お父さん お母さん 今日まで育て、幸せを教えてくれて お父さん お母さん 今日まで愛をぬくもりをありがとう わたしは今日から 新しい道を 彼とふたりで歩みます 心配しないで わたしたちは きっと きっと 大きなしあわせを つかみます ありがとう ありがとう ありがとう
『あの人は今』 昼下がりの珈琲の香り 薄暗い店内 食器を洗う音 定刻を知らす鐘の音 口元に小さく咲いた笑み そうしたあの時、あの場所でのすべてを時折思い出しては忘れていく 今のあなたはそんなことなんか忘れて、きっと誰か知らない人の隣でやっぱり小さく笑っているのでしょう
今日は小説の代わりにこんなのを。 「茜色から紫を経て暗い青に染まる空の下、洒落た形状の街灯が路面を黄色っぽく照らす。 芋ジャージのズボンと部活のTシャツ姿の一団が談笑しながら歩き、老婆がシニアカーを走らせる横を若い男の自転車が通りすぎていく。」 どこかの情景。