記事一覧
亡き娘への思いが宿るコーヒー豆店 80人の愛情が込められたワークショップ施工~522coffee roasterYの現場から~
お気に入りの場所で大好きなコーヒー豆のお店を開きたい。一緒に語り合った娘は、昨年病気で他界。その思いを受け継いだ母は、2024年初夏、お客さんの好みに合わせて焙煎をするコーヒー豆店を開店した。
お店づくりでこだわったのが、自分たちの手で一つ一つ思いを込めながらつくりあげていくこと。ワークショップ形式の施工によって、その希望が現実となった。娘の友人たちに声をかけると、県内外からのべ80人が集合。娘
未来の地球と子どもの暮らしを考えながらハーフビルドした 高気密高断熱の家
“都心に一番近い里山”と呼ばれる、神奈川県相模原市の旧藤野町。四方は豊かな森に囲まれ、冬は氷点下の寒さにもみまわれるこの場所で、寒さだけではなく暑さとも無縁の暮らしを送る家族がいます。
設計から施工まで自分たちで行う建築家集団「HandiHouse project」とともに、ハーフビルドで高気密高断熱の家をつくった森川さんご夫妻。子どもたちが生きる地球環境の未来に思いを巡らせ、化石燃料に依存しな
【メンバー募集中】フリーランスで活動する設計・施工経験者の方!一緒に活動しませんか?
設計から施工まで自分たちで行う建築家集団「HandiHouse project」は、一緒に活動をするメンバーを募集しています。フリーランスで活動を続ける中で、思いをともにした仲間が欲しい方。独立したけれど一人で仕事をしながら大変な思いをされている方などなど。ぜひお待ちしております!
HandiHouse project(以下、ハンディ)は、個人で働く設計・施工のプロからベテランメンバーの建築家の
組織に属しても自分のカラーでいられる 中途で入ったフリーランス建築家が感じた “チームで働くメリット”
「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」
政治家などの演説などでも度々口に出されるこのことわざ。HandiHouse projectも、まさにこの言葉の重みを日々の家づくりから感じています。
設計から施工まで自分たちで行う建築家集団HandiHouse project。メンバーの働き方は様々。個人事業主で普段は一人で活動をするメンバーも所属しています。
中には、独立後し
住みたい家の“妄想”と 実現するための“お金”の相談会「家づくり“想”談会」
〇年後には、どこでどんな暮らしをしたい。こんな家に住んでみたい。一度はこうした妄想をしたことがある方がたくさんいると思います。HandiHouse projectは、これまで200組以上の方々と家づくりの妄想をしてきましたが、そこで必ず壁となるのが“お金”の問題です。家をつくるためには、予算などお金の現実とも向き合う必要があります。そこで、家づくりもお金も一気に専門家に相談できる「家づくり“想”談
もっとみるチーム力を高めパフォーマンスを上げる 笑いとユーモアと“スカブラ”の存在~パンと喫茶「Necter.」の建築現場から~
「あなたがいてくれたおかげで、家づくり、お店づくりがものすごく楽しかった」HandiHouse projectの建築現場には、プロジェクトオーナー(施主)さんから、そんな言葉をもらうメンバーがいます。工事そのものには必要ないかもしれないけれど、バカ話や笑いを取り入れ、現場の人たちを和ませたり、オーナーさんとの距離を縮めるムードメーカー的な存在、“スカブラ”。効率重視、費用対効果を重視する現代で、一
もっとみる新卒見習い建築家がチームを結束して挑んだ お客さんと一緒につくる“茶室空間”
ひとりではできないことも仲間と一緒だったら実現できる。2023年春に大学を卒業して上京した見習い建築家が、チームの垣根を越えて仲間を集めそれを体現した。自らイベント参加を提案し、勢いと強い思いで奔走する彼女を支えながら、あるメンバーはチームで活動することが組織を強くすることを実感したという。
設計から施工まで全て自分たちで行う建築家集団「HandiHouse project」の若手メンバーが初め
建築家と一緒に家をつくった8年後 我が子が子ども部屋づくりで得た“リアルな感動”
