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カメダも今も相変わらずでしょうね?

「カメダも今も相変わらずでしょうね?」松本清張原作の砂の器の一説から

最初は、名前と思っていたが地名では?と言うことで出てきた内容です。
東北に”羽後亀田”と言う駅があり、その近くの亀田という地域があるのでは?と言うことから所轄の秋田県岩城署(この亀田駅の周辺の町名が当時は岩城町。現在は平成の大合併で由利本荘市になっています)に照会してもらったが、犯人らしき人を見た人はいなかった。
だが、なんら手掛かりの無い中でなんとか手掛かりを見つけようと東京から刑事が出張して行ったところです。
昭和49年(1974年)に主な出演:丹波哲郎、加藤剛、森田健作で映画化されています。
そのロケ地を今回巡ってみました。

羽後本荘駅から普通列車で3番目の駅です。電車ですが2両のワンマンカーです。


羽後亀田駅です。現在は1番線のみしか乗車では使っていません。


駅舎は古いです。


現在は無人駅になっています。


こちら側は有人駅の頃に窓口があったと思われます。


左側の傘のかかっていた場所はいかにも窓口だったのでは?と思われます。


駅前のまちあるきMAPです。どこにも砂の器でロケをやったことは書いてありません。
私は、ロケで使われた龍門寺、丸半旅館、旧亀田郵便局を訪ねることにしました。


駅から亀田の中心までは、右側が山、左側が田んぼが続きます。


歩くこと30分くらいで町並みに入ります。


龍門寺です。映画では刑事が休んだところです。
ここで、地元の人に会いお話をいろいろ聞くことができました。
今でも、ぽつりぽつりと砂の器のロケ地と言うことでお客さんが来るそうです。
先日も東京からバスで10人以上の方が来られたそうです。
映画で駅で背負子を担いだ人が降りてくるシーンがあり、役者でなく
地元の人がやって5、6回撮り直しをしたと言ってました。

ドラマでは朝日屋と言う旅館です。
実際は、丸半旅館です。地元の方の話では、今は潰れたという事を聞きました。
建物が壊れていなく見ることができました。
ドラマでは岩城警察署です。
実際は、旧郵便局です。
郵便局は現在は隣に新しい物ができていました。

最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は、当時映画ロケをした時に見た地元の方に話が聞けて有意義な旅でした。
駅から少々歩きますが、天気が良ければ苦になりません。
松本清張ファン、砂の器ファンの方は尋ねてみてください。

追記


駅の2番線は貨物列車の通過や特急いなほの通過に使用されています。


駅前の定期バスです。1日1本です。以前は、もう少し本数があったようです。


コミュニティバスに乗ると駅から亀田の街まで行けますが平日の運行のみです。
健康のために歩いて行きましょう。タクシー乗り場が無いです。


選挙の時に行ったので掲示板が立派で撮影しました。
秋田県産杉間伐材を使用しています。でした!


岩城町時代の看板があり撮影しました。海も近いのでそんなに冬は雪が積もらないと言ってました。

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