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余白を再定義するyohaku公式。 noteでは本や哲学の考察など。 情報が溢れ、資本主義の中であらゆるものが相対的に効率化され続ける現代で、最後に余白を意識したのはいつですか。そんな"余白"に違和感を感じた方は是非。 https://www.yohaku.company/

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メンバー特典マガジンを閲覧でき、交流もできる心理的安全性の保たれたOpen Dialogの場です。深い知識は、自己を見つめ直す機会を提供します。日常の喧騒から一歩離れ、自分自身と向き合う貴重な余白を創出しましょう。 1. より深い専門知識の共有:メンバーシップでは、これまで以上に専門的で深い知識を共有します。哲学の学派、心理学、精神医学、コーチング技法、最新のAI技術など、幅広いテーマを取り上げ、皆様の知的好奇心を刺激し、新たな視点を提供します。 2. 実践的な洞察の提供:私たちのコーチングセッションで培った知見や、クライアントの人生を変えた具体的な手法を、より詳細に解説します。これらの情報は、皆様の日常生活に直接応用できる貴重な資源となるでしょう。 3. 質の保証と継続的な価値創造:常に高品質な知識を提供し続ける責任を負います。これは、皆様に真の価値をお届けするという私たちの誓約でもあります。 4. 相互の成長と対話の促進:有料会員の皆様との間により密接な関係を築くことで、双方向のコミュニケーションを強化し、皆様のニーズにより細やかに応えていくことができます。

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    現代の中で余白を感じる日々を。豊かな後悔の多い人生を。 様々な本や哲学や事象からあなたの人生の余白につながる記事を執筆していきます。

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    フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキーの著書「罪と罰」についてyohakuの観点から本の内容を紐解いていくマガジンです。

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    非暴力コミュニケーション(NVC: Nonviolent Communication)を体系的に学べる全15回の学びの旅(Journey)をご紹介します。有料マガジンを購入してくださる皆さまが、ご自身のペースで学び進められるように設計し、講座形式を取りながら自己学習をサポートするものとして作りました。日々の対話を見直し、より深い理解と共感に基づくコミュニケーションを築く手助けをしていきます。

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私たち” \n "について yohaku Co., Ltd.

毎日の投稿を続けて100日近く経つので、今更ですがCo-CEOの2人から \n (yohaku Co., Ltd.)設立の背景と想いを綴りながら自己紹介をさせてください。私たちの概要はこちらのHPをご覧ください。 Shiryu  Co-CEOのShiryuです。私は10歳に満たない頃からプログラミングを学び「スティグマ」や「障害」と闘い続け、同時に戦争の歴史と向き合い続けてきた人生でした。ゲットーとまでは言わずとも、同年代に比べては中々苦労もしてきたお陰で小中学生から吉田

    • 罪と罰の迷宮-ドストエフスキーが描く人間の深淵 "罪と罰1/4"

       今日からは私(Shiryu)の愛読書である「罪と罰」を取り扱います。物語の要約などは世の中に沢山ありますし漫画版などもあるので、いつものyohakuの視点で解説、考察、背景知識などを深めていきます。物語に触れる中で多少のネタバレがあることもご了承ください! 物語だけ追いたい方は漫画版や動画解説も多い名著です。通勤中にaudibleで聴くのもおすすめです。(初回は無料で聴けるはずです) 『罪と罰』の概要と時代背景  フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(1821

      • NVC - Journey:非暴力コミュニケーション(NVC)を学ぶ全15回の旅【有料記事公開中】

         私たちの日常生活や人間関係において、誤解や対立が生じることは避けられません。そんなとき、相手と自分の感情やニーズをしっかりと理解し、共感を通じて対話を進めるスキルが求められているのではないでしょうか。 そこで注目したいのが、「非暴力コミュニケーション(NVC: Nonviolent Communication)」です。NVCは、アメリカの心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグによって開発され、人間関係の改善や対立の解消に効果的なコミュニケーション手法として知られています。

        • 「星の王子さま」現代社会へのメッセージと教訓"星の王子さま3/3"

           『星の王子様』のテーマや教訓は、20世紀初頭に書かれた物語でありながら、現代社会にも多くの示唆を与え続けています。特に、テクノロジーの発展と情報過多、人間関係の希薄化、そして物質主義が広がる中で、この物語のメッセージはますます重要性を増しています。第3部では、現代社会の課題に対して『星の王子様』がどのような教訓をもたらすかを詳しく考察していきます。 情報過多の時代における本質を見抜く力  現代社会は、インターネットやSNS、メディアを通じて膨大な情報が流れ込んできます。

