本のタイトル『球形の音速機』を検索すると出てくる『球形の荒野』松本清張のところでうっかり調べてしまい一瞬思う 「えっ…Nobさん生きてんの…!?」 「…みんなの心の中でな…」 まで練られている完璧なストーリー。 全員音速機です。 『球形の音速機』下田信夫著(廣済堂出版)
闇に葬られている真実に目を向けて、社会に本当の事を伝えて、審判を仰ぐ。私は書かねばならない。国の権力が人の心を犯し、戦争が人間でないものを作る。社会の状況が変わり、僕達の存在すら忘れられるなら、このまま黙っている訳にはいかなかったのだ。私が描く事は肌で感じた彼らの心情なのである。