向後千春

早稲田大学人間科学学術院教授(2025年3月退職予定)。博士(教育学)(東京学芸大学)…

向後千春

早稲田大学人間科学学術院教授(2025年3月退職予定)。博士(教育学)(東京学芸大学)。専門は、教育工学、教育心理学、インストラクショナルデザイン、アドラー心理学。

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向後千春のnoteサイトにようこそ! 私は2017年からnoteでマガジンで記事を書き続けています。そのマガジンもたくさんになりましたので、このページでご案内したいと思います。また、メンバーシップもやっていますので、そのご案内もあわせてどうぞ。 マガジン「ちはるのファーストコンタクト」は2017年4月から書き続けているマガジンです。毎週月曜と金曜にブログを書いています。それ以外の曜日では、過去記事の切り抜き、質問受け付け、本の紹介、雑談などを書いています。月額500円となっ

    • 【アンケート調査】(11)回帰分析によって複雑な現象を切り取る

      前回は2つの変数の関係を見るために、散布図を作りました。散布図の全体的なプロットを見ると、2つの変数の関係が読み取れます。もしプロットが右上がりになっていれば、1つの変数が大きくなるにつれてもう1つの変数も大きくなります。これを正の相関と呼びました。もしプロットが右下がりであれば負の相関です。 この相関の強さを数字で表すことができると便利です。相関の強さを表す数値が「相関係数」です。相関係数は、-1から0を通って+1までの値をとります。相関係数がマイナスのときは負の相関で、

      • 【ブログ】中野エクステンションで「アドラー心理学ゼミナール」がスタート

        2024年4月26日(金) 早稲田大学エスクテンションセンター中野校で、対面による「アドラー心理学ゼミナール」の初回があった。これから月1回のペースで土曜日に10:40から16:35の3コマで開くことになる。全4回。参加登録者は29人。実際の出席者は26人だった。 前回は2023年の9月に全2回で開いている。こう書いている。 前回は夏休み期間での開講で、今から考えると、再起動の助走のような位置づけだったのかもしれない。今回は、「ゼミナール」という新企画で、全4回で各3コ

        • 【本】杉浦真由美『医療者のための教える技術』:医療者だけでなく教えるヒントが満載

          2024年4月25日(木) 2021年8月24日 杉浦真由美『医療者のための教える技術:オンラインと対面のハイブリッド教育研修』(メディカ出版, 2021)には、私も表紙に推薦文を書かせていただきました。 この本はオンライン研修を含めて、研修をどのように設計し、どうのように実施すればいいのかということについてすべてのことが盛り込まれています。 私が考案したり、よく使っている「教える技術」の工夫が、より具体的に紹介されていますので、うれしいです。たとえば、次のようなトピ

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        • 【アンケート調査】(11)回帰分析によって複雑な現象を切り取る

        • 【ブログ】中野エクステンションで「アドラー心理学ゼミナール」がスタート

        • 【本】杉浦真由美『医療者のための教える技術』:医療者だけでなく教えるヒントが満載

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        • 教える技術オンライン研究会(OGOK 2023B)
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        • 【博士】博士号を持っている人すべてがくぐり抜けてきた道

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        • 【考え】自分の考えを文字にすることの意味

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        記事

          【質問】アドラーはフロイトの弟子だったか?

          2024年4月24日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 質問アドラーはフロイトの弟子だと書かれることがありますがそうなのですか? 回答実際は違います。これについては、アドラーが生きていた時からそのように書かれることがあったようです。アドラー自身はその誤解について死ぬまで怒っていたとのことです。 フロイトとアドラーが会ったのは1902年です。フロイトは「心理学水曜会」という研究会を主催しており、そこに新進気鋭のアドラーの出席を願い

          【質問】アドラーはフロイトの弟子だったか?

          【アドラー教科書】(2) アドラー自身の著作から理論の全体を探る

          2024年4月23日(火) 前回は、「アドラー心理学の本の構成からその特徴を知る」と題して、アドラー心理学の入門書の構成をいくつか示しながら、その特徴を捉えようとしました。 そのまとめとして次のように書きました。 では、アドラー自身の著作はどうなっているのでしょうか。アドラーの代表作と言っていい『生きるために大切なこと』(The Science of Living, 1928, 桜田直美訳, 2016, 方丈社)を見てみましょう。 第1章 生きることの科学 第2章 

          【アドラー教科書】(2) アドラー自身の著作から理論の全体を探る

          【考え】役に立たない研究ゼミについて考えている

          2024年4月22日(月) 「リスキリング」に違和感がある。「人生百年時代の生涯学習」にも違和感がある。「アンラーニング」にも違和感あり。なぜならこれらはみな消費的な学びにしかならないからだ。すぐに役に立つ知識や技能を学ぶことは消費的な学びだ。 外から与えられる単位、資格、履修証明(そして博士号!)はそれを得ることで何らかの満足や実利をもたらすという意味で実に消費的だ。違う点は、ただ金を支払うだけでなく、自分も少しは勉強する努力が必要であること。だけどそこで行われる「勉強