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        記事

          星の王子さまの哲学的考察"星の王子さま2/3"

           『星の王子様』は、単なる子供向けの物語ではなく、私たちに普遍的な問いかけを行う作品です。この物語には、愛や友情、責任、そして成長に関する深い哲学的テーマが隠されており、物語の中で王子様が体験する旅路は、これらのテーマを探求するための象徴的な過程となっています。ここでは、物語の中で描かれる重要なテーマを深堀りし、その哲学的な意義を考察していきます。 本質を見る力 - 「目に見えないもの」の価値  『星の王子様』の中でも特に有名で、物語全体を象徴するフレーズは、「大切なもの

          星の王子さまの哲学的考察"星の王子さま2/3"

          『星の王子さま』の概要と背景"星の王子さま1/3"

           アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによって1943年に出版された『星の王子様』(原題:Le Petit Prince)は、20世紀の文学を象徴する作品の一つとして、世界中で愛されています。物語は、一見すると子供向けの絵本のような体裁をとっていますが、その背後には人間性や人生に対する深い洞察が込められています。この物語は、単なるファンタジーや冒険譚ではなく、人間関係、愛、責任、そして生と死といった普遍的なテーマを扱っています。 中心となるのは、サハラ砂漠に不時着したパイロ

          『星の王子さま』の概要と背景"星の王子さま1/3"

          yohaku Co., Ltd. メンバーシッププラン開始のお知らせ

          読者の皆様へ  いつも記事を読んでいただきありがとうございます。私たちyohaku Co., Ltd.は、これまで日々の本の紹介を通じて、皆様の人生に「余白」をもたらすことを目指してまいりました。 そして今、私たちはそのアプローチをさらに多様化させるための実験として、新たな取り組みを始めることをお知らせいたします。 より深い知識と洞察の共有を行う関係性  このたび、私たちはメンバーシッププランを開始することを決定いたしました。この新しい取り組みは、皆様により専門的で深

          yohaku Co., Ltd. メンバーシッププラン開始のお知らせ

          労働の再定義 "ブルシット・ジョブ -- クソどうでもいい仕事の理論 4/4"

          ブルシット・ジョブ理論への批判的検討  グレーバーのブルシット・ジョブ理論は、現代社会の労働のあり方に対する鋭い批判を提供していますが、同時にいくつかの批判や疑問点も提起されています。これらの批判を検討することで、理論のさらなる深化と、より包括的な労働理解への道を開くことができるでしょう。 主観性と客観性の問題  ブルシット・ジョブの定義において、個人の主観的認識が重要な役割を果たしています。しかし、この主観性は同時に理論の弱点ともなり得ます。フランスの社会学者ピエール

          労働の再定義 "ブルシット・ジョブ -- クソどうでもいい仕事の理論 4/4"

          忙しさが生む虚構の価値 "ブルシット・ジョブ -- クソどうでもいい仕事の理論 3/4"

          労働倫理の変容と「仕事中毒社会」  ブルシット・ジョブの存続を支える重要な要因として、西洋社会に深く根付いた労働倫理観があります。この労働倫理は歴史的に形成されてきましたが、現代社会において新たな形態を取るようになっています。 プロテスタンティズムの労働倫理とその変容  マックス・ウェーバーが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1905)で指摘したように、近代資本主義の発展には、勤勉な労働を神への奉仕とみなすプロテスタンティズムの倫理観が大きく寄与しました。

          忙しさが生む虚構の価値 "ブルシット・ジョブ -- クソどうでもいい仕事の理論 3/4"

          経済構造の変貌と仕事の意味喪失 "ブルシット・ジョブ -- クソどうでもいい仕事の理論 2/4"

          後期資本主義における経済構造の変容  ブルシット・ジョブの増加は、後期資本主義における経済構造の根本的な変化と密接に関連しています。この変化は主に以下の3つの要因によって特徴づけられます。経済の金融化、情報産業の台頭、そしてサービス経済化です。 経済の金融化  経済の金融化は、実体経済から金融部門への重心の移動を意味します。フレデリック・ジェイムソンが『政治的無意識』で指摘したように、この過程は資本主義の「第三段階」を特徴づける重要な要素です。金融化の進展により、価値創

