#7|29才独身女子|会社を辞めて、パリ大学大学院の経営学修士(MBA)に挑戦した話
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さて、本日はついに最終回!(いつも長々失礼します)
前回は、留学プログラムの面接前夜、いまだ受験しようかをウダウダ悩み続ける私に、
後悔するぞ!早く帰って明日に備えなさい!
と一喝する同期。おかげで、はっと我に返り、翌日受験した私でした。
そして無事、合格通知を手にしたお話を綴りました^^
さて今回は、受験対策は?、そして、後日談などなどを綴り、締めくくりたいと思います^^
29歳の会社員女性が、会社を辞めてパリ大学大学院の経営学修士(MBA)に挑戦した話
受験に向けた試験対策・準備は?
これだけ色々お話してきましたが、実はいわゆる”MBA対策”というものはしてなく、試験へは無防備・身一つで挑んだ、という形で終わりました。
パリ大学大学院への直接受験ではなく、プログラムを主催する財団からも試験の概要も全く明かされていなく、
✔筆記試験は、英語の試験かフランス語かもわからない
✔面接試験も、英語とフランス語で、と書いてあるだけ
なので、英語とフランス語の総合力を身に着けておくこと以外、準備らしい準備は何もできない状況でした。他の受験者も同じ条件だったので、語学をたしなむ日々を続けていたのが、準備と言えるもののすべてです。
アメリカやイギリスの名門MBAに挑戦する場合、半年~1年の英語・GPAの学習でとても大変と聞きます。それがなかった分、受験に際してはとてもカジュアルだったなと・・恐縮でございます。
がしかし!
後日配信予定の「フランスMBA留学体験記」で明かされますが・・
フランス語 x MBAの履修科目(財務・マーケティング・ITなど)
がどれほど地獄の日々かを知っていただければ、
結局人生とは、どこで苦労して、どこで楽をするかだ。
常に楽もないし、常に辛いも(本当は)ない。
ということかと思います。(英米圏でのMBAでは、皆さま、英語力を相当伸ばしてから実際の授業が始まるかと思うので、科目の内容理解はスムーズなのかと思います)
いずれにしても、まだ、こうして、生きております。
その後の話
MBA留学への参加が決まった私が次にてこずったのは、フランス留学のための学生ビザ取得でした。
申請自体は夏になる前から行っていましたが、(知ってはいたものの)夏の間は大使館の作業がかなり滞るため、待てど暮らせど反応なし。
これでは留学の初日に間に合わない!と、いい加減痺れをきらし、大使館に電話するも、なかなかつながらないし、繋がっても一言、待つしかないと。
結局、プログラム開始日1週間前のパリ入りを目指していましたが、開始の3日前くらいにビザを手にし、すぐに飛行機に飛び乗り、初日前日にに到着。怒涛でしたが、ぎりぎりでプログラムに間に合いました。
なるほど、役所の書類作りはこのくらい時間がかかる、というグローバルスタンダードを自分の中で変えないと、自分が辛くなる。
日本の国境をまたいで、外の世界に出る、ということは、そういうことだなと思った経験の一つでした。
(ビザは日本での話ですけど、フランス大使館の話として)
そして、お世話になった方々への挨拶周りも行い、多くの先輩・ご上司の皆さまから、
✔辞めるなんてもったいない、という言葉から
✔自分も若ければ挑戦したかった(から、うらやましい)
✔あなたは上にたってくれる人だと思っていた。だから、いなくなるのは悔しい、など
様々な𠮟咤激励の言葉をもらい、これはやるしかないな!と自分をふるいたたせて、会社に別れを告げました。
それが2012年、8月半ばのこと。
さらに後日談:実は同じ会社に復職した私
そしてその後のその後の話ですが・・
実は新卒で入社したその会社に、留学終了後、再入社しました。
今流行りの、アルムナイ採用、みたいなものかもしれないですね。
アルムナイ採用、というほど積極的に再雇用しているものではありませんが、戻りたいと伝えることができ、そして再受験でき、もう一度仲の良い仲間たちと共に働く機会を得ることができたこと、そして、自分が学んできたことをいかして働く機会を得たことは、とてもありがたいと思いました。
とはいえ、その会社を再度退職しております💦
さて、ここまで長らくお読みいただき、ありがとうございました。
そして後日、MBA留学自体の体験談として、「フランスMBA留学体験記」を配信する予定です。配信日まで、少々お待ちください^^
ここまで読んでいただき、ありがとうございました^^
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