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ノンフィクションです。飛ぶものが好きです。飛行機の音で機種を当てるというのに挑戦してい…

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ノンフィクションです。飛ぶものが好きです。飛行機の音で機種を当てるというのに挑戦しています。曲技大好き園芸家。天気が良いと喜びます。読み方はTAC(タック)ネームエスエスでよいと思います。がっ…がんばります。 https://x.com/tacdouble_es

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  • 連作『王様の耳はロバの耳』

    The ノンフィクション

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はじめに Nobさんのこと

はじめまして。SSと申します。 ヒコーキが好きで航空自衛隊入間(いるま)基地の航空祭をいつも楽しみにしています。私はあまりカメラで撮らずに見ている変わり者なのですが、周りの皆さんのカッコイイヒコーキ写真や動画をSNSでチェックするのを楽しみに日々過ごしています。 ここ数年コロナ禍がありオリンピックがあり能登半島地震があり…しばらく諸事情も重なりやや非日常な感がありましたが、今年の11月の航空祭は久しぶりの通常開催でのお祭りになりそうですね。祈念!秋の青空!楽しみにしており

    • chapter1. ジャックと豆の木

      Nobさんと彫刻家先生と横浜の彫刻について 今回はGoogleマップのストリートビューでグリグリしながら皆でアート鑑賞しましょう。↑リンク、作品前に行けます。 Nobさんこと下田信夫画伯と彫刻家最上嘉之先生と横浜みなとみらいの彫刻について書きました。(マガジンに入れていきますね) ノンフィクションです。 筆者が学生時代に少々やらかした件から始まるお話です…。アートと航空の間に挟まれた、いち大学生の視点をお楽しみください。 周囲各方面から「どういう訳よ」と説明を求められ

      • 「マザーグース」の絵本にいるハートのクイーンが「不思議の国のアリス」にも登場する。マザーグースが先なのかな。女王はタルトを作っている。 いやいや、これを私に渡そうとした大人たちよ。ハイセンス過ぎやしませんか?

        • 六月の冬服整備員と白い手袋 ✈ある日のブルーインパルス

          ノンフィクションです。 子供の頃の航空祭のお話です。 (こうくうさい、空自基地の基地祭をこう呼びます。ブルーインパルスの飛行があったりします。) 5歳の時出会った、6月の航空祭で一人だけ冬制服を着た自衛官。その人を私は大人になった今も捜している、というお話です。 この一遍で読み切りとして書きましたが、前回の「鉛筆の◯とフォン・ブラウン博士の訃報」の前日譚でもあります。 そして今回のお話は、T-2ブルーインパルス創成期の知られざる秘話でもあります。もう引退した飛行機の時代の

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        はじめに Nobさんのこと

        • chapter1. ジャックと豆の木

        • 「マザーグース」の絵本にいるハートのクイーンが「不思議の国のアリス」にも登場する。マザーグースが先なのかな。女王はタルトを作っている。 いやいや、これを私に渡そうとした大人たちよ。ハイセンス過ぎやしませんか?

        • 六月の冬服整備員と白い手袋 ✈ある日のブルーインパルス

        マガジン

        • 連作『王様の耳はロバの耳』
          4本

        記事

          思いのほか執筆に時間を食っている。原因はこの部分。ちょ〜 1982年6月にそのブルーパイロットが言っていたRIATに行きたい理由は以下の通り。 ・まず俺はレッドアローズ(英)を見たい ・RIATならサンダーバーズ(米)も来るので両方見られる ・ブルーエンジェルズ(米)は遠征し

          思いのほか執筆に時間を食っている。原因はこの部分。ちょ〜 1982年6月にそのブルーパイロットが言っていたRIATに行きたい理由は以下の通り。 ・まず俺はレッドアローズ(英)を見たい ・RIATならサンダーバーズ(米)も来るので両方見られる ・ブルーエンジェルズ(米)は遠征し

          絵本、らくだ出版の第1刷がさらりとネットで手に入りました。 後に単行本化された講談社のものの方が手に入りやすいのだが「チガウの!ソウジャナイの!私最初のが欲しいの。」と思っていた1冊。ビバインターネット。

          絵本、らくだ出版の第1刷がさらりとネットで手に入りました。 後に単行本化された講談社のものの方が手に入りやすいのだが「チガウの!ソウジャナイの!私最初のが欲しいの。」と思っていた1冊。ビバインターネット。

          Nobさんは「焦って◯っていうか三角みたいになっちゃったよ〜国立国会図書館の方はね、やる隙なかった!マイクロフィルムね」「筆跡鑑定して額に飾ってくれたりしないかな〜」などと言っていた。 小倉と箱崎のこれと同じ縮刷版のは「おじさん」の本物である。他紙のは追随者による偽物。

          Nobさんは「焦って◯っていうか三角みたいになっちゃったよ〜国立国会図書館の方はね、やる隙なかった!マイクロフィルムね」「筆跡鑑定して額に飾ってくれたりしないかな〜」などと言っていた。 小倉と箱崎のこれと同じ縮刷版のは「おじさん」の本物である。他紙のは追随者による偽物。

          鉛筆の◯とフォン・ブラウン博士の訃報

          ノンフィクションです。1982年後半〜現在のお話です。探しているのは1977年6月のものなのですが。私はとある新聞記事を探しています、というお話です。 私は地方で育ち高校卒業後上京しています。 途中1992年頃のNobさんと石坂さんが登場します。 * prologue. 鉛筆の◯とフォン・ブラウン博士の訃報 とある場所のとある図書館のとある新聞縮刷版のとあるページに、鉛筆で付けた小さな◯がある。 誰にもわからないようにそれは、私にだけ「それでいい。それで合ってる。」と教える

          鉛筆の◯とフォン・ブラウン博士の訃報