          【考え】役に立たない研究ゼミについて考えている

          6月合宿についてのお知らせ

          アドラーゼミの初めての合宿を次のように、6月29-30日静岡で企画しました。みなさまのご参加をお待ちしております。

          6月合宿についてのお知らせ

          【雑談】「課題の分離はアドラーの真髄」などという言説が消え去るように

          2024年4月21日(日) 日本アドラー心理学会の学会誌『アドレリアン』103号が届いた。この号には、私が書いた2つの記事が載っている。 資料論文:「課題の分離」の出自と変遷について チュートリアル:論文の書き方(3):何をどのように書くか 資料論文は、2023年の広島での総会で発表したものをまとめたもの。これで、もう「課題の分離はアドラーの真髄」などという言説が消え去ることを期待している。 チュートリアルの方は3回連載で、これにて完結。3回分まとめて、どこかで読め

          【雑談】「課題の分離はアドラーの真髄」などという言説が消え去るように

          【感想】アドラーゼミ(1)感情のしくみと目的

          第1回アドラーゼミ「感情のしくみと目的」の感想集です。便宜上、投稿順に番号を付けてあります。

          【感想】アドラーゼミ(1)感情のしくみと目的

          【アンケート調査】(10)量的なデータ分析:相関

          前回は、量的なデータを分析する最初のステップとして「比較する」ということを説明しました。平均や値は、比較することによってさまざまな推理や考察をすることができます。そのときに出てきた平均の違いについて、それが属性によるものなのか、それとも誤差なのかを判定することを「検定」と呼びます。

          【アンケート調査】(10)量的なデータ分析:相関

          【ブログ】北陸新幹線延伸記念で福井に遠征

          2024年4月19日(金) 北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸した記念で福井に遠征した。敦賀は去年行っているので。平日昼間のはくたかにしては9割席が埋まっていた。外国人も多い。この便は、えきねっとのトクだ値30%割引で取れた。金沢で8割方が降りて、やはり金沢以降の延伸区間はそれほどの乗客数でもなかった。

          【ブログ】北陸新幹線延伸記念で福井に遠征

          【本】ダン・レヴィ『ハーバード式Zoom授業入門:オンライン学習を効果的に支援するガイド』

          2024年4月18日(木) 2021年7月12日 Zoom授業が普通に行われるようになりました。大学授業だけでなく、学会の大会や研究会などでもZoomは大活躍です。Zoomは、初めての人でもとりあえず使えることが最大のメリットです。 この本はZoomで授業をする人のために、意味のある活性化されたZoom授業をするためにどうしたらいいかということを具体例満載で書いています。

          【本】ダン・レヴィ『ハーバード式Zoom授業入門:オンライン学習を効果的に支援するガイド』

          【質問】大家が晩年に書く奇妙な学術書/行動分析の学び方

          2024年4月10日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 質問その道の大家の先生が晩年に書く奇妙な学術書について質問した者です。楽しみとしての読書なら一ファンとして楽しめそうなのですが、新規の学習者としてそうした本に当たると、大家の書いたものだから安心!と思って自分もそのまま突っ走ってしまいそうです。その分野の研究者も大家を無碍にはできずに絶賛レビューを書いたりしていて、若手研究者がその学説を本気にして査読に通らない例などもあるようで

          【質問】大家が晩年に書く奇妙な学術書/行動分析の学び方

          【アドラー教科書】(1) アドラー心理学の本の構成からその特徴を知る

          2024年4月16日(火) アドラー心理学の教科書を書いていくときに解決しなければならない課題はその本の構成をどうするかということです。具体的には章立てをどうするかということです。章立てには、そのテーマ、つまりアドラー心理学の体系や理論を、どのように見ているか、そしてそれをどのように表現するかということが直接的に現れるからです。 そこで、今回はこれまでに出版されたアドラー心理学の入門書がどのような章立てになっていたかということを見ていきたいと思います。

          【アドラー教科書】(1) アドラー心理学の本の構成からその特徴を知る

          【考え】在野の独立研究者っぽくなってきた

          2024年4月15日(月) 教育心理学会(浜松, 9月14-16日)の原稿を書いて提出した。何度となく因子分析や重回帰分析をして、やっとまとまってきた。こういう作業をしていると心が集中して落ち着いてくる。やはりこういうことが好きなのだろう。

          【考え】在野の独立研究者っぽくなってきた