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研修旅行-京都教育大学、関西大学- 2
もうひとつ印象に残ったのが、「STEAM教育」というワードと、それを取り巻く状況である。二日目の関西大学初等部では、盛んにこの「STEAM化」という言葉が使われ、公開授業においてもキーワードとなり、「STEAM化」された授業とはどういう授業なのか模索されていた。
ここでは「STEAM教育」の是非というより、それを取り巻く状況について考えたい。そもそも、「STEAM」とはなんだろうか。一般的には、
文学はどこから始まるのか
最近出会った映画、小説を読んでて思ったこと。ひとつの小説の主人公は、皆んなと食事をするのが嫌いだと言う。「皆んなが美味しい美味しいって言ってご飯食べていても、誰もが同じ好みを持ってるわけじゃないし味覚だって人それぞれ違う。だから、おいしいご飯を皆で食べることはできない」と。
そっかー。俺自身は、皆んなとご飯食べるのが大好きだ。むしろそれが人生の喜びだと思ってるくらい好きだ。部活終わって、皆んなと
どくしょ感想:『13歳からのアート思考』/『言葉を離れて』
最近たまたま芸術系の本を2冊読む機会があったので、今回はその事について書こうと思う。自分自身はもともと芸術系は全く苦手で、図工の成績も美術の成績も特にパッとするものではなかった。でもだからといって芸術という分野に全く興味がなかったわけではなく、何だかよく分からないけどかっこいいものという存在であった。「美術館行くのが趣味です」とかかっこいいけど、よくわからないからそもそも楽しめない。そんな感じ。
もっとみる心は観察しかできない
割と長い引用になってしまうのだけど、俺がよく考え方の参考にしている為末大さんの本の中の一説を紹介するので、皆さんも良ければぜひ。
自分の中の小さな子供を扱うように自分を扱ってみる、というのはすごくおもしろい考えだと思う。
俺はけっこー自分の中の小さな子供の扱いは苦手だった。よく頭で抑え込んでいた。
前に修学旅行の引率のボランティアをしたときに、子どもが思うように動かないときに「なんでルールを
「議論」——あるいは、いかにして問題を解くか。
何か話し合いをするとき、間違いなく最終的に「〇〇とは何か?」という問いが出てくる。例えば、「「ヤバい」という語の流行は言葉の進化か退化か」という話し合いをする。最初は各自が自分が持っている考えをぶつけ合うだろう。そして、両方の考えにも一理あることは理解する。その後必ず、じゃあ
「「退化」ってなんだ?」って出てくる。「「言葉が進化する」ってよくよく考えたらどういう意味だ?」と。言葉を正確に定義しな