが。

でも、うれしいのです。

「秋立つや千早ぶる世の杉ありて」 夏目漱石先生が、チハヤを俳句に読み込んでくださっている! 神に対する枕詞、千早ふるからチハヤを取ったので当たり前なのですが。 でも、うれしいのです。

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📖夏目漱石『夢十夜』第九夜①

📖夏目漱石『夢十夜』第九夜①

※※ヘッド画像は 晴川やよい さまより 夏目漱石『夢十夜』第九夜は、御百度参りの話が印象的である。 〈語り手〉の母親が、〈語り手〉の父親の安全祈願に御百度参りをする。それも夜中の神社で、泣きわめく赤子(=〈語り手〉)を柱に括りつけながら。もちろん何日も同じことをしているはずだ。御百度参りというのだから、百回も参拝する必要がある。 〈語り手〉にとっても、母親にとっても、壮絶な体験であるのには違いない。が、話の続きもまた不気味である。〈語り手〉は「父親はとうの昔に浪士に殺さ

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結婚相手に年収1500万以上は高飛車?時代は繰り返すお見合い

結婚相手に年収1500万以上は高飛車?時代は繰り返すお見合い

「年収1500万以上じゃなきゃいや」 「身長170センチはなくちゃダメ」 「職業は商社系がいいな」 とかいう女をどう思いますか 最近はマッチングアプリがトレンドで YouTubeの広告もやたらと出てきます 私が読む本は大正から昭和にかけてが多く 古くて夏目漱石、森鴎外 近くて太宰治、三島由紀夫 という感じでなのですが この時代はお見合いが主流で 「見合いで結婚してー」とよく見ます 写真と名前、職業や学歴、家柄や財産など 教えられ そこから顔合わせした中で決めていきます

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漱石徒然草・6

漱石徒然草・6

前回はこちら。 「彼岸過迄」「行人」は問答無用に失敗作、「虞美人草」もまあ失敗作、「草枕」は名作とされているが、私は失敗作だと思う。 もっとも有名なだけあってよいところも多々ある。天狗岩の回帰は「三四郎」の回帰と並んで漱石の中でも出色である。大河小説でしか実現できない万感こもるシーンをを、数日間の中編小説で描くことに成功している。それでもなお、「草枕」は失敗作だと思う。なによりもまず、文章が難しすぎる。最難関第六章より抜粋する。一度で理解できたら天才、三度なら文豪、五度な

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夏目漱石「こころ」の二次創作

夏目漱石「こころ」の二次創作

題「あのひと」 女「あのひとは何故私を置いて逝ったのでしょう」 男「貴女を愛していたからです」 女「もしもそうだとして、何故置いてゆくのです。この世の中に、たった一人で」 男「貴女を想うからです。詳しくは言えませんが」 女「やはり、手紙は見せてくださらないのね」 男「貴女の為に。また、あのひとの為に見せないのです」  女は黙る。 女「あなたと会ったから、あのひとは死んだのではないでしょうか」 男「僕と?」 女「あなたという正直な人と出会って、あなたという打ち明ける相手が

夏目漱石「趣味の遺伝」を英語で読んでみよう!

夏目漱石「趣味の遺伝」を英語で読んでみよう!

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正岡子規の句「柿くふも今年ばかりと思ひけり」

正岡子規の句「柿くふも今年ばかりと思ひけり」

「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 」の句で知られる正岡子規は、とにかく柿が大好きな人だったそうです。 親友の夏目漱石の「三四郎」の一節にも、子規が登場します。 「子規は果物が大変好きだった。 かついくらでも食える男だった。 ある時大きな樽柿を十六食ったことがある。 それでなんともなかった。」 16個も柿を食べるほど、大好物の模様が書かれています。 そんな正岡子規が詠んだこの句 「柿くふも今年ばかりと思ひけり」 これも子規の柿に対する思いが込められた句として知られています。

焦ってはいけません ~漱石の手紙~

焦ってはいけません ~漱石の手紙~

本記事では、明治の文豪、 夏目漱石をめぐる 1つのエピソードをご紹介します。 芥川龍之介とのエピソードです。 芥川龍之介…。文豪。 羅生門? 蜘蛛の糸? 芥川賞という 文学の賞もあるから、 小説が上手な人だったんだよね…。 くらいのイメージかもしれません。 実はこの2人、師弟関係です。 と言っても、夏目漱石が1867~1916年、 芥川龍之介が1892~1927年と、 25歳ほども齢が離れているので、 夏目漱石が晩年の頃の門下生です。 芥川龍之介は『鼻』という小説を 同

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