- 運営しているクリエイター
#リーダーシップ
本の森004「はてしない物語」ミヒャエル・エンデ著(岩波少年文庫)
現実がつまらない。
デブだとかノロマだとか、人の身体的特徴を
あげつらい、ばかにする。空想し、創造し、
新しい物語を思いついても、誰も耳を傾けない。
それどころか、その空想をもバカにする。表面的
なことにしか興味を示さず、想像力をかけらも感
じない。少年は、現実なんて、そんなつまらない
ものだと感じていた。
ある日少年は一冊の本に出会い、その本を読み
進めるうちに、その「本の中の世界」から自分が
本の森002 モモ ミヒャエル・エンデ(岩波少年文庫)
圧倒的な感動。でも、深く深く考えさせられる。
1973年に児童文学として書かれた本だけど、今を生きる僕たち大人こそ、読むべき本だと思った。
物語の主人公は浮浪児の少女、モモ。
モモは、不思議な力を持ってる。
彼女に話を聞いてもらうだけで人は癒され、話を聞いてもらった人は自分自身の価値に気づいて元気になっちゃう。
彼女は浮浪児(不労児?)なんだけど、街のみんなが彼女に色々なものを届けてくれる。
最高のチームをつくる、たった2つの要素
先日、息子の所属するラグビークラブで部内練習試合が開催されました。部内で4チームに分かれて試合をするのですが、4チームでは人数が足りないため、数名の子供たちは他チームに助っ人選手としても参加します。うちの息子も最終戦で他チームに助っ人選手として参加しました。対戦相手のチームはラグビー歴が長かったり運動神経がよかったりする選手が殆どを占める競合チームでした。
試合の終盤、3点差ほどで勝っていた相
本の森003「本日は、お日柄もよく」(原田マハ著)
27歳の冴えないOL、二ノ宮こと葉は、幼馴染の結婚式で、伝説のスピーチライター久遠久美と出会う。この出会いが、こと葉の人生を劇的に変えることになる。
言葉には、世界を変えるチカラがある。そう強く感じさせられる小説だった。事実、僕自身も物語の中に登場する珠玉の言葉、極上のスピーチに何度も涙させられた。
言葉の持つ力を信じ、胸の奥底に眠る熱い想い、ひたむきな想いを言葉に変えて世界に解き放つ仕事。そ
森喜朗さん辞任に思う
森喜朗さんが辞任した。
森氏の発言や進退問題に関しては、テレビやマスコミでも様々な意見が報道されている。
女性を軽視する発言は、オリンピック憲章にも明記されている「男女平等の原則の完全実施を目指す」という理念と、あまりにもかけ離れている。五輪開催のリーダーとして、あり得ない発言だという言説や、そもそも時代錯誤の女性蔑視発言を、公の場ですること自体がナンセンスだと憤る人も多い。
The Capi
罰則を強化しても、問題は解決しないと思う。
新型コロナウィルスの感染拡大を止めることは、ものすごく大事なことだと思う。
ただ、今回政府が急いでいる特別措置法の改正案だけは、どうしても受け入れ難い。昨年12月に都民ファーストの会だって都議会の反対多数を受けて罰則規定を断念した。その案が提出された時も、解決案が短絡的過ぎるとゾッとしたことを覚えている。
言うこと聞かないから罰金!とか、命令を守らないなら刑務所入れちゃうよとか、これって江戸時代
バイデン大統領就任演説に思ったこと
「Democracy has prevailed.ー民主主義は勝利した。」
バイデン米大統領の就任演説全文を読んでみた。
カッコいい!
というのが、第一印象だった。
次に、感じたのが、
リーダーのメッセージだな!
ということ。そして同時に、
国民の期待を、超意識して作られてるな!
メッセージの行間に、めっちゃ緊張感を感じる!
ということでした。
もちろん、この演説の「直後」に、数々の
コミュニケーションの秘訣は、発信より受信
30代の頃、元文化庁長官で、日本の心理学者の草分け的存在だった河合隼雄さんと、セミナーでご一緒させて頂いたことがある。
河合さんは、リアクションの達人だった。
誰の話にも驚くほど大きく頷き、驚くほど大きな声で「うん、うん!」「はー、なるほど!」「へー!」等とリアクションされていた。
彼のリアクションは、場の空気を和やかな雰囲気に変えた。
その時僕は、コミュニケーションは発信よりも受信の方がずっ
人は、どうしたらチャレンジするようになるのか?
人は、安心して失敗できる環境じゃないと、安心してチャレンジすることができないんじゃないかと思う。
高い目標に挑戦したり、新しい企画、新たな事業に挑戦するためには、失敗を許容する環境、いやむしろ、失敗を賞賛する環境が必要不可欠なんじゃないかと、僕は思う。
目標の未達成を責めたり、未達成の要因を個人に押し付けたり、新たな挑戦の失敗を責めたり呆れたりする環境では、誰も挑戦しなくなってしまうから。
大
千と千尋の神隠しから学ぶ、ピンチを乗り切る最大の武器とは?
こんにちは!
ドラマティック・マネジメントの森憲一です。
今日は「千と千尋の神隠し」!
宮崎駿です!
日本歴代興行収入ランキング、ダントツの1位です!
観客動員数は2350万人!!!
スゴい映画ですねー。
僕も大好きな映画で、多分30回以上は観たと思います。
そして、何度観ても泣ける!
主人公の千尋が、映画の中でどんどん成長していく。
ドジでグズだった千尋が、わずかな時間で、見違えるように成