#コラム
【エッセイ】情熱の疑問
僕はこどものころよく親に「ねぇ、なんで?」と疑問に思ったことはとにかく尋ねてばかりいた。
なぜ空は青いのか。なぜこどもが生まれるのか。
とるにたらないことから答えに困ることまでなんでも「なぜ?なに?」と質問ばかりしていた。
親からすればとても面倒臭いこどもだったろう。
三つ子の魂百まで。
その名残りをひきずって今も生きていることは自覚している。
ただ人に聞かなくなっただけで常に悶々と自分の中で「な
【コラムエッセイ】会食恐怖症の着眼点
私は会食恐怖症(かもしれない)。
うーん、だったかもしれない。
いや、今もそうかもしれない。
はっきりしない書き出しで申し訳ない。
というのも【会食恐怖症】について書くのはこれがはじめてなのだが、はっきりしないのはそもそも私を会食恐怖症にあてはめて(枠に囲んで)いいのか正直わからない(自信がない)からだ。
この会食恐怖症という言葉を知ったのもぼんやりとした過去の記憶で、あえて深堀りせずきたく
【コラム】妻夫木聡に吉永小百合を重ねたあの頃
妻夫木聡は平成の植木等だと天才脚本家の三谷幸喜氏が言っていた。
妙に腑に落ちた記憶がある。
こんな名言、ナンシー関しか生み出せないはずなのに。
そう、私は今も、そしてこれからもナンシー関を追いかけていくのだろう。
ナンシー関はテレビの向こう側の人(俳優、芸人、文化人問わず)はテレビの画面に映ったままの姿しか受け止めなくていいといった考えを持っていた。
「実はこの人ああ見えて本当は良い人なんだっ