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今日を生きるヒント001「いつものように幕が開く…」
①「いつものように幕が開く…」 「喝采」 吉田旺(作詞)中村泰士(作曲) 1970年8月にリリースされた、ちあきなおみの大ヒットソングです。 今日の「生き抜くヒント」は、 この昭和の名曲「喝采」からのインスパイアです! この曲は、歌詞を見ると分かるように、 「歌い手」を主人公にした唄です。 大切な人を亡くしてしまった歌い手。 悲しみに打ちひしがれていても、 それでも、いつものように幕は開き、 観客に唄を届けるという自分の日常は続いていく… そんな、歌い手の悲哀を歌った曲です。 ホント、名曲です。 でも、こういうことって、僕たちも同じなんじゃないかと思うわけです。 恋人と別れてしまっても、 愛する誰かを亡くしても、 それでも、毎日は続く。 日は上り、いつものように日常は始まる。 そしてまた、日は沈む。 そう、変わらない日常は続くわけです。 例え自分の目に映る景色が色褪せてしまったとしても、 それでも、いつものように「日常」という名の幕は開くのです。 でも、目に映る景色が色褪せる、そんな経験を重ねて生きることで、 人生は深みが増し、燻され、成熟するのだと思います。 だから、哀しみは自分を癒してはくれないけれど、 円熟し、深みを増した人は、 誰かの心を癒すことは、できるのかもしれない。 …なんて、そんな風に思ったわけです。 ま、そう簡単にはいかないかもしれないけど…😅