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どん底の、失意の中で君
長い間連絡を取っていた人から、パタリと連絡が途絶えた。恋人でもない、家族でもない、なんなら会ったこともなければ声を聞いたこともない。
誰かから連絡が来なくなるなんて、そんなことには慣れている。私が特別慣れているんじゃなくて、だいたいみんな同じように慣れているだろう。
語学学習アプリでなんとなく出会った彼とは、もう一年以上連絡を取り合っていた。一日の間で頻繁に返信をし合うようなことはしなかった。
いつだって楽しく過ごしたい
YUKIさんの「JOY」という曲を今日久しぶりに聴いた。
音楽も絵も文章も、芸術というものは錆びずにいつまでもそこに居てくれるから、安心することがある。この曲が発売されたのが2005年らしいが、その頃この曲を聴いていた記憶は無く、私は毎日保育園でゴロゴロしていた。
どこで何年前にこの曲と出会ったのか全く覚えていないが、さっきふと頭にこの曲の「いつか動かなくなる時まで遊んでね」という部分が浮かん
曇天と、買えなかったモモ
久しぶりの曇り空だった。
東京の神保町まで出かけて古本の中に埋れているのもいいかなと思ったけれど、
なんせ最近本を買いすぎて金がない。ないわけじゃないけどお金を使うことに罪悪感を感じ始めている。
しかも新書を。
古本に抵抗がないわけではないけれど、なんとなく新しい本というものは、一生自分のそばにいてくれる気がするから好きだ。
古本デビューでもしますか。と、神保町への旅を考えたけれど、やは
次会える保証はどこにあるだろう
「また必ず会おうね」
大学に通っていた1年間、私の前で1度も涙を流さなかった彼女が、私の右手を握って泣いていた。
大学を1年通ってやめた。それなりに友達もいた。大学をやめて半年経った頃、またみんなで集まろうとみんなが私に声をかけてくれた。
毎日大学で顔を合わせていたメンツ。バイトで来れないと初め言っていた仲の良かったあの子も、無理矢理シフトの代わりを探して、いつもの駅に来てくれた。
久しぶ