          経済構造の変貌と仕事の意味喪失 "ブルシット・ジョブ -- クソどうでもいい仕事の理論 2/4"

          労働の虚無 "ブルシット・ジョブ -- クソどうでもいい仕事の理論 1/4"

          ブルシット・ジョブの定義と理論的背景  デヴィッド・グレーバーが提唱する「ブルシット・ジョブ」の概念は、現代資本主義社会における労働の本質と価値に関する根源的な問いを投げかけています。この概念は、単なる労働批判を超えて、現代社会の構造的問題を浮き彫りにする分析ツールとして機能しています。 グレーバーはブルシット・ジョブを以下のように定義しています。 この定義は、マルクスの疎外論、ウェーバーの合理化理論、そしてフランクフルト学派の批判理論と密接に関連しています。マルクスは

          労働の虚無 "ブルシット・ジョブ -- クソどうでもいい仕事の理論 1/4"

          アドラー心理学の批判的考察と未来への展望"人を動かす3/3"

           第二部までで、アドラー心理学の基本概念と「嫌われる勇気」の意味、そしてその現代社会への適用について詳しく見てきました。本章では、これらの理論に対する批判的な視点を導入し、その限界と可能性について深く掘り下げていきます。また、アドラー心理学が今後の社会においてどのような役割を果たし得るか、その未来への展望についても考察していきます。 アドラー心理学への批判と反論  アドラー心理学は、その独自の視点と実践的なアプローチゆえに広く支持されていますが、同時にいくつかの批判も受け

          アドラー心理学の批判的考察と未来への展望"人を動かす3/3"

          「嫌われる勇気」の実践と現代社会への適用"嫌われる勇気2/3"

           第一部では、アドラー心理学の基本概念と「嫌われる勇気」の意味について探究しました。第二部では、これらの理論を現代社会の文脈の中でどのように実践し、適用できるかを詳細に検討していきます。現代人が直面する様々な課題に対して、アドラーの思想がどのような示唆を与えるか、具体的な事例を交えながら考察していきましょう。 職場における「嫌われる勇気」の実践  現代の職場環境は、多くの人々にとってストレスと不安の源となっています。同僚との競争、上司からのプレッシャー、組織の期待など、様

          「嫌われる勇気」の実践と現代社会への適用"嫌われる勇気2/3"

          アドラー心理学の基本概念と「嫌われる勇気」の意味"嫌われる勇気1/3"

           アドラー心理学は、20 世紀初頭にアルフレッド・アドラーによって確立された心理学の一派です。彼の思想は、「過去の出来事ではなく、未来に向かう目標」を重視する独自の視点を持っています。中でも「嫌われる勇気」という概念は、他者の承認に左右されず、自らの価値観に従う生き方を象徴するものです。この考え方は、現代社会において個人の自律性と幸福追求の重要性を再認識させる上で、非常に示唆に富んでいます。本章では、アドラー心理学の基本的な考え方を理解し、「嫌われる勇気」の本質に迫ります。

          アドラー心理学の基本概念と「嫌われる勇気」の意味"嫌われる勇気1/3"

          カーネギー理論への批判的考察"人を動かす4/4"

           第3部では、カーネギーの教えがリーダーシップにどのように適用されているかを探り、現代のリーダーシップ理論との共鳴を考察しました。しかし、カーネギー理論には多くの批判も寄せられています。その教えが誤解され、表面的に適用されることでどのようなリスクが生じるのか、そしてどのように再解釈されるべきなのかを考えることが今回のテーマです。 カーネギーの教えは、時代を超えて有効性を持つ一方で、現代において修正が必要な点もあります。本章では、そうした批判に対するカーネギー理論の現代的な位

          カーネギー理論への批判的考察"人を動かす4/4"

          リーダーシップとカーネギーの教え"人を動かす3/4"

           第2部では、デジタル技術の進化によりコミュニケーションの形が変わりつつある中で、カーネギーの教えがどのように適応し、どのような課題に直面しているのかを探りました。オンラインでのやり取りでも「他者への関心」や「誠実な対応」を実践するための具体的な方法を考えました。では、リーダーシップの分野において、カーネギーの教えはどのように応用され、どのような課題に直面しているのでしょうか。本章では、現代のリーダーシップ理論とカーネギーの教えの関連性を掘り下げ、リーダーシップにおけるカーネ

          リーダーシップとカーネギーの教え"人を動かす3/4"