テレビ番組『あの本、読みました?』で、作家小川哲さんのインタビューを聴く。たっぷり時間を取ってあって嬉しかった。建築と満州と小説の共通しているところ探してみる、というのは、短歌の比喩とか見立てを探すことに似ているな、と感じた。写真は以前手に入れた小川さんのサイン本。キュートです。
「ジャスミンティーはいなくなった蝶の味」「アクエリアスは甘い新幹線の味」by鈴木ジェロニモ!平野紗季子さんのポットキャスト『味な副音声』のゲストの芸人で歌人の鈴木ジェロニモさんの味の比喩表現がすごい。興奮興奮。彼の歌集は待機済み。早速読もう。YouTubeも見よう。
詩はやはり、比喩表現が好まれる傾向にあると感じる。 けれど、私はハードボイルドの文体の影響を大きく受けている為、比喩表現を廃した描写をする作風の方が多い。結果、私の作風も比喩表現は控えめで、率直な言葉遣いを好む傾向になっている。 これは矯正した方がいいのか、強みになるのか