ライフステージが変わったとき、多くの人は住まいも変化させます。家族が増えれば大きな家に引っ越しをしたり、子どもが巣立った後はまた違う形の暮らしを望んだり。設計から施工までの全てを施主と行う建築家集団「HandiHouse project」と家づくりをした、あるオーナーさん家族は、今度は成長した子どもたちに自分の部屋を自分でつくる体験をさせたいと「子ども部屋づくり」を依頼されました。建築家と一緒に家
もっとみる寒さ暑さで悩まない快適な暮らし 高気密高断熱の家をプロと一緒にセルフビルド
みなさんのお家は、夏は暑くて冬は寒いですか?そんなの当たり前でしょうって思う人もいるかもしれませんが、先日酷暑の中、ある新築戸建て住宅にお邪魔してびっくり。8畳用のエアコン一つで、吹き抜けで繋がる1階から2階まで家全体がさわやかな涼しさでとても気持ちが良くてずっとお邪魔していたい気持ちに…。高気密高断熱の家の快適さを肌で体感しました。
さらにこのお家、プロと一緒にオーナーさん家族が自らの手でつく
独立してもチームで動く フリーランスでも副業でもない絶妙な働き方
普段は個人で活動をしながら、時にチームとなってプロジェクトに取り組む建築家集団「HandiHouse project」 2023年に独立した2人の若手建築家は、個人事業主でありながら、二人三脚で活動することを決意した。そこには、かつて4人でチームとなって活動をしていた創業メンバーへの憧れと、建築業界で新しい価値観を生み出していくことへの挑戦があった。
個人事業主がチームを組んで働くメリットとは
常に変化し続ける組織に 辞めずに世代交代 “後援”という関わり方
「組織の新陳代謝」HandiHouse projectのある創業メンバーは度々ミーティングでこの言葉を口に出していた。新卒や中途採用の若いメンバーが増えていくにつれて、自分のちょっとした発言にすら力を持ってしまうのではないのか。それがあだとなり、チームが時代の流れに合わせて変化できなくなり、勢いが停滞してしまうことを危惧していた。
そこで決断したのは、HandiHouse projectを辞める
個人を尊重する組織を目指して~誰もが意見を言い合えるコミュニティづくり~
組織の中で、それぞれの個人の生き方や考え方を尊重する。さらには、上司も部下も関係なく自分の意見を言いあい、組織全体の成長や変化へと繋げていく。それは理想でしかないのでしょうか。
普段は個人で活動をしながら、時にチームとなってプロジェクトに取り組む建築家集団「HandiHouse project」創業時は4人だったメンバーが、2023年には22人に。創業時と同じやり方では関係も希薄になり衰退してし
“妄想から打ち上げまで”を合言葉に 建築家集団 ハンディハウスプロジェクトとは【自己紹介】
年齢やバックグラウンドも様々。普段は個人で活動をしながら、チームとなってプロジェクトに取り組むこともある建築家集団「HandiHouse project」
「どんな家にしようか」という妄想から始まって、実現する方法をとことん話し合い、共につくり上げる。家やお店づくりのプロジェクトの中心には、最初から最後まで住まい手や店主がいることを大切にし、「プロジェクトオーナー」と呼んで一緒に同じステージに立
新人研修は「自分の家作り」 ある女性建築家が目指した“低予算でも妥協しない家”
新卒で入社して最初に任された仕事は、自宅となるアパートの一室を作ることだった。設計は学んだが大工仕事は全くの素人。設計から施工まですべて自分たちで行う、個人事業主の建築家集団 HandiHouse project(ハンディハウスプロジェクト)に入り家作りに奔走する、26歳女性の話を聞いてみた。
元々の家の廃材を再利用 低予算でも妥協しない家作り
ーーこのアパートは自分たちで改修したと伺っていま
住む場所に縛られない モバイルハウス生活をする若手建築家の生き方
全国どこへでも、車一つで移動をしながら暮らす。この生活を始めて4年、フリーランスの若手建築家は“場所”に縛られない自由な生き方を楽しんでいる。設計から施工まですべて自分たちで行う、個人事業主の建築家集団 HandiHouse project(ハンディハウスプロジェクト)のメンバー、32歳建築家のモバイルハウス生活を覗いてみた。
誰でも始められる モバイルハウス生活
ーーこちらが大石さんのおうち