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「Purple Rain」 プリンス〜 紫煙によって雨模様が紫に染まって見える。それは自分の心の中の色なのかもしれない。


そろそろ梅雨でしょうか。
雨の日はなんとなく憂鬱になりますね。濡れるし、じめっとしているし、コンクリートに曇り空とどこを見ても灰色ばかりだし。そんな雨をイメージした楽曲をいくつか紹介していこうと思います。

今回はこちら

Purple Rain


Purple Rain という言葉には、気だるさ、というようなニュアンスがあるようです。

また、たばこの煙を紫煙というように、パープルには、紫煙の意味合いもあるのかもしれません。

そう考えるとこの曲、

しとしと降り続く霧のような雨の中。傘もささず、煙草をふかしながら、あの人を待っている風景が浮かびます。

いつまでたっても現れないあの人。おそらく、もうその場所に、彼の眼前には二度と現れることがないであろうその人を、雨の中で待ち続けている。あたりには煙草の煙が所在投げに漂っている。紫煙によって雨模様が紫に染まって見える。いや、それは自分の心の中の色なのかもしれない。

80年代を代表する楽曲で歌われる情景は、おそらくそういった感じでしょうか